再生編初週クリアできなかったヒカセンが煉獄編初週クリアを達成する話
これはあくまでも備忘録です。
熱く、そして夢中になれるきっかけをくれた固定メンバーに感謝。
パッチ5.4: 再生編
再生編初週クリアできなかった時の話
MT「俺たちはこの結果を受け入れるしかないと思う」
リーダーのMTからそう言われて、私は画面に映る4層前半のボスを見ながらとても悔しい気持ちでいっぱいだった。
自分の全身全霊、全力をかけて挑んだ再生編初週攻略は失敗し、火曜午前3時の深夜に私は大声で泣きわめいた。
1層では茨処理がうまくいかず時間がかかった。2層は判定の難しいオーブ処理に悩まされ、メンバー同士の衝突もあった。3層もDPSチェックが厳しくて一瞬のミスも許されなかった。4層はDDを安定させるまで時間がかかった上に後半のライオンもきつく、なかなかノーミスで通せなかった。
今振り返ると、FF14の零式に詳しい人からすれば「再生編は最近のFF14のレイドにしては結構難しかったなあ」と言う人は多い。事実、4層のDPSチェックはかなりきつかった上に、シビアな散開を要求される前半のライオンフェーズは初週攻略PTのストッパーとして立ちはだかった。今でこそライオンTTakito、後半TPSなど最適解が出回っているが、ライオン縦処理や火力を捨てて全て外周に捨てるやり方など、難易度の高い方法をやらざるを得なかった。
とはいっても、そういった難易度は私にとって何も関係がなかった。難しかろうが簡単だろうが、「初週で再生編をクリアする」という目標を達成できなかったことに何も変わりはなかった。
とにかく悔しかった。それ以上にPTメンバーに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。自分の未熟さで足を引っ張った心当たりはとてもあった。私はナイトでSTを担当していたが、もっと最適なスキル回し、バフ回しを早く組んだり、アドリブでヒラのフォローをしてワイプ回を減らしたり出来たんじゃないか? 単純にもっとギミック処理のミスを減らせたんじゃないか? と後から悶々と悩むことがたくさんあった。
再生編固定は2週目クリアとなり、消化が終わった後円満解散となった。円満とは言ったが、各メンバーは次の固定を探してバラバラに散ることとなった。少し経ってから、リーダーのMTと今後の話をした。
MT「すまん、次はヤノさんとじゃなくて、別の人と固定を組むことにしたわ。前は一緒にやろうって言ってたけど、ごめんね」
「ヤノパイ」という私のFF14での名前、いつもは気軽に呼んでくれるリーダーのMTが、次の固定は別だと私に告げるときの声はとてもよそよそしかったことを覚えている。
数ヶ月後
それから数ヶ月ぐらいが過ぎた。次の零式はどうしようか、と考え始める時期になり、いつも零式を一緒に行っているD4召喚と話していた。
D4「とりあえずロドストで固定参加希望の記事でも出してみる?次は2週目クリア目標とかでもいいかもね」
そうだなあ、と言いながらあまりやる気の無さそうな記事を作って、ロドストにアップしていた最中だった。
D4「ヤノさん、うちのFCハウスに何故かMTがいるんだけどw」
え? 今まで全然来たことないのになんだなんだ・・・。急いでハウステレポで家に向かうと、ちょうど実装されたギター演奏を使ってジャカジャカ弾いてるMTが立っていた。
MT「久しぶり~」
私「急にどうしたの」
MT「いやギター弾けるようになったから聞かせに来た」
私「そうかあ」
MT「次の零式一緒にやんない?」
私「は!?」
意味不明すぎて、本当には!? と声が出ていたしチャットでもは!? と書いた。一緒にやらんって言ったのはそっちやないかい。
ちゃんと話を聞くと、MTが次に一緒に組もうとしていた人たちがいたものの、練習段階でコミュニケーションの折り合いがうまくつかなかったらしい。さらに5.5では絶が実装されないことになったため、ちょっと一旦別固定でやろうという話になったらしい。なるほど。
MT「俺はヤノとD4のペースに合わせるよ。初週でも2週目でも1ヶ月でも、楽しくやれれば別になんだっていいや」
MTからそう言われた時、リーダーのMTから再生編の固定に誘われた時のことを思い出した。
MT『共鳴編は絶が来ないから2週目目標でゆるゆるやったんだけど、再生編は絶対初週クリアしたいんだよな』
私『そうなんすか~』
MT『ヤノも一緒にやろうよ、初週クリア固定。お前が本気出せば絶対いけるって俺は思うよ』
私『え、マジすか? 自分はMTさんと一緒に出来るなら初週でも2週目でも1ヶ月でも何でもいいですよ。それこそ初週ならマジで本気出して頑張ります』
なんか、同じことを言っていた記憶がある。それに絶対初週クリアを目指すと言っていたのに、それに貢献できなかった悔しさも思い出した。ギターを持っているMTに私はすぐさま返事をした。
私「次の零式、一緒にやりましょう。初週で! リベンジです!」
MT「よし! 決まりだな! じゃあリーダーよろしく」
私「え?」
パッチ5.5: 辺獄編準備
"強い固定"を作る
