たくさん歩く(比叡山延暦寺・東塔)#362
前回からの続きです。
登仙台
大切なバイクを倒しちゃったおじいちゃんを助けたあと、車に乗り込み、また次の展望台に停車。さきほど見た琵琶湖もさらにちょっと遠くなりました。
そして、ここからはなんと京都が見える。
京都は最近、行けてませんね。
大阪市街って書いてあるけど、わからんて!🤣
そして、この展望台には県境と書かれた文字があります。
こういうのを見るとやりたくなる。
滋賀と京都を股にかける男。
足をクロスさせてみた。
足を攣りそうになりました。🤣
京都に行ったり、滋賀に行ったり。
この道路は歩いたり、自転車で走ったりしてはいけないんですね。へぇ~。
鎮魂塚
さて、この旅の目的の1つは世界遺産である比叡山延暦寺です。
さぁ、行くぞー!って勢いよく辿り着いたのですが。
駐車場はガラガラ。
売店は閉まっていました。
9時からの営業開始のようです。
まだ8時なので待たないといけない。くっ、さすが世界遺産。
何か気になるものはないかなと辺りを物色します。
これは焼き討ち犠牲者と信長をともに供養する鎮魂碑なんだって。
信長がやったことは酷いことだけど、僧が僧らしからぬことをしていたのもまた事実だから。みたいな願いを込めたものらしい。(Wikipediaより)
道路は歩けないから、駐車場から出ることもできません。
駐車場のふちを歩いていきます。
織田信長が焼き討ちをしたときに登ってきた道とかないのかなと探してみるも、道らしき道はない。
駐車場はまだ増えてない。
栄西禅師ご修行の地
比叡山にはご修行の地というのがたくさんあるようです。
歴史では平安時代末期、鎌倉時代と習ったような。
京都の建仁寺は行ったことないですね。
駐車場の片隅にあったこちらの場所。ヒマだから行ってみよう。
階段が、石の坂って感じで雨降ってたら滑るんじゃない?
ちょっと怖い。
ちょっと自分も修行している気分になれました。
一隅を照らそう
8時45分。
受付が開いて、ようやく比叡山延暦寺に入ることができました。
比叡山延暦寺は東塔地域、西塔地域、横川地域の3つに分かれています。
まずは東塔地域を回ります。ここが中心的存在ですね。
まずは東塔エリアで見るべきところはどこかな。
西塔、横川は歩いていけるわけじゃないらしい。
国宝が展示されている国宝殿は別料金なので、今回は止めておきました。
(2回目があるかは知らないけど)
登り坂には比叡山延暦寺を開いた伝教大師 最澄の人生について語る絵がありました。
弘法大師に真言密教を教えてくれって何度も催促するも袖にされたんですよね。
なんだこれ?
「一隅を照らそう」
最澄の言葉だそうです。
知らなかった。聞いたことはあるけど。
大講堂
こちらが大講堂というところ。
でも昭和31年に放火で燃えて、麓の坂本にあった建物をここに移築したものらしい。
大講堂でお参りしたあとは、こちらの建物で・・・。
鐘を突かせていただきました。
一打50円だそうです。中途半端な!って思ったけど100円じゃなくてうれしい。
根本中堂
鐘を突いたあとは、根本中堂という国宝があるところを目指して歩きます。
坂を降りた先にあるのですが・・・おや?
歴史で学んだ何人かの僧がいますね。さすが比叡山延暦寺。
見どころをしっかりと眺めておこう。
建物が覆われていて工事が令和9年まで続くそうです。
お寺の中は撮影できませんが、貴重な屋根の修理部分とかは撮影OK。
今しか見られない光景ですからね。
でも、中で団体さんに向けてのありがたい説明を自分も一緒になって聞いていました。
最澄が灯して1200年絶やすことなく、灯し続けている「不滅の法灯」と呼ばれる灯火は当番を決めたりせずにみんなが気にかけて油を足したりしているんだとか。
自分だったら、誰かがやるだろうから自分はやらなくてもいいかなってなりそうなのに。
根本中堂のあとは文殊楼という建物を見ました。
東塔
今度はさきほど突いた鐘の横を通り過ぎて・・・。
こちらが戒壇院。
きっつい坂を登って・・・
坂と階段だらけ。炎天下。汗だくだくです。
こちらが阿弥陀堂。
ちなみにお寺の中はどこも撮影禁止ですね。
そして隣にあるのが東塔ですね。
塔っていうから大きいのかなと思っていたけどそうでもなかった。
まぁ、これで比叡山の半分ぐらい大事なところは見たんでしょうかね?😊
満足しました。
続く
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