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料理嫌いな私が少し料理に興味を持てた話。

私は料理が嫌いだ。少しせっかちなので工程に時間をかけたりするのも嫌だし、レシピの文面で書かれた通りにやって大失敗もしたこともある。それが重なりトラウマになった。
親も料理がどちらかと言うと苦手で、共働きだったこともあり材料1つで和えるだけとかレンチンとかとにかく簡単なものとその真逆で祖母が料理上手で美味しいものを食べて育ってきた。
彼氏と同棲しているけど、料理は作ってもらっている。
祖母のようになりたいと思ったけど、丁寧さが外れている私には無理なので大好きだった祖母の天ぷらは他所で食べることにしている。

そんな私が最近、料理に興味を持った。

きっかけはドラマだった。「The Bear(邦題:一流シェフのファミリーレストラン)」という作品。
エミー賞を受賞したのをきっかけに見てみることにした。
まず感じたのはストレスフルだということ。(笑)
でも、飲食のホールやキッチン等働いた経験がある人は理不尽に怒られたりするのはよくあるし、上からの指示は従わなければならないことは知っている。私もその1人である。
だからこそ、ストレス耐性が弱い自分でも昔を振り返るように見ていた。時々「ウッ」となるシーンもあり、その当時の辛い記憶を思い出してしまうこともある。
しかし、このドラマは人との衝突によって生まれる喜びと怒りと悲しみが思い描かれる"The Bear"を舞台に創られる美しい料理が個人的に魅力的だった。


今作の料理でシドニーが妊娠中のナタリーに作るオムレツは愛でしかなかった。この職場は互いへのリスペクトが素晴らしい。
この時折見える優しさや愛がもはや飴と鞭みたいで、そういう回があるととても幸せに感じた。
その幸せが私を料理の興味へと導いた。

シーズン3は終わり方が「そこで…!?」という感じだったので、4ではどうなるか未知だけど楽しみ。

Disney+で配信中ですので、気になった方ぜひ!

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