自分の過去のレイド歴を思い返す。アルファ4層でFCメンバーと緩和前クリア、覚醒編はFCメンバーと緩く2ヶ月クリア、共鳴編はロドストで募集をかけて1ヶ月クリア。覚醒編と共鳴編はリーダーをやっていたため、固定のリーダーは何をしなければならないかの要領はつかんでいる。
今までと違うのは、零式初週クリアできる固定作りをしなければならない。ここにかなり頭を悩ませた。
とにかく初週クリア経験のあるフレンドから話を聞きまくって、初週クリアする固定に何が必要なのかを考えた。この辺りの知見はいろいろな固定の成功体験、あるいは失敗談として各所で共有されていることも多く、たくさんの情報を集めることができた。
有益な情報は手当たり次第に調べた。最終的にはチームビルディングに関するビジネス書を読んでいた。読んだ本の中でこれは特に参考になった。あとはビジネス研修でやったDiSCとか。
たかがゲームだが、こっちは仕事と同じぐらい本気でやっているのだから参考にはなるはず。それにFF14は8人が別々のロールを担当しているため、チームで仕事をする場面と状況が重なる場合だってあるはず。実際、ビジネス書から学べることはたくさんあった。リーダーとして振る舞いよりも、チームの一員としての振る舞い方を学ぶことができた。
情報収集した結果、私はまずは固定の方針となるコンセプトを作るべきだと考えた。
コンセプトによって、この固定のwhy(なぜこの固定を作るのか)をはっきりとさせる
コンセプトから目標であるwhat(この固定では何を目指すのか)を作り、whyと区別する
固定を作る時には、この辺りを整理した。
私の固定では【とにかく楽しく遊ぶ!】というコンセプトを掲げた。MTも言っていた通り、この固定の最初は一緒に遊びたいと思える人同士で集まった固定なのだから、最終的な結果はどうなろうと楽しく遊べることが一番だ。固定が終わった後に「楽しかった!」と思える固定作りを目指そうと明文化した。口頭で言うだけでは説明が難しいと思い、資料化しながら整理するようにした。
このコンセプトから、2つの目標を掲げた。
零式初週クリアを目指す
自分たちにとっては高い目標を掲げて、それを全力で挑戦することでクリアしたときの最高の達成感を味わうこと。それこそがこの零式を楽しく遊ぶことだと位置づけた。
あくまでもクリアすることがこの固定の目的ではない。クリアする過程を全力で楽しむことがこの固定の目的だと。そのための目標が初週クリアだと取り決めた。
零式以外でもメンバーで遊ぶ
固定で集まったときに楽しく遊べる雰囲気を作るためには、まずお互いのことを知る必要がある。コミュニケーションの時間を増やすためにも、固定以外でも遊ぶ時間を作りたいと考えた。別にFF14だけではなくて、別ゲーでもなんでもいい。とにかく共有する時間を増やすことを心がけた。
作ったコンセプトとは別に、再生編の反省点を忘れないように反映させる必要があった。これらはできるだけコンセプトとつなげるようにしたが、出来ない場合は攻略するときのルールや決めごととして紐づけるようにした。
特に意識したのは以下の通り。
再生編は本来平日21-24時の固定だったが、毎日27時までで活動していた。そのため前日の疲れを引きずっているメンバーが多く、特に深夜は集中力を欠いたミスが散見された。
辺獄編は平日の活動時間は21-24時で必ず切ることを約束として、延長するにしても1時間程度という約束を必ず取り付けた。
再生編ではギミックの予習をしてきても、攻略中に認識違いが多発していた。初週はまとまった情報が少ないため、個人個人の解釈でギミック処理を行った結果、練習にならないことが多かった。
辺獄編ではメンバーが集合してから30分程度時間を取り、予習してきたギミックの再確認をメンバー全員で行うとした。細かい所が理解できていなかったり、予習してきたけどわからなかったところはこの時間を使って整理することにした。
その他、細かいルール整備などは固定を運用する中で作っていったが、大きな枠組みを作ることはできた。これを基にメンバー募集を行った。
あと、自分が作る固定にもしみんなが帰属意識を持ってくれたらとても嬉しいなとぼんやり思っていた。これは押しつけるものではなくあくまでも希望だったので、少しでもきっかけがあればいいなと思い、固定名を付けることにした。そういえば再生編の固定名は「CPP」だった。
私『CPPって何の略なの?』
MT『キャリーぽよぽよ FPSとかで強い奴って味方をキャリーできるじゃん? そのキャリー』
私『へ~』
昔、そんなことを前のリーダーのMTと喋った記憶がある。じゃあ今回の固定名は「YPP」でええか。私の名前「ヤノパイ」からとって「ヤノパイパイ」ってことにしよう。タオパイパイとかドラ○ンボールにいるし、別に下ネタじゃないし。略してたら誰もわからんしな。
"強いプレイヤー"になる
FF14の固定リーダーは一般的な仕事のチームリーダーと少し違い、管理業務はほとんど無い。当然ながら他7人に負けないぐらい強いプレイヤーであることの方が重要である。
