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マネーが表しているもの(続々)

前職の元同僚たちとZoom飲みする機会があったので、この話もしてみました。話しているうちに、ちょっと違う角度でもう少し整理進められました。

前回、「(業務の標準化が得意な)日本の商業銀行がDisruptできるマーケットなんじゃないか」っていう話を書きました。で、多分その一面はある一方で、「いや、やっぱり米系証券の●さんが言うのと、日系証券の●さんが言うのとは違うよね」って言うクライアントからのレスポンスがある、と。

これって、多分二つのことが混ざっていて、一つには実際に違う。これはクオリティの違いで、持っている情報の差(典型的には、海外情報を持っているか)に起因するものもあれば、本人の経験値もある(Big dealに入っていた経験が、次のBig dealの獲得につながる、って言う成功サイクル)。

でももう一つは幻想の部分もあって、ブランディングとも言えると思います。そこにサラリーマン的な業者選択が入ってきて、本当に真剣に費用対効果をみに行っていない。で、これは金融に限らないと思うんですが、ブランディングをしている会社の内部にいる人から見えている景色と、外部から見える景色って結構差があるんだと思う。

ブランディングを社会価値とするならば、この幻想も社会価値の一部なのかもしれない。日本では。

アジアマーケットとか見ると、手数料の叩かれ方は半端ない。桁違い。

というようなことを思い起こしました。

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