公務員試験面接に『合格する確率を上げる』頻出質問と回答集34選（採用目線での解説付き・地方上級志望者必見）

はじめに

　本記事は、元公務員の筆者が作成した公務員試験面接の質問と回答集です。
　公務員試験の面接でよく聞かれる質問に対して、元公務員の視点で『合格する確率を上げる』ための回答を作成しました。
　また、回答だけでなく「なぜこの回答が適切なのか」をあわせて解説しています。
　私自身が公務員として市役所で勤務していた際に、会計年度任用職員（旧：臨時職員）の方2名に本記事の内容と面接ノウハウを伝えたところ、2人とも面接試験を突破して公務員になれた実績もあります。
　また、私自身はこれまでに受けた公務員試験で面接まで突破した市役所はすべて合格しています。
・地方上級　市役所A最終合格（政令指定都市）
・地方上級　市役所B最終合格（人口約20万人）
・地方上級　市役所C最終合格（人口約10万人）
　私自身が市役所に勤めていたこともあり、これから地方上級の面接試験を控えている方にはとくに適した内容になっていると思います。
　また、公務員試験以外においても面接まで進んだあらゆる試験にはこれまでの人生で落ちたことがありません。第三者からコミュニケーション能力を評価される場面も多くあったため、面接試験における最適なコミュニケーションについてもアドバイスができるのではないかと思っています。　
　元市役所職員という肩書きと公務員面接の実績、コミュニケーション能力の3点を踏まえて作成したのが、この『受かるための回答集』です。

本noteを読んで欲しい方

・これまで面接試験に落ちてしまった経験がある方
・面接が苦手だと自覚している方
・公務員が「どのような人材」を求めているか知りたい方
・市販の参考書や問題集に書かれていない「公務員の視点」を取り入れた面接の回答例に興味がある方
・面接に向けて想定質問と回答例を準備しておきたい方

本noteのおすすめポイント

・自分で想定質問と回答を作る手間が省けるため、余った時間を教養科目や専門科目、小論文など別の勉強にあてることができます。
・回答例とあわせて解説を掲載しているため、「なぜこの受け答えが良いのか」を理解できるようになります。
・元公務員（採用側）の視点で作った回答例のため、一般的に市販されている模範回答よりも面接官の印象に残りやすくなります。

本noteの価格設定

　なるべく多くの方に読んで欲しいため、市販されている面接対策本に相当する価格にしています。
　ただし、筆者の公務員試験の経験や7年間の市役所生活で感じた「公務員に必要な性格」を詰め込んだ内容になっているため、一般的な面接対策本を購入するよりも有益な内容だと感じられると思います。
　私自身が公務員試験を受けた際に面接対策として作成していた想定質問をもとに、実際に公務員となり理解できた『採用側の視点』を加えてより合格する確率を上げられる内容にブラッシュアップした回答集です。
　実際に公務員として働かなければ見えてこない内容を詰め込み、時間をかけて作成した回答集であるため、ぜひ参考にしてみてください。
　公務員になれば安定した収入が手に入るので、本noteに支払った金額もすぐに回収できるでしょう。今後の収入と本noteの価格を天秤にかけて、ぜひ判断してもらえればと思います。