初週攻略を目指せるメンバーを集めるには、まず自分が初週攻略できるレベルまで高めないと話が始まらない。再生編で初週クリアできなかったのだから、客観的に見ても自分は零式初週クリアできるレベルのプレイスキルを現状持ち合わせてないことはわかっていた。
FF14のレイドの仕組み上、零式攻略の練習をする方法は少ない。攻略期に必要なのは限られた時間の中で初見ギミックをすぐさま覚え、その中でスキル回しを出来るだけ早く構築して安定させる。現状公開されているコンテンツに行ったところで知ってるギミックしか来ないし、回したことがあるスキル回しを繰り返すだけになるため、攻略期の再現はかなり難しい。
そのため、FF14で手っ取り早くプレイスキルを磨くために火力詰めに行く人が多い。火力詰めを行った結果、FFlogsで良い色が出たとか出なかったとかは結果論であり、火力を上げるためにどうすればよいか? どうやってギミックを最小限の動きで処理してスキル回しのロスを減らすか? を考えるプロセスがプレイスキルの向上につながる。火力詰めは上手くてスキル回しが完璧な人がやるものではなく、FF14のレイドが上手くないと自覚していて、もっと上手くなりたいと思う人がやるものだと私は思う。なので、私はひたすらナイトのスキル回しを研究した。
再生編のナギ節の時もひたすら零式に行ってスキル回しの練習をしていた。その頃から再生編2週目クリアということもあり、零式早期攻略の常連のような人たちと繋がる機会が増えた。上手い人たちの知識や考え方のプロセスを黙々と聞いて、とにかく知識を増やそうと心掛けた。
そういった姿勢を心掛けていたからか、過去のレイドをILギリギリに調整して再攻略しようという会にも参加させてもらうことができた。ひたすらナイトの練習をしていたが、6.0の調整次第でタンク間の力関係がガラッと変わる可能性があるため、その時辺りからガンブレにも着替えられるように練習していた。
各々が練習したいジョブ・ロールで真剣に過去レイドを遊ぶため、練習会が終わってからも深夜遅くまでFF14談義が終わらなかった。その会に残っていろんな話を聞いたり、自分が再生編のリベンジを次の零式でしたいと思っていることも聞いてもらえて、応援してもらえた。とても環境に恵まれたと感謝している。
この辺りぐらいから、最適な軽減回しを考えるためのプロセスや、複数ジョブを触ることによるコンテンツ相性についての知識が身についてきた。時間はかかったが、再生編を攻略していたころよりもかなり知識がついてきたし、FFlogsの読み方もだいぶわかってきた。色はあくまでも相対的な結果論であって、戦闘中に起こった全ての出来事がデジタルなタイムスタンプとアナログなリプレイの両方ともで残っており、予習復習には欠かせない情報源だと理解できるようになった。
メンバーを集める
個人練と並行しながら、前回の再生編から継続のMT、H1、D4をベースに固定メンバーを集める段階に入った。MTとH1が是非誘いたいとかねてから言っていたD2をメンバーを引き入れ、零式の再攻略の練習会で一緒になり気が合ったH2をメンバーに引き入れた。ロドスト日記にも募集を出しており、それを見てきてくれたD1を引き入れた。
他にも様々な人から応募があったが、色々な理由で断らざるを得ない人もたくさんいた。決して応募してきた人が全て悪いわけではない。みんな上手い人だった。だが、私の判断で、現在決まっているメンバーとのコミュニケーションに折り合いがつかなさそうだと判断した人には仕方なくお断りを入れるしかなかった。お断りの文言を伝えると、少し怒りに似たような感情をぶつけられることもあり、陳謝した記憶もある。
このゲームは8人ぴったりでしかも各ロールで1枠であることが多いため、先に枠が埋まってしまい引き入れられなかった人もたくさんいた。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。今でも応募に来ていただいた方々の名前は忘れていないし、少しでも私の固定に興味を持ってくれて本当にありがたい気持ちでいっぱいだった。
いろいろな応募が来たが、パッチ6.0の実装1ヶ月前になってもD3が決まらなかった。そのギリギリの中で1件、応募があった。
ロドスト日記から応募してくれた人だが、今まで早期で攻略した経験もなければ、FFlogsの中身を見ると基本のスキル回しや軽減系のスキル回しも甘く、正直初週で詰め切れる人か判断できない結果しかログに残っていない人だった。
現状ではお断りするしかないと考えていたが、やり取りする中でこちらからのスキル回しに対する指摘や改善要求を真摯に受け止め、数日の間に改善した結果をログとして提出してくれた。実際に数字も伸びており、軽減バフ回しもこれでもかと気合で回していた部分が読み取れた。これだけのやる気と伸び代を見せてくれた人は他にいないと感じ、最後のメンバーとして引き入れることにした。辺獄編への準備が整った瞬間であった。
