コーチングって?
コーチングってどんなことするの?
カウンセリングは、マイナス状態からの回復。
コンサルティングは、良くなる為の答えをアドバイス。
では、コーチングは?
相手に質問を投げかけ、相手から答えを引き出し、
目標達成して頂くことが、ゴール。
私も、ダイエットコンサルタントをしております。
ただ、一方的なアドバイスでは、相手は動いてくれません。
そこで、コーチングと人の心を動かすことを学びました。
どうすれば、相手が動いてくれるか。
それをここで、書き記していきます。
途中で、有料となります。
ご了承ください。
でも、これを意識すると、自然と相手が動いてくれる。
恋愛、セールスにも繋がっていきますね。
コーチング① コーチングはPBP
コーチングには、PBPが必要です。
ポゼッション、ビヘイビア、プレゼンスです。
ポゼッションとは、身につけるものです。
理想の状態になる為に、必要な知識やスキルを質問する。
ビヘイビアとは、行動です。
行動出来ていないこと、今からできることを質問する。
プレゼンスとは、信念です。
大事にしている価値観、自分が変化すべきこと、などを質問する。
この3つの質問をして、相手に何が必要なのかを見極める。
例えば、こんな方。
ポゼッション
業務に必要なスキル不足。
ビヘイビア
やる気と行動力あり。
プレゼンス
1人で解決出来る。
ビヘイビアは、大丈夫。
ポゼッションとプレゼンスに問題あり。
ポゼッションでは、スキルの習得が必要。
プレゼンスでは、1人でやらず、相談する選択もある。
これをコーチングしてみる。
そして、再度、PBPを見ていきます。
ポゼッション
必要なスキルはある。
ビヘイビア
相談するのは分かるが、出来ない。
プレゼンス
人に相談するのが悪いと 思っている。
ここで、ビヘイビアでは、相談するという行動を起こす。
プレゼンスでは、人に相談するのは、悪いことではない、という考え方を選択できるようにする必要ありです。
こんな感じで、相手に聞いて、何が必要なのかを考え、提示し、行動に移させる。
解決するのはあくまで、相手。そのための助言者、支援者という所ですね。
コーチング② コーチングの三原則
コーチングの三原則は、
双方向、継続性、個別対応です。
双方向
双方向の対話で、相手の無意識を顕在化させる。
相手の目線で言葉のキャッチボールをする。
そうすると、双方向のコミュニケーションが取れる。
継続性
継続的に関わる事で、着実に目標に近づける。
コーチングとは、相手の意欲を上げる、軌道修正を図る。
褒める為の3種のメッセージです。
YOUメッセージ
仕事速いですね。
Iメッセージ
参考になりました。
WEメッセージ
貴方のお陰で、会議が和やかになりました。
などなど、マズローの5段階欲求になぞらえて、考えてみる。
所属、自我、あたり。
プロセスの中で、僅かでも成長を伝える。
フィードバックで気付かせる、こちらからのリクエスト、相手をどれだけ知っているか、です。
個別対応
テクニック要ります。自分の価値観を捨て、いつも新鮮な気持ちで臨む。
相手のタイプで切り口を変える。
4つあります。
コントローラータイプ
行動的で、指示を嫌うタイプです。
アナライザータイプ
事前準備をしっかりして、計画、行動するタイプ。
変化に弱い。
プロモータータイプ
自分のオリジナルなアイディアを重視し、人と楽しむことを好むタイプ。
飽きっぽい、持続が苦手。
サポータータイプ
人を援助することを好むタイプ。
自分の感情は抑えがち、承認欲求が強い。
このタイプについて、コーチは、本当にそうだろうかと疑い続ける。
コーチングは、「双方向」の対話を「継続的に」実行し、それを一人一人の特性に合わせて「個別対応」していく事です。
コーチング③ 6つのステップ
コーチングプロセス
6つのステップ
①セットアップ
②目標の明確化
③現状の明確化
④ギャップの原因分析
⑤行動計画の作成
⑥フォローアップ
セットアップは、ヒアリング。何をコーチングして欲しいのか。
目標の明確化は、目標の具体化。達成したい目標は、何か。
現状の明確化とは、現状について分析を行うこと。現状把握で、目標とのギャップに気づく。
今、何点?
今、何してます?
周りは、どんな評価?
ギャップの原因分析
目標達成出来ていない、原因理由の分析を行う。
原因は?
今の習慣で問題は?
妨げの要因は?
周りから言われる課題は?
行動計画の作成
ギャップの原因を解消し、目標に向けて、アクションプランを練る。
今日からできること。
いつ、どこで。
次までに、何を達成するか。
フォローアップ
随時、行動計画の修正と改善を、支援し、目標達成させる。
毎回のセッションで、少しずつ行っていく。
例)
何がテーマですか?
(セットアップ)
行動計画してみてどうでしたか?
(現状の明確化)
次は、どこまで前進したいですか?
(望む未来の明確化)
解決する課題は何ですか?
(ギャップの原因分析)
そのための行動、何をしますか?
