全農(JA全農)は何してる
今、茶園の酸性土壌改良の段取りをしています。
茶園は半端ない酸性なので、多量の土壌改良剤が必要です。その資材は「苦土石灰」。
私は各社から見積もりをとって競合させる、というのは心情的に、あまりしたことがありません。
今回は、量が量(1800袋)故、またこれからの育成のことを考えると、シビアにやらないとと思い、各社から見積もりを取りました。
定価、交渉後の順です。(税込)
K茶農協 545 545
Kメリ 598 558
Nリュウ 590 572
JA 730 680
JAがあまりに突出しているのにビックリしました。苦土石灰は商品にあまり差はありません。
他社の価格を示し再度交渉の結果、ほぼ同じ位になったので、JAに注文しました。
購買の主任や資材課長の骨折りに感謝しています。
一般流通との乖離に愕然とするばかりです。
JA全農は、そのボリュームの大きさ故、価格は優位に立てるはずです。
JA全農の肥料事業に「安定供給と価格の抑制に努めています」と書いてある。
今回の件に限らず、お茶の肥料も高いことは、生産者は誰も知っていることです。そして黙って他社から取っているだけの事です。
この価格差が、各農協の上の組織(全農・全中その他)の職員を養っていると考えずにはいられません。
私達には、昔は必要だったかも知れませんが、今その働きは見えません。
その上部組織は必要なのでしょうか?
組織の上にあぐらをかいているのではないでしょうか?
この具体的な数字を前に、しっかり反論してもらいたい気持ちです。