あとは零式実装日までに練習会をコンスタントに設けて、過去のレイドをやったりノーマルでバースト合わせの練習をしたりと、メンバー間でのコミュニケーションが増える機会を、各メンバーに負担がかからないように気を付けながら出来るだけ作った。
リーダーとしても、プレイヤーとしても、出来ることは全てやった。あとはメンバーを信頼して、自分ができることをやり切るしかない。そう祈りながら辺獄編実装日を迎えた。
パッチ6.0: 辺獄編本番
辺獄編の結果を端的に書くと、4層後半を日曜日の夕方にクリアできた。3層を木曜日にクリアして、金曜日から4層前半練習に入れる進捗で進めることができた。ギミックの認識違いがあったりすれ違いが発生したりは少なかったし、実際に起きることがあればリーダーの自分が間に入って情報の交通整理をして攻略に集中することができた。1日、また1日と攻略が進む中で、チームとしての結束を感じる瞬間が何回もあった。強い固定が出来上がる瞬間を目の当たりにして、私はゾクゾクしていた。
各メンバーが自分の出来る仕事は確実にこなし、まだ定着していない所や苦手な部分がある所は出来る人がコールやキャラコンでフォローしていた。無論、それは今回早期攻略が初めてのD3も例外ではなかった。ミスでギミックが成立しなくなるところを、D3のみが大ダメージを受けるようにカバーに入ってくれてPT全体をワイプさせずに練習を続行できることもあったし、誰よりも早く定着したギミックは率先してコールしてくれた。
一緒に練習した甲斐もあってか、火力チェックも不安は無かった。
4層後半、「終幕」のギミック。1人ずつ順番に範囲ダメージが降ってきて、その順番に塔踏みを行うギミックがあった。みんなコールはしていたが、自分の番号がわからなくなってしまいワイプする場面があった。
私「じゃあ、全員が全部数えるんじゃなくて、自分が着弾した番号だけをコールしよう。全員がそれをやれば、1番から8番まで全部の番号がVCで聞こえることになる」
D2「うわ、いいなそれ。PT全員でコールするから成立するんでしょ?めっちゃエモいな」
D4「いやわかるわ」
確かに、もしかすると他の人から見ればちょっと変わったコールかもしれない。でも全員が全員、自分に渡された役割を必ずこなしてくれる人たちだとわかっているからこその提案だった。誰一人と異を唱える人はいなかった。
「1」「2!」「3」「4~」「5!」「6」「7」「8!」
各自、思い思いの声色でコールする。一から積み上げたチームが完成した瞬間だった。
クリアの瞬間、再生編のリベンジを果たせた達成感と、最高のメンバーに囲まれた嬉しさで、涙が止まらなかった。
MT「おいwヤノ泣いてんのか! 聞かしてくれよ今の気持ちを!」
私「う゛う゛う゛最高でぇ~す!!」
パッチ6.1: 煉獄編準備
更に広がるフレンドの輪
無事辺獄編初週クリアの肩書を手に入れて、消化まで円満に終わらすことができた。絶竜詩戦争は別の固定でやるメンバーやスケジュールの都合が合わなかったメンバーもいたので、私は都合がつくメンバーと一緒にクリアした。
その前後で、個人練のようなものは欠かさなかった。D1の誘いで辺獄編零式の詰め固定に参加して、暁月版ナイトの火力と軽減回しを詰め切って、どこに出しても恥ずかしくないナイトに仕上げた。ここでも毎日零式で遊んでいると早期攻略をしていた色んな人たちと交流することができ、色んな人プレイスタイルの人とフレンドになれて、さらに視野が広がった。
特に、4層前半の線毒ギミックで私たちの固定がやっていた処理法が「YPP式」と紹介されていたため、「あ~、あのYPPの人!」と最初から打ち解けやすかったこともあった。
余談だが、線毒YPPはH2が処理の草案を持ち込み、MTがそこに工夫ポイントを加えて完成した処理法だった。その場で私は「なんで線つながった人じゃない方が処理すんの? え?」と言いながらラジコンされていた。バカ。
煉獄編に向けた固定作り
絶竜詩戦争を無事に平定し、そろそろ次の固定を作らなければ、という頃になった。辺獄編での固定作りが上手くいったということもあり、次に控える煉獄編も同じメンバーで同じ雰囲気で行きたいと考えていた。
ただ、次の煉獄編にはいくつか問題があった。
H2「次の煉獄編は間違いなく難しくなるから、初週を目指すならその覚悟はしといたほうがいいね」
辺獄編の打ち上げ中、H2とメキシコビールを一緒に飲みながら、そう会話したことを覚えている。そう、辺獄編はギミック密度、火力チェック、どれをとっても易しかったのだ。その証拠に、私達の固定でさえ日曜の夜と月曜の夜の活動を残して辺獄編はクリアしている。早期常連組の中では土曜日にクリアしていた人もいた。これはFF14の運営も、大型パッチが当たって最初のレイドは易しめに作っていると公言していることもあり、納得できる。
加えて、H1が仕事と固定活動の狭間で過労寸前までいっている状態だったため、煉獄編からは抜けることになった。再生編からずっと一緒にやってきたこともあり、出来れば引き留めたい気持ちでいっぱいだったが、逆に今まで無理をさせていたことを考えるとそれはできなかった。
