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【光の性質 その1 直進】
昨日の授業から光の単元に入りました。
光の単元は綺麗で驚くような実験が多いので生徒たちも喜びます。
「ものがそこにあるように見えるのはなぜだろうか?」という問いからのスタートでした。
人は「光がどちらから来ているか」を目が感じることによって、ものの位置を把握します。
本当にものがそこにあるかは問題ではなく、「ものからやってきた光」がどこから来ているのかが重要です。このあたりはじわじわと理解してもらおうと思っています。
<電球と段ボールの実験>
段ボールにいろんな形の穴を開けました。
穴を通った光が天井にどのように映るのかを考えます。
どんな形になるのかを予想してロイロノートで提出させました。
ほとんどの生徒は、穴の形に天井が光ると考えました。
でも、実際にやってみると、天井には長細い四角しかなりません。
どのクラスの生徒もなんだか裏切られたとビックリします。
電子黒板で電球のスイッチを切った時のムービーを見せると、「あーー」と声をあげます。フィラメントが赤く光っていたからです。
<ピンホールカメラの原理>
小さな紙を配り、中央に穴を開けます。
水平に机に近づけていくと、蛍光灯の形が映ります。
そのあと、教室のカーテンの穴から漏れる光にスクリーンを当てると外の形式が見えました。外に出た生徒がジャンプすると逆さまに動いてびっくりしていました。
さらに、凸レンズをつけた大きな黒い箱でピンホールカメラを見せると、ただスクリーンにカラーの景色が映っているだけなのに、多くの生徒は感動していました。
<レーザーポインター>
光が目に向かってこないと光は見えません。
でも、空気中に何か邪魔なものがあると、そこで光が乱反射してキラキラ見えます。
レーザーにスプレーをかけると、スパイ映画のようにレーザーが見えるので、5度目の驚きがありました。
今日は、みんな楽しそうに授業を受けてくれました。
実験の様子はこちらから