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2022/7/13 世界経済フォーラム 男女格差報告 日本は146カ国中116位

2022/7/13 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

厚生労働省専門家会合 急速な新型コロナ感染者増加

青井アナ「この感染が拡大する中、どう行動すればいいのか?専門家に聞きました、こちらです。まずはワクチン接種です。まだ受けていない方は3回目の接種を。高齢者の方は4回目の接種を受けること。そして、感染を疑う症状があれば、早めに検査したり、医療機関を受診したりしてほしい、ということでした。更に今後の見通しについてです。フランスやイタリアなど西ヨーロッパで、ここ1、2週間の間に感染者数かなり増えてきている。こうした国々で感染者数や重症者数が、どのように増えるのか?今後の日本の状況を予測する上で非常に重要だ、と指摘していました。」
山内アナ「政府は現時点で行動制限は必要ない、としていますが、厚生労働省の専門家会合、そして政府の分科会の議論を踏まえ、明後日にも対策本部を開いて、今後の対策などを議論することにしています。」
NHK:ニュースウオッチ9

政府 新型コロナ“第7波”「行動制限は考えず」

大越アナ「明日岸田総理大臣、記者会見を行うということなんですけれど、新型コロナ対策について総理大臣が会見をするというのは、非常に久しぶりの印象を持ちます。この急速な感染拡大に戸惑っているという人、我々の周りにも非常に多いですよね。医療機関にも、またじわりと不安は広がってきていますので、行動制限をかけないというのであれば、その具体的な理由について、丁寧に説明してほしいと思いますし、旅行、あるいは飲食といった場面で個人の判断に委ねるという場合については、その判断の基準、理由などについても具体的に示してほしいと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

国際

日本 ジェンダーギャップ指数116位

有働アナ「一つの解決方法として、クオーター制もありますけれども、その辺り含めて、どう思われますか?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「量的変化と質的変化の両方が重要かなと思っています。例えば、自分以外のほとんどが外国人な環境と、日本人が半数いる環境、想像してみて頂きたいんですけれど、自分と同じ属性の人がほとんどいない環境で本来の能力を発揮することって、すごく難しいと思うんですね。なので、まず量を増やす、数を増やすということはすごく大事かなと思います。あと質的変化ということで言うと、先程女性が立候補を断念してしまう理由という話がありましたが、家事・育児の負担が女性に偏っていたりですとか、断念させてしまう背景には社会の問題があるんじゃないかな、というように思います。クオーター制で量を変えていくのと同時に、国会もそうですし、私達社会の意識変革が、すごく大事なんじゃないかなと思いました。」
有働アナ「で、今回の報告書の中で日本を含む東アジア・太平洋地域は現在のペースだと、ジェンダーギャップの解消に168年要するとみられる、と指摘されております。30年、男社会で働いてきた身としては、生きてる間に何とか、と言うか、もうちょっと早く、と思うんですけれども。」
日本テレビ:Newszero

世界経済フォーラム 男女格差報告 日本は146カ国中116位

石倉秀明氏(キャスター 取締役)
・女性が活躍しにくい構造つくる男性の問題
・女性の能力が過小評価されている可能性
・構造変えようとするスピード&量が大事

内田アナ「女性だから、という理由で何かを諦めるのも、何かを得るのも、どこか違うように思います。とりあえず数を合わせるような平等ではなく、欲しいのは挑戦する機会の平等です。そして、他人を尊重しながら、支え合うような関係が進むと、社会が少しずつ変わっていくのではないでしょうか。」
フジテレビ:FNN Live News α
佐々木アナ「世界経済フォーラムは、世界の男女格差を調査したジェンダーギャップ報告をしたんですけれど、日本は116位。いやあ、なぜこうも低いんでしょう?」
原田亮介氏(解説キャスター)「政治と経済の分野で女性比率が響いている訳ですね。例えば、総理や閣僚の女性の比率というのが一つの指標なんですけど、こちら見てもわかるように女性の総理は過去にもいませんしね。」
佐々木アナ「そうですね。今回の参議院選挙で女性の当選者は過去最多の35人となったんですが、ただ国会議員全体に占める女性の比率は?と言うと、15%。依然として低いんですね。」
原田氏「現職はやっぱり男性が多い訳なので、それを候補から降ろして、女性候補を立てることまでしないと、女性比率はなかなか上がらない。経済界も似たようなもので、管理職の比率130位な訳ですよね。で、依然として、何となく昭和のおじさんカルチャーの会社、こうなってないか?我々はちょっと自覚した方がいいんじゃないでしょうか。」
佐々木アナ「多様性が大事ですよね。」
テレビ東京:WBS