ギミックや火力チェックの難化、前回のメンバー全員が引き継ぎ出ない点、これらの不安要素は一人で抱えているだけではダメだと考えた。この不安を解消できるような方針やルールに落とし込むことで、再び強い固定を作ろうと考えた。
私はまず固定の企画書のようなものを作った。私がこの固定をどう作りたいか、辺獄編と比べてどのように変えていきたいか、を明文化して各メンバーに読んでもらった。
固定の基本コンセプトは大きく変えないが、新しく必要なものを取り入れていかなければ煉獄編は勝てないと考えていた。そのコンセプトを抽象化して、私は「新生YPP」と呼んでいた。
変更する必要があったのは、主に活動時間だった。難易度が上がると攻略時間をその分だけかけないといけない。それを見積もるため、辺獄編のクリアタイム×1.5倍の時間を必要時間として見積もることにした。
1層 1.5時間 × 1.5 = 約2時間
2層 2.5時間 × 1.5 = 約3.5時間
3層 5時間 × 1.5 = 約7.5時間
4層 13時間 ×1.5 = 約20時間
この合計33時間を捻出するために、活動時間を以下のように変更した。
辺獄編は平日21-24時 延長しても25時まで
煉獄編は平日21-25時 延長しても26時まで (辺獄編から+1時間)
辺獄編は土日とりあえず14時ぐらいスタートで、休憩も入れながらとりあえず夜24時ぐらいまで
煉獄編は土日13-25時の中で必ず10時間活動する (土日は必ず10時間確保)
これで40時間弱は確保できる計算だった。武器のために極周回が必要だと考えて月曜分のバッファを持たせていたが、幸いノーマルレイド・極と零式が1週間の実装ズレということが後から発表されたため、一旦活動時間の不安は無くなった。ノーマルレイド・極の1週間ズレは難易度の高い零式攻略に集中できるため、本当にありがたかった。
難易度に合わせた条件変更があるため、メンバーには今まで以上に攻略に負担をかけることになる。難色を示すようなメンバーがいてもおかしくはないと考えていた。煉獄編に向けた固定を起こす時に、まずは作成した企画書を読んでもらい、上記の変更したい条件について納得性があるかどうかを一人ずつ1on1で聞いて回った。
だが、驚くことに誰一人と難色を示す人はいなかった。
D2「いやねえ私、辺獄編初週も嬉しかったけど、やっぱり6.2や6.4パッチの零式を初週でクリアしてこそ本物だと思うんですよ」
1on1でD2からそう言われた時に、他のメンバーも私の覚悟と同じものを既に持っていると気が付いた。それを申し訳ないとか言うほうが逆に失礼だったかもしれない。本気で零式に挑めるメンバーしかいないなら、全力の条件でやれる。この辺りから自分が組んだ固定方針に迷いはなかった。
もう一つの不安はメンバーを補充しなければならないところだった。しかし、誘える人に心当たりはあった。辺獄編の火力詰めで一緒に遊んでいたフレンドで、この人なら初週狙える実力がありつつうちの固定の雰囲気でもやっていけそうだな、という人がいた。H1が抜ける話が出たときに、私はすぐさま声をかけて、私の固定のコンセプトや条件としているものを企画書を共有しながら説明した。かなり負担をかけるかもしれないと説明したが、ほぼ二つ返事でOKだった。他のメンバーとの顔合わせの後に、正式に新たなH1として迎え入れた。
辺獄編で交友が広がった結果、まさか自分の固定に優秀な人材を引き入れるチャンスを手に入れるとは思わなかった。全ての活動結果が追い風になっていた。
新メンバーも加わったので、零式が実装されるまでは過去のコンテンツやノーマル、極、幻に固定で行く練習会の時間を作り、コミュニケーションを取る時間を増やした。
きっと上手くいく。今度も上手くいくはず。そう祈りながら実装当日を迎えた。
パッチ6.2: 煉獄編本番
再生編の再来
攻略は順調だった。1層と2層を実装当日の火曜日にクリアし、3層を水曜日にクリアした。各メンバーのプレイスキルと火力でゴリ押した所もありつつ、越えられないギミックはレイドレースの情報を追いながら解法を考え、全員の認識を揃えて攻略をしていた。
私も辺獄編と比べて日中の時間は仕事があり自由に使うことができなかったが、その分D1が数々の攻略情報をまとめて、1本の処理法を決めてくれていた。H2が攻略層よりも先の層を確認してポイントを押さえていたため、D1がまとめている内容にH2のフィードバックが入っていた。時間がない中で処理法もかなり洗練されていたし、D2も処理法を確認してあまり直感的でない処理には他の案を提案してくれていた。
私は各メンバーにあれやこれやとお願いしていたわけではない。今完全にこのチームが自走している瞬間を目の当たりにして、強い固定が出来上がっていることを感じた。
木曜日から4層前半を攻略を始めたが、水曜時点でレイドレースの前評判から今回の4層はとても難しいと聞いていた。実際にやってみるとギミック自体もかなりシビアなものが多く、レイドレース配信を見ているだけでは拾えなかった細かいギミックの仕様を覚える時間が必要だった。さらに火力チェックが厳しく、ほぼノーミス前提であるのにも関わらずギミックのタイムライン分岐で軽減回しやバースト合わせのタイミングを2通り作成する必要があった。非常に難しい難易度から、再生編の再来だと声を上げる人もいた。
