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2022/1/25 欧米 ロシアによるウクライナ侵攻の備え本格化

2022/1/25 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

日本テレビ:Newszero
【新型コロナ 濃厚接触者「感染者が連絡」自治体も】

有働アナ「こうした方法についてはどう思われますか?」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「潜伏期間が短くなってると一説には言われているので、こういった濃厚接触者の定義も状況に合わせて見直さないと、パンクする状況になるなと素人ながら思いますが、そういったリスクの点見て冷静に常に見ないと、臨機応変に変わってきますから。あと僕の周りに最近陽性者はいないけれど、濃厚接触者と言われる人がだんだん増えてきて、で彼ら自主的に隔離してたりしてるんですけど、濃厚接触者の濃厚接触者になっている人まで結構見つけてくと、もう保健所がパンクしちゃって大変ですよね。」
有働アナ「確かにそうですよね。でも、本当にいつ友人とか同僚から連絡来るかわからないような状況なので、来た瞬間には“あっ“とちょっと複雑な気持ちになるかもしれませんけれども、私や周りの健康を思ってくれてのことだという風に、教えてくれてありがとうと伝える心構えと、そして自宅待機の準備は進めておきたいと思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【新型コロナオミクロン株 各国最新状況】 

星アナ「海外の状況を見てきましたが、こちらは日本国内のワクチンの最新の接種状況です。3回目の接種は全人口の2.1%です。政府は自衛隊による大規模接種会場を設けるなどして、ペースを加速させたいとしています。一方で、WHOはコロナとの戦いがまだ続く可能性に言及しました。テドロス事務局長はオミクロン株が最後の変異株だと見なすのは危険だと警告しています。」
田中アナ「オミクロン株の猛威がこれだけ続きますと、いつか感染するのではないか?と不安になりますよね。ワクチンの追加接種を早く受けたいという方も多いと思います。ワクチン接種の加速、更に人との接触はなるべく減らして、一日でも早く減少傾向に持ち込みたいですよね。」

政治

国際

テレビ東京:WBS
【ウクライナ情勢緊迫 米軍8500人派兵を準備】 

大江アナ「一気に状況緊迫化していますが、そもそものところで知りたいのが、ロシアがどうしてウクライナにそこまでこだわっていて、侵攻までしようとしているのか?というところですね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「歴史を振り返ってみると、1991年に旧ソ連が崩壊するまでウクライナはソ連の一員だった訳です。一方でプーチン大統領、今最もおそらく懸念しているのは、ウクライナがNATO、北大西洋条約機構に加盟の希望を持っているという、その点だと思いますね。」
大江アナ「ただその希望を持ったとしても、ウクライナというのは独立国家ですから、それは自由ですよね?」
滝田氏「それはもちろんその通りなんです。ただ、この地図を見て頂きたいんですけども、これはNATO加盟国ですよね。ソ連が崩壊するまではオレンジ色の国々だった訳ですが、ソ連が崩壊した後は東の方に広がった訳ですよね。で要するに、こういう状況の中でウクライナがNATOに加盟するとどうなるのか?ということですけども、ウクライナの首都はキエフです。ロシアの首都モスクワなんですけれども、その距離が760kmなんですよね。これは東京