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【電子黒板 & ロイロノート】2021/09/07
ライブ配信は、少し慣れてきました。朝の会や終わりの会もスムーズに行えています。また、移動教室の場合、iPad係さんが理科室にZoom配信用のiPadを持ってきて「ちゃんと見えてる?」など声をかけて、指定の場所に設置してくれています。
自宅にいる生徒に聞いてみたところ、オンラインで授業を受けることが「普通」に感じてきたそうで、学習している内容もよくわかっているようです。
<実験のこと>
今日の理科の授業は、二酸化炭素の性質に関するものでした。
無色なので目には見えませんが、その存在を感じてもらう実験を2つしました。
【天秤】二酸化炭素をためた臭気瓶から天秤のコップに移すと、じわじわと天秤が傾きます。コップの気体を捨てるとまたバランスが保たれます。
【シャボン玉】水槽にたっぷり二酸化炭素を入れて、その上からシャボン玉を飛ばすと、水槽の中央でシャボン玉が浮き続けます。見えないけれど、その存在をできるので、どのクラスの生徒も「おーっ!」と声を上げて驚いてくれます。
また、二酸化炭素の実験の手順はいろんな方法で見えるようにしました。
1)ホワイトボードに簡単なイラストを描く
2)YouTubeにムービーをアップして、Google Classroomの理科のにて配信
3)電子黒板でムービーを流す。
・二酸化炭素の発生方法とその性質
https://youtu.be/RLj55vC8Q-U
・BTB溶液の色の変化
https://youtu.be/A5cNQAsXRCY
<ロイロノートのこと>
1)シャボン玉が浮き続けた理由をロイロに図とともに書く。
2)ある程度書けた時点で、ペアになり、図を見せながら説明する。
3)もう一度書き加えて、提出する。
4)提出物を共有して、しばらくながめさせる。
だいたいいつもこのパターンで授業をします。
ある程度自分の考えを書かせたあと、できるだけ人と関わらせて、自分の言葉で話させることで、自分の考えがまとまってきたり、自分にはなかった新しい意見を取り入れるという経験をさせたいからです。
<電子黒板のこと>
あらかじめ全画面表示にムービーをスタンバイしておいて、5本指のジェスチャで、「ロイロノート」→「ムービー1」→「ムービー2」と切り替えられて、スムーズに生徒にコンテンツを見せることができます。
また、画面の発色がとても良いので、プロジェクタで見るよりも断然電子黒板のモニターで見る方が、例えばBTB溶液の色などは綺麗に見せることができています。とてもありがたいです。