私はジョブ性能的に火力に不安が残るナイトで攻略をしていた。ただこれは、ナイトよりも練度が落ちるガンブレを出してミスを増やすよりも、ノーミスで通す回数を増やしたほうがPTDPSが上がると考えた上での判断だった。実際、獣フェーズ1回目は全て物理のためライト・ミッショよりヴェール・シェイクオフが刺さっていたり、蛇フェーズのデバフ着弾がかなり遅くて着弾がバラバラなのに対して、ヴェールであれば押してから30秒待機、展開してから効果30秒を保持できて融通利かせることができたり、回転率のいいインタベでPTの単体ケアが気軽にできたりと、軽減でいい面もたくさんあった。
結果的に4層前半を越えたのは土曜日の夜で、4層攻略開始から15時間かかった。結構詰まったと思うが、火力よりもギミックで詰まるところが多く、PTDPSは足りていた方だった。ナイトが出ない分、他の人にキャリーしてもらっていたという表現もできなくはなかったが、逆にPTDPSを信頼しての判断だったためそこに迷いはなかった。
D1「うわ~4層前半火力足りた! よかったあ、もう泣きそう」
私「わ、わかる・・・めちゃ大変だった」
H2「これから本番なんだよなあw」
4層後半もなかなか大変だった。ギミック自体はシンプルで簡単だが、実際にやってみるとスピード感がある。AAも特殊で、気を抜くとワイプ原因になる。当然ながら前半を越えなければ練習ができない分、前半でワイプが続くと後半練習の時間が削れ、集中力も削れていった。
どん底の日曜日
日曜日の17時ごろ、ちょうど術式記述2回目の練習に入れた頃ぐらいにコンテンツ時間いっぱいになり一度休憩をはさんだ。電話で離席していたMTが戻ってきて、こう告げた。
MT「本当にごめんなさい。 今家族から、親が倒れて病院に運ばれたと電話がありました。ごめんなさい、今からすぐ病院に向かわせてください」
私「え・・・? それは大変だ。すぐに行ってください」
MT「本当に申し訳ありません。ありがとうございます。状況はすぐに追って連絡します」
病名をちらっと言ってくれたが、それはかなり重い病気の名前だった。このまま病院や実家に数日間残ることになるようなこともあり得る。
残された7人で、私はまずとにかく状況を整理しながらしゃべることにした。
私「今17時ぐらいか。とりあえず今からは休憩の時間にしようと思います。そうだな、MTさんの実家の距離を考えると、急いで往復したとしても0時とかか。それまでに連絡があって、0時以降でも出来そうであれば再集合してやりましょう。補充をかけて21時からやるという線は・・・結構難しいな。今野良で4層後半練習の募集がそもそも立っていないから野良を混ぜるのは厳しい。初週目標の固定に入っている人は今のタイミングでだいたい後半練習しているか、あるいはクリ目に差し掛かっている所だから、知り合いを呼ぶのも厳しいだろうな。活動時間のゴールデンタイムだし。うんそうだな・・・」
思考を色々張り巡らせたが、ここはリーダーとして様々な覚悟を決めて、本来は言うべきではないかもしれない宣告をすることにした。
私「こうなった以上、初週攻略は諦めるしかないと思う」
17時半。一旦休憩として解散を告げたものの気持ちが休まるはずはなかった。一人で椅子に座りながら、この状況に対して何か予防線を張って準備できなかっただろうかと考え込んでいた。
当然、この状況を想像していなかったわけではなかった。似たような例で最近の流行り病にかかる人がでて、攻略続行が不可能になる可能性は十分にあった。それと同じようなケースだと考えていいはずだが、対策ができていたかと言われれば出来ていなかった。
具体的に対策するなら、コール専門の9人目のサブメンバーを用意しておき、誰かが攻略に参加できなくなった時に入れ替わって攻略を続行するという手段はあった。が、あくまでそれをやっているのはレイドレースを行うチームぐらいで、たかが知り合いで集まった固定に9人目など存在するはずもないし、その人をコール要員で縛ってコンテンツに行かせないことになるため、簡単に用意することはできない。
もう、こうなってしまったからにはどうしようもない。MTも悪くない。誰も悪くない。私も手は尽くしたはず。いや、本当に手を尽くしていたのか? やはり9人目がいれば・・・いや、それはできるはずがない。
そういった思考がぐるぐる回り続けた後、ふと思考を切り替えることにした。過去の起きてしまったことはしょうがない。ダメ元でも今から補充できる人を探せないだろうか、と考えることにした。補充の人を探すのに5時間かかって見つけられなかったとして、何もしないよりかはマシである。とりあえず片っ端から連絡を取ろうと思い、まずはH2にDMしてみた。
私「ごめん、4層後半の練習を手伝ってもらえそうなMTさんって心当たりあったりしない?」
H2「ん-ーーーOne Aceのキャスの人にタンク出せないか聞いてみる」
え、今なんて?
