引き継ぎが楽しい
今の仕事を辞めるので、今は仕事を引き継いでいる最中です。
あまり多くは書かないようにしますが、感じたことを少々書いてみます。
記録に残すこと
基本的に自分の行ってきた作業はRedmineというチケット管理システム(タスク管理)に記録として残しています。
なお、Redmineは自分が会社に働きかけて導入し、社員に使ってもらえるようにルールを決めて運用してきたものです。
自分が率先して導入したものなので、自分が利用しないはずがなく、作業記録として残しているのでこれを見ればおおよそ作業内容が分かるようにしています。
とは言え、膨大なチケット数になっているので、それを読んで作業を探すのは少し困難があります。
他にもExcelやPowerPointなどのファイルで作成しているので、それらも活用しつつRedmineのWikiからファイルへの誘導も意識します。
改めて自分でも同じような作業を行ってみて、不足しているものがあれば各所に追記したり、新たに新しいファイルやWikiとしてまとめ直して説明しています。
一緒に操作してみる
資料を作ったから
「はい、読んでおいて!」
なんてことはしません。
できる限り、一緒にやってみます。なるべく若いメンバーだけでなく、上の人間も巻き込んで伝えます。
自分では理解しているので、躓かなかったことも他の人にとっては躓く箇所があり、全員で
「そこ間違えてるよw」「昨日間違えたからもう覚えたでしょ?」
なんてやり取りをしました。
社内ではあまりLinuxを使ってる人が少ないので、若手は教わることに若干、戸惑いつつも興味を持って聞いてくれます。若手はね・・・。
右クリックメニューを活用する
人のパソコンで作業をする時に特に自分が気になったのは、テキストファイルを開く時にメモ帳で開くことになる人。
エンジニアが参照するファイルはメモ帳では問題になることが多いのです。
システムエンジニアだったら右クリックメニューで
「SAKURAで開く」とか「Codeで開く」とかのテキストエディタで開くメニューは追加しておいて欲しいなぁって思います。
あとファイル名拡張子を表示することも当たり前にしておいて欲しい。
普通の開発者だったらやっていることなのですが、必ずしも意識高くない社員ばかりだとあまりそこまで考えてないんだなって思うことがよくあります。(意識高すぎにはついていけないのですごいとは思うけど付き合いにくかったりけど、意識が低いのも結構な問題だ)
もちろん自分も工夫が足りてないとかあるかも知れないので、そういうことは気軽に教えあって、共有するべきかなと思っています。
伝えることについて
自分自身では大した知識を持っていないって重々承知しています。
でも、そこにすらたどり着いていない人がいることも認識しています。
技術を伝えていくことは大事なこと。
教える側としては、「そんな時間はない」とか、「教えてしまうと自分の仕事がなくなる」とかを考えてはいけない。
会社としても、日々伝わっているのか?は真剣に考えなければならない
そのために関わる人を適度にミックスして伝わっているかどうか、確認し直す作業を行ってみてはどうでしょうか?
少なくとも自分は今、引き継ぎをしていて、伝えられたことが実感できていて楽しいと思っています。
それがどういう意味か?は伝わるでしょうか?
終わり