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【滑車を使って1/3の力で持ち上げる方法】

前回から定滑車と動滑車を使った実験が続いています。
今回は「仕事の原理」についての学習です。
考え続けて実験するタイプの授業は生徒にとても人気があります。

<仕事の大きさの計算>
・おさらい
 仕事(J)=力の大きさ(N)×移動した距離(m)
・「定滑車だけ」と「動滑車も」の仕事の大きさを比較
 力は半分だが、距離は二倍になるので
 →「どうやっても仕事は楽にならない」

<力が三分の一になる方法を探す>
・授業者が定滑車から吊り下げた棒に座り
 ひもを生徒に引いて絶対に上がらないことを確かめる
・設計図を考えて書いてから組み立てても良いし
 いきなり実験しても良いというと全員後者でした。
・「滑車」「長い糸」「おもり」「ばねばかり」を渡す
・制限時間20分

・他グループの会話が聞こえないようにするためと
 楽しい雰囲気にするために最近のJ-Popの曲をかける
・どこかの班が成功すると、成功例が伝播していく



・意外と難しいようで、半分の力の方法にとらわれて発想が
 広がらないグループが多い
・みんなで寄ってたかって楽しそうにやっていた

・終わり間際はいつもの♪Mission Impossible

・制限時間になったら、模範例を図示してそれをみて組み立てる
・やってみるととても軽くなるので、みんな驚いていた
・装置と模式図を写真に撮り、ロイロで振り返りを含めて提出
・クレーン車の滑車を写真検索して、構造を確認

・最後に、三分の一法で棒に座った授業者が上がる様子を見る

#ロイロノート
#電子黒板
#BenQ

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