H2「ぐっだぐだかもしれなくて、それでも良ければ来てくれはするみたいだけど」
マジ?
いや、確かに、初週で既に4層をクリアしていてギミックの仕様を理解している上に、レイドレースに参加できるほどの実力があれば補充練習ぐらい余裕で参加できるだろうから、補充に来てくれるにはうってつけだけど、え? One Aceのキャスの人? なんで?
H2「昔ちょっとした縁で知り合いなんだよね~」
ちょっとした縁ではOne Aceのキャスの人と知り合いにはなれませんけど?
早速3人で直接VCをさせてもらい、リーダーの自分から状況説明と少しでも練習が出来るようにタンクを出してもらえないかと無理を承知でお願いした。当然練習したいのは4層後半なので前半を越える必要がある。タンクの新式5禁と飯薬はこちらが用意するし、極武器を取りに行って箱を渡す話もした。他にも何があれば、どんな条件を出せば補充に来てくれるだろうか、と色々考えた。
「いや、めっちゃ気持ちわかるんですよ。初週の時間ってホントに貴重じゃないですか。自分が補充に入って少しでも練習できるならそれがいいですよ」
マジかよ・・・神様っているんだ、目の前に・・・。
再びの練習時間
その場ですぐPTメンバー全員に声をかけて、補充で来てもらい21時から練習を行うことを告げた。当然ながらメインロールがDPSでタンクはほぼ初めての人なので、前半の練度上げに近い形になるかもしれないし、それで空気を悪くすることは絶対にやめて欲しいといった旨をPTメンバー全員に伝えた。
また、不慣れジョブで来てもらう関係上、恐らく足りなくなるであろう火力を私がナイトからガンブレに着替えることで何とかジョブパワーで押せないだろうか、という話になり、21時からガンブレに着替えた。私のガンブレ練習も兼ねれば、当然私が原因でワイプすることも増えるはずで、ワイプ原因が補充で来てくれる人に集中することもなくプレッシャーを与えないようにしたいといった意図があった。
結果、21時に集まってから2時間程度で前半を越えた。普通に私たちの固定メンバーのミスでワイプする回数の方が多かった。私もワイプさせた。え、本当にタンク初めてですか・・・?
私「あの、単体軽減のフォロー上手すぎませんか」
「いやいやw自分がキャスやってる時にいつも単体軽減もらってて、同じところに投げてるだけですよw」
上手すぎんか?
当然ながら前半を越えた結果からもわかるように火力も申し分なかった。今日初めて暗黒を触って、4層前半のつらいギミックを全て捌いて、私の15時間で詰め切ったナイトぐらいは最低限出ていたことになる。えぇ・・・?
ほぼフルセットの時間を使って4層後半の練習が始まる。概念支配や術式記述のスピード感になれていきつつ、ナイトからガンブレへと色々な考え方を修正していった。固定としても概念支配2回目を見るところまで練習ができて、術式記述2回目は各自問題点を洗い出せるぐらいまでトライ回数を重ねることができた。
時間いっぱいまでやり切って、午前1時。今日はここまでにして、お開きにすることにした。7名ではあるが固定全体の練度はかなり上がった。残りは概念支配2回目を安定させて、あとはエンレイジと火力チェック。
さらに、練習中にMTから連絡があり、出来ることはすべてやったので明日月曜日の活動は参加できるとのことだった。本当のところを考えるとずっと家族のそばにいるべきかもしれないが、それでもMTが自分の判断でこちらに合流できると言っているからには、余計な心配はせずにレイドに集中することにした。おかげで明日はいつもの8人で攻略できる。
これ、もしかして初週クリアあるか?