米国 景気減速の兆し?「質屋」に駆け込む人急増

佐々木アナ「6月のアメリカの消費者物価指数ですけれども、強い数字となりました、9.1%と。物価上昇の勢いというのは加速してるんですよね。ですから、0.75%、中では1%の強い利上げという見方も出ているということで、これはやむを得ないですかね?」
原田氏「ちょっと驚いた数字ですね。質屋からお金を借りて、ガソリンを買わなくちゃいけないという、やっぱり普通の人にとっては大変なことですから。FRBのパウエル議長、このインフレをどうしても抑え込もうとする。だから、いつもの3倍ないし、あるいは本当4倍の大幅利上げは必至だと思います。その一方で、先行き心配な材料もたくさん出てきているんですね。」
佐々木アナ「中継でもありましたけれども、住宅市場ですよね。ご覧のように中古住宅販売件数なんですけれども、目に見えてわかります、この減少。影響出始めましたね。」
原田氏「住宅ローン金利が6%台に急騰して、ローンの申請件数も大幅に減ってますね。ですから、引き締めの効果は着実に出てきているんです。」
佐々木アナ「となると、インフレのまま景気が悪くなる、言わゆるスタグフレーションのリスクというのが出てきませんか?」
原田氏「ただ、中途半端に利上げを止めると、物価が例えば5%より下に下がらなくなる。それだと、普通の人の生活は大変ですよね。やはりFRBとしては、2%近くまで下がるという目処がつく。そういう状況にならないと、大幅な利上げを止めることが出来ない。そこに目処つくのが、早くてやっぱり秋以降じゃないでしょうかね。」
佐々木アナ「秋ですか。」
原田氏「一方で、テスラやネットフリックスといったようなアメリカの大手企業の人員整理のニュースが相次いでいますけど、デジタル関連で人を増やした企業、結構あったんですが、景気が悪くなって、固定費が重荷になる。今後、削減、更に広がる可能性があるんですね。ですから、来春以降のアメリカの企業決算も注目されると思います。」
テレビ東京:WBS

日米豪印エネルギー相会合 LNG安定確保へ

青井アナ「こうした中、アメリカのバイデン大統領は12日、中東のサウジアラビアなどに向けて出発。サウジアラビアでは湾岸地域の産油国の首脳などとの会合に出席して、原油の増産を直接呼びかけることにしている訳ですけれども、エネルギーをめぐる外交の交渉というのは活発化してる訳ですよね?」
田中アナ「そうですね。そして、国際社会の結束が欠かせない今、エネルギーの争奪戦が始まってしまえば、それこそロシアの狙い通りになってしまいますよね。そこで、日本としては、ロシアからの供給が途絶える最悪のケースも想定しながら、エネルギーをどう確保していくのか?そして、この夏以降の電力不足の懸念に、どう解消していくのか?スピード感のある判断が求められています。」
NHK:ニュースウオッチ9

