被害者の心情に寄り添う最も率直な方法は、相手にもまた被害者になってもらうことです。
あなたはきっと相手の気持ちに寄り添える優しい方なんだと思います。他者の痛みに共感するあまり、自分の感じる痛みを抑えこんでしまうんでしょうね。現代社会における構造的な性差別は確かに男性も女性も苦しめていると思いますが、歴史を見れば女性のほうが差別を受けてきたことは自明です。そして、その因習は今もなお引き継がれています。彼の論調は社会に横行する”性差別”を「社会的な性役割」として甘んじて受け入れろと言っていることと同じです。「みんな大変なんだから我慢しろ」という思考停止ではなく、「なんとか出来ないかな?」と話し合うことで社会はより良い方向に進んでいくのだと思います。
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