一度は諦めかけた初週クリア、拾えるんじゃないか?
そんな気持ちで最後の月曜日を迎えた。
最後の月曜日
21時に集まり、最後のギミック・軽減の打ち合わせをしてコンテンツに入った。前半もかなり安定してきて、後半の時間を結構取れるようになった。
前日は1人抜きで練習していたにも関わらずMTはそのブランクを感じさせるような動きは無かったし、後半の練習も順調に進んだ。午前1時ごろに初めてすべてのギミックをノーミスで通し切って、時間切れ2%をみた。
D1「万象灰燼の辺りでロスがあったから、そこもっと詰めれると思う」
H2「ヒールかなり安定取ってるところあるからもう少し火力に回せるよ、大丈夫」
私「OKOK、ごめん。自分ももっといけると思う」
恐らく誰もが苦しい気持ちだったと思うが、誰も音を上げるようなことは言わなかった。私もこのまま続ければ必ず勝てるという前向きな気持ちしかなかった。
最後のエンレイジもメンバーで得意不得意があった。ただ、苦手なメンバーがすぐに「自分ここ苦手だ」とアピールしてくれたおかげで、散開方法や優先順位などを全員で検討できた。結果的には処理ルールを変えずにコールの掛け合いでカバーすることにしたが、この究極に追い込まれた状況で誰かの苦手をみんなでカバーしようという意識が最後まで全員に残っており、全員で勝ちに行ける姿勢を最後まで貫けた。
だが、クリアできずコンテンツ時間いっぱいになり一度コンテンツを出た。
午前2時。もう既に固定で約束していた時間を大幅に越えている。正直、クリアを諦めきれないが、これ以上メンバーに負担をかけてもいいだろうか・・・悩みながらも、ちょっとお伺いを立てるような形で恐る恐る聞いてみた。
私「今午前2時で、まあ時間すぎてるんですけど、もしよかったらもう1時間だけでも・・・?」
D2「行けるよ!!」
H1「6時ぐらいから仕事に行かないといけないので、それまでなら~」
D3「6時半の電車に乗らないといけないので、それまでなら」
私「お、おお・・・おう!! やるか!! やろう!! 絶対クリアするぞ!!!!!!」
午前3時。0.1%で時間切れを見た。
午前4時。時間切れをみた。0.2%だった。
私「ああごめんスキル回しミスった!!」
H2「行こういこう!!まだいけるいける!!」
D1「おっ、この回私上振れてます!」
D4「いいぞ~~!!! いけいけ!!!!」
午前4時半。再びのチャンス。概念支配2回目終わってからクリアラインの火力が出ているところを見た。
D2「薬割るよ。3、2、1、バースト!」
私「はい!」
H2「しっかり軽減」
MT「入れる。寄ってくれ」
苦手なメンバーがいたエンレイジも絶対にミスが出ない所まで安定した。最後の時間切れ詠唱はいつもよりも削れていた。
「足りろ足りろ!!!!」「あああああ!!!!!!」「これは火力足りただろ!!!」「頼む!!!!!」「足りろおおおおおお!!!!!!!」
午前4時半過ぎ、私たちは煉獄編4層を初週でクリアした。
エピローグ
午前5時。満身創痍だったのでさっさとSS取って解散にした。私はトイレに立つだけで吐き気を催すレベルで限界に達していた。ちょっとクールダウンしなきゃやばいな・・・そう思ってちらっとDiscordを見ると、さっきまで私の攻略配信を見て応援してくれていたフレンドたちがVC部屋にたくさんいた。せっかくだし応援してくれたお礼を言いに行って喋りながらクールダウンにしよう。そう思い、フレンドのVC部屋に入った。
「お! ヤノパイじゃん! おめでとう!」
「おめでとう~!!」
「クリアおめでとう~~!!!」
あ~、とても温かい。フレンドのみんな、本当にありがとう。こんなメチャクチャ遅い時間まで応援してくれて本当にありがとう・・・。
「ところでクリアできたからヤノさんに言わなきゃいけないことがあるんだけど」
ん?
「いや~正直メチャクチャ集中してただろうし、何か意図があったのかどうかも判断できなかったから、ゲーム内チャットで言うかどうかメチャクチャ迷ったんだけど・・・」
なんだなんだ?????
「フェニックスフェーズに入ってから、薬割ってなかったでしょ?」
え?????????????????
私「え? 割った割った!!割ったよ?ちゃんと割ってバーストしてたし」
「クリア回はね」
????????????????????????????
私、このコールあったから薬割った?????????????????
薬割ってたらもう1時間早くクリアできた??????????????
私「今度、固定メンバーに謝ります・・・」
パッチ6.2、ガンブレ練習します。すいませんでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?