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あの子がくれる言葉の力

note、もう少し短い文章で、伝わるように書きたいなあと思っている。わたしには、昔から書きすぎる傾向があるから。


手紙とか、色紙とか。メールもそう、思い出すと恥ずかしいくらいだ。うまく伝えようとして回りくどくなったり、ちゃんと伝わってほしくていろんな表現を並べてみたり。

 
自覚はあるし、読む相手にうざいと思われたくないのに、どうしても文章が長くなってしまう。いつのまにか書きすぎていて、削らなきゃと思ってデリートボタンを長押しするなんてしょっちゅうだ。わたしはやっぱり、伝えるのが下手なんだろうか。

こんなことを考えているときに、ふとあの子のことを思い出した。

 

わたしの大好きな友達で、さらっと短い言葉をくれる子がいる。彼女は実にシンプルな短い表現で、わたしにメッセージをくれる。それは、手書きもそうだしデジタルでもそうだ。
 

文章は短いが、彼女からのメッセージを読むと、たくさんのメッセージ受け取ったような気持ちになる。彼女の不思議な力だ。
わたしが、たくさん書かなきゃ伝わらないんじゃないか、と思っている一方で、彼女からのメッセージはたくさん書いてなくても伝わってくる。
 

ふとしたときに思い出して元気をもらえるし、一言もらうだけで自分は大丈夫だって思える力がある。

なぜだろう?

わたしが伝えるのが下手で、彼女が上手だから?
 

もちろん彼女は優秀で、文章を書くのがうまい。でも、短い文章で奇をてらっているわけではないし、文章力だけが理由ではない気もする。

彼女の短い一言には、なぜそんなにパワーがあって、なぜそんなにメッセージがこもっているんだろう。

 

そのわけを考えてみた。


彼女が言葉を大事にしているから。

彼女は思ってもいないことを軽々しく言わないし、その場しのぎで適当なことを言ったりしない。頭がキレるっていうのも少なからずあるけれど、ちゃんと考えたうえで発言している。わからないことはわからないって言ってくれるし、相手の立場に立って言葉を選んでいる。もちろん人を傷つけるようなことも言わない。言葉の影響力をわかっている人だ。

 


だから、

頑張れの一言だけをくれたとしても、

彼女は心から応援してくれているな。無理しちゃだめだよって思ってるときはそう言ってくれるはずだし、たとえ少し傷ついたとしてもやり遂げてねって思ってるのかな。終わったら報告しなきゃな。

 

こんな風に、きっと彼女が意図している以上に勝手に(笑)たくさんのメッセージを受け取っている。

 

これが、普段から適当なことしか言わない人が頑張れの一言だけをくれた場合だと、そんなに心に響かないんだろうなあ。。。

 

短い言葉でもちゃんと伝えられるような人物になるには、彼女のように普段から言葉を大事にしなければいけないなあと思ったのでした。

 

 

彼女の言葉にいつも助けられています。

ありがとう!

 

 実は今日、彼女からメッセージが届きました。いつも、いいタイミングで連絡をくれるのはなぜなのかな。今日は急に寒くなったのもあり、より心が温まりました。そういえばと思い出して、過去記事を書き直してみました。

読んでくださってありがとうございました。

#エッセイ #日記

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カナ
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