(計画行動の作成)
②現状の明確化
③望む未来の明確化
④ギャップの原因分析
中でもこの3つが、重要です。
コーチング④ 目標の明確化
②の「目標の明確化」について詳しくいきます。
コーチングとは、「目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセス」です。
目標設定は、重要です。
でも、本当に達成したい目標は簡単には分からない。
自分は何者で、何を欲し、何を実現したいと思って、生きているのか。
普段考えないので、こんな感じです。
憧れの目標(Hope to)
熱しやすく冷めやすい
しなければならない目標(Have to)
コーチが知りたいのは、
真に達成したい目標(Want to)
本気かどうか確かめる方法があります。
なぜその目標を達成したいと思っているのか?
その目標は、人生にとってどれくらい重要か?
その目標に普段どれくらいの時間を割いているか?
その目標の為にどんな行動をしてきたか?
その目標が達成出来なかったら、どうするのか?
出来なかった時、次はどうするのか?
達成したあとの、次の目標設定は?
本当に、その目標を達成したいと思っているか?
やりたい想いのエネルギーを測る方法として、時間を利用する。
例えば、ウインドウショッピングの数日後、まだ、欲しいと思うか?
しなければならない、から、自分がやりたいに変換すれば、自発性が出る。
自分が選んでいるという意識が、ドーパミンを分泌させ、生産性が高まる。
Want toの見つけ方
これまでの仕事。
何をしている時が楽しいか。充実感があるか。
こだわりは何か。
何を大事にしてきたか。
好きな言葉、大切にしてきた言葉。
没頭してきたこと。
他者を目標にしない。
現状を明確化させるための質問
自分のどんな言葉や態度がそうさせるのか?
どうしてそのような態度、言葉、行動になるのか?
自分の理想の態度、言葉、行動は?
自分を客観視させる質問
フィードバックは、どう感じた?
気になったことは?
なぜ気になった?
大きなギャップ、小さなギャップは、何?
その大小の原因は、何?
今後は、どうしたい?
つまり、
何を感じたか?感じているか?
(自分の感情)
何故、そう思ったか?
(自分の思考プロセス)
どうしたいのか?
(自分の欲求)
コーチング⑤ ギャップの原因分析
③の「ギャップの原因分析」について
他責ありますね。
こう言われた、部下のせい、上司のせい、教えて貰っていない、ルールだから
、などなど。
全てを自責に考える。
導く方法
「自分が」という主語でお願いします。
貴方も当事者の1人ですよね。
原因の一部が貴方にあるなら、何だと思いますか?
今の状況でも、出来ることがあるなら、何をしますか?
こんな感じで、他責から自責に変化させる。
全て自分が作り出しているとするならば、
何が原因なのか?
自分が気がついていない、潜在意識のリソースまで踏み込ませ、
自身で気付かせることが出来れば、最高です。
決して、こちらから提示しない。
マイルームコミュニケーションに徹する。
ユアルームコミュニケーションをしない。
寄り添うことで、相手を感じる。
相手のフレームで観ることが大切です。
コーチング⑥ 7つのコミュニケーション
コーチングのスキル
7つのコミュニケーションスキル
①傾聴(聴く)
聴くことに集中する。
先読みせず、最後まで聴く。
仕草やトーンを感じる。
相槌で聞いているサインを送る。
沈黙の共有。
②ページング
相手と同じスピード、同じ音量、同じ言葉、同じトーン、同じ姿勢。
③質問
具体化、視点の変換、他の選択肢、アイディアを出させる、気づき、発見を促す。
ハイ、イイエで答えられない、オープンクエスチョンにする。相手に考えさせる。
横に広げる質問(スライドアウト)は、行動を起こしやすい。
深い質問(チャンクダウン)は、原因究明に効果的。
④承認のスキル
結果承認 褒める、成果承認
成長承認 事実を伝える。
存在承認 存在に気づいていることを伝える。
⑤フィードバックのスキル
客観的事実として伝えるフィードバック
例)
「すごく無理しているように見えます。」
言動から感じる主観的事実を伝えるフィードバック
例)
「現状に不満を持っているように感じます。」
フィードバックの留意点
相手に第三者の視点を持たせる(責められていると感じさせない)
行動変容が可能であること
(癖や体の特徴は対象外)
忠告や命令にならないこと
(強要は駄目)
適切なタイミング
(早い段階で)
伝わっているかの確認
(確かめる)
時制に注意
(いつ感じたのか)
⑥提案のスキル
指示、命令ではなく、行動の選択権は、相手にあるという視点に立つ。
提案の留意点
イエス、ノーの選択権は、受け手にある
許可を取ってから提案
「提案してもいいですか」
提案は、1回に1つ
たくさんは、混乱する。
内容を明確化して伝える
具体策などなど。
正論ではなくストーリー
具体例をあげる。
⑦要望(リクエスト)のスキル
「枠」を越えさせるきっかけ
要望のポイント
ストレートに短く
期待を込めて
必要なら何度でも繰り返す。
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