本noteに収録している頻出質問（34問）

【採用に関すること（5問）】

1. 志望動機は？

2. 民間企業より公務員を選んだのはどうしてですか？

3. 昨年の公務員試験は受けましたか？　差し支えなければその結果も教えてください

4. あなたの目指している公務員像は？

5. なぜ技術職ではなく事務職で志望したのですか？

【採用後に関すること（4問）】

1. どんなキャリアを積んで、20年後にはどんな職員になっていると思いますか？

2. 採用されてから必ず役に立つと思うあなたの強みは何ですか？

3. やってみたい仕事はありますか？

4. 仕事をする上で一番大切だと思うことは何ですか？

【志望先に関すること（3問）】

1. 広報誌やHPで印象に残った内容はありますか？

2. 市の政策で一番関心があること何ですか？

3. 窓口対応の職員を見て感じたことはありますか？

【社会常識に関すること（2問）】

1. 新聞を毎日読みますか？

2. 最近の社会情勢で関心のある出来事とその理由を教えてください

【自分自身のスキルに関すること（1問）】

1. パソコンは得意ですか？

【自分自身の性格に関すること（5問）】

1. 人間として一番大切だと思うことは何ですか？　そして、どうしてそう思うのですか？

2. あなたの長所と短所は何ですか？

3. 仕事がうまくいかない時、あなたは感情をどのようにコントロールしますか？

4. 周りの人から見たあなたの印象は？

5. リーダーシップを取りたいほうですか？　それとも陰で支えたいほうですか？

【メンタル面に関すること（3問）】

1. ストレスは溜まるほうですか？

2. ストレス解消法は何ですか？

3. 自分自身のメンタルをコントロールできているほうですか？

【協調性に関すること（3問）】

1. 先輩や後輩との人間関係を良好に保つために一番大切なことは何ですか？

2. 採用されて課に配属され、親睦旅行の幹事を依頼されたあなたは、どのような段取りで進めていきますか？

3. 集団生活の経験はありますか？

【学生生活に関すること（3問）】

1. クラブ活動やアルバイトの経験はありますか？

2. 在学中の特別な思い出は何ですか？

3. 大学生活で頑張ったことは何ですか？

【仕事以外の過ごし方に関すること（5問）】

1. 親友と呼べる友人は多いですか？　何人くらいいますか？

2. 友人とはどのような話をしますか？

3. 趣味は何ですか？　趣味になったきっかけも含めて教えてください

4. 休日はどのように過ごしていますか？

5. ボランティア活動はしていますか？
   

筆者の自己紹介と経歴

【経歴】
　地方上級採用試験に合格し、市役所で7年間勤務。福祉部3年（児童福祉）、企画部4年（広報）の公務員生活を経たのち、個人事業主として独立。現在は公務員試験対策ブログの執筆と運営、ココナラやMENTAで公務員志望者への面接指導や小論文指導を実施しています。
【公務員時代の人事とのつながり】
　公務員時代は採用業務をおこなう人事課の依頼で、新規採用職員の研修におけるスピーカーや公務員志望者を対象に開かれる就職セミナーでのパネリスト登壇経験もあります。
【公務員試験の実績】
　公務員試験は地方上級試験において政令指定都市を含む3つの市役所に最終合格しています。また、公務員試験以外のあらゆる試験においても、面接まで進んだものはすべて合格しています。
【本noteの実績】
　これまでに実生活では会計年度任用職員（旧臨時職員）2名の面接相談に乗り、本noteの回答集を渡して最終合格させています。また、ネットを介しては国税志望者、地方上級試験（県庁、市役所）志望者の小論文添削と面接指導をおこない合格させた実績もあります。
【本noteへの想い】
　「公務員に必要とされている人材」や「公務員に好まれる性格」など『公務員になったからこそ見えた視点』を生かして、公務員志望者の力になりたいと考えています。コミュニケーション能力にも自信があるので、面接官に好印象を与える方法も取り入れながら、皆さんの合格の可能性を1パーセントでも引き上げられればと思っています。

注意事項

・著作権上、noteの無断頒布・無断転載は原則禁止されています。なお、宣伝のために一部転載を希望される方は、個別にお問い合わせいただけますと幸いです。
・なお、本noteは面接試験での合格を保証するものではありません。あくまでも合格の可能性を上げるためのnoteであることをご理解ください。

おわりに

　公務員試験の面接で聞かれる内容は、社会情勢によっても変わってきます。そのため、noteの内容は必要に応じて更新や変更を加えて、より合格の可能性を高められるような内容にしていこうと思っています。

【本編】公務員試験面接に『受かる確率を上げる』頻出質問と回答集35選

【採用に関すること（5問）】