スリランカ ラジャパクサ大統領 国外に脱出

佐々木アナ「スリランカが大混乱に陥っていますね。全土に非常事態宣言が出されました。どうしてこういう事態になっているんでしょうか?」
原田氏「元々再生危機だったところに、コロナ禍で観光客が激減して、外貨収入が蒸発したんですね。おかげで資源や食糧の輸入が出来なくなって、社会不安が大きくなったんですね。食費の値上がり率は年率80%と言うから、本当に食べるに困るでしょう。」
佐々木アナ「80%ですか。」
原田氏「しかも、資源が足りないから1日10時間を超える停電が毎日続くという状況ですね。」
佐々木アナ「ということで、不満を持った市民が先週末には大統領公邸に雪崩れ込んで占拠。大統領は国を捨てて逃亡するという事態になりました。ただ、この混乱の一因となりました財政悪化の背景には、中国による債務のワナというのもあるんですよね。」
原田氏「中国のスリランカへの関与は、元々スリランカが内戦で資金不足に陥った、その頃に遡るんですけど、返済能力を超えて貸し付けて、返せなくなったら接収するというのが債務のワナなんですね。2017年にはスリランカの港が中国資本に99年の契約で貸し出された、事実上は接収された、と。」
佐々木アナ「ですから、その国の重要なインフラにお金を貸し付けるという中国のやり方には、国際社会からも批判が高まっているんですよね。」
原田氏「はい。先月G7の首脳会談の声明で、多額の債権を持つ中国ということを名指しして、先進国と同じように債権者が平等の考え方で債権削減交渉に望むよう求めているんですけれど、声明は。中国側は債務のワナというのを認めていないんですね。で、スリランカに限らずアフリカのザンビアとか、中国の関与がないと、債務を減らせない国があるんで、日本は中国にこういったことに協力するよう求めていく、そういう役割があると思います。」

その他

埼玉県 記録的大雨

有働アナ「気をつけていることは、どんなことですか?」
辻氏「私、普段家にいると、スマホも見てなかったり、外の様子に気付かなかったりすることも多いので、気付かない内に孤立していた、みたいなことがないように、アラートに気付ける場所にスマホを置くとか、普段から家族だったりパートナーと、何かあったら電話するなり、そういったことに出来るだけ気を付けていきたいと思います。」
有働アナ「はい、大事なことですよね。そして、この記録的短時間大雨情報ですが、お住まいの地域に発表されますと、画面の上、ニュース速報でも流れます。これを見たら、キキクルで確かめて、すぐに身の安全を図って頂きたいと思います。」
日本テレビ:Newszero

東京電力福島第1原発事故訴訟 旧経営陣4人に計13兆円余の賠償命令

佐々木アナ「この判決を受けまして旧経営陣は、代理人弁護士を通じて、コメントは差し控えるなどと回答しています。」
テレビ東京:WBS

コロナを機に広がる“全国どこでもテレワーク”

国山アナ「リモートワークはメリット、デメリットあると思うんですけども、例えばこの時期だけはリモートとか、もう少し柔軟性を企業も持ってもいいのかな?と思いますけどね。」
小川アナ「時期を選んだり出来ればいいですよね。一方で課題もある、と。私も3カ月ほど妊娠中に完全リモートで出演を続けていましたけれども、他愛もない会話が無くなるので、孤独も感じたんですよね。コミニュケーションをどう取っていくのか?孤独にどう向き合っていくのか?というのも、今後焦点になっていきそうですね。」
TBS:News23

NTTドコモ 「街あそびAR」本格展開へ

小泉耕二氏(IoT  NEWS代表)
・スマホ&スマートグラスで仮想世界重ねる
・目に映る現実に詳細情報・地図などを表示
・メガネでなくコンタクトレンズ型も開発

三田アナ「私達の暮らしが変わる未来は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。」
フジテレビ:FNN Live News α

廃食油などが原料 リニューアブルディーゼルでバス運行

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
・植物由来の燃料でカーボンオフセット
・植物のライフサイクルの中でCO2相殺
・日本が誇るエンジン技術でCO2削減も

内田アナ「CO2削減という世界全体で向き合っていかなければいけない問題で、日本が貢献出来ることが広がればと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

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