2021年度をひろげてみる
いよいよ年度末ですね。今回は「2021年度をひろげてみる」ということで、来年度のイメージを膨らませながらつらつらと頭の中を文字起こししたいと思います。
京信人材バンクがまちの人事部をコンセプトにして地域の人材紹介サービスをスタートして約8ヶ月。手探りの中で価値を感じたり課題を感じたり、人材紹介サービスの限界を垣間見たり。
改めて人のコトって、非効率な仕事だなあと思います。これは良い意味で。よく「機械に出来る仕事は代替されて、人にしか出来ない仕事が残っていく」と言うけど、ローカルな泥くさい人材紹介というのは、まさに人にしかできない仕事ど真ん中なんですよね。その分、色んなドラマが生まれるんです。
裏返すとビジネスとしては課題でもあって、人材紹介サービスは労働集約的な側面が強いので、1人当たりがこなせる案件数が限られがちです。
今のメンバー4人でこなせる案件数には限界があって、丁寧さと引き換えになる部分です。それでも京信人材バンクでは各営業担当者がニーズ喚起やアフターフォローを分担しながら運営できるので、かなり営業コスト的には下がっているはずです。
しかも、紹介手数料はハードルを下げて利用してもらいやすいよう、あえて10%と低価格にしています。業界水準はおよそ20〜35%なので、かなりお手頃設定です。
そんなわけで僕たちの中では今の人材紹介サービスはプロフィットセンター(収益部門)ではないという位置付けをしています。多少見合っていなくてもやる価値があると考えているからです。この間やってきて、確信があります。
そうやって、この8ヶ月走ってきました。
しっかり実践する2021年度へ
立ち上げ1周年の6月も見えてきました。
次年度はさらに広げていく年にしたいです。
柱は大きく2つかなと。
①まちの人事部的機能の向上
②"まちのタレントバンク"のスタート
①まずは今の取組をしっかり継続する。人材紹介サービスとしては地域との連携をさらに深めて、地域の中小企業で働きたい人のお手伝いを加速させたいです。つなげられる人が増えれば、提供できる価値も大きくなると思います。
人のご紹介以外に地域の人事部機能を持たせられるような提携とかも考えていきたいです。
②まちのタレントバンクは個性やスキルを持ったタレント的な個人を地域でシェアして、地域企業のお手伝いをする複業プラットフォームです。
人材紹介サービス
=正社員、パートとしての就職支援
まちのタレントバンク
=業務委託でのスポットサポート、非就職で準社員的、チームでお手伝い
ザックリこんな位置付けでしょうか。
スキルよりも人の個性に色んな光を当てて、その人に合った働き方をつくるチャレンジです。地域に複業・兼業という働き方が広がるきっかけを目指して。
まちのタレントバンクも超非効率なサービスになってしまいそうで、良いも悪いも色んなことが起こってしまいそうなんですが、思いもよらないドラマが生まれるんじゃないかと楽しみです。
自分らしい働き方を応援することが企業や地域にとって値打ちのあることだということを伝えていきたいですね。
既存の仕事をやりながら新しいサービスをスタートさせる。ゼロからの立ち上げとは違う大変さがあって、さっそく意識が飛びそうです。色んな人のお力を借りてひとつずつですね。
ということで今回はお仕事の色が強くなってしまいましたが、来年度も楽しんでいきたいと思います。
今回も読んで頂きありがとうございました😊