目がいいね、と褒められた話
これは決して、目が二重でぱっちりして可愛いね、と褒められた話ではない。まぁ、もしそんな風に褒められたら嬉しいかもしれないが、こうやって文章を書くほど記憶にも残らないだろう。
これは、小学六年生の時、担任の先生にもらった言葉だ。怒られたことならたくさん覚えているけれど、この他に褒められたことは覚えていない。こんなありふれた言葉なのに、なぜそれだけは覚えているのかっていう話。
容姿を褒められたわけではない
褒められたのは、書初め大会の時。書き終わった私に、先生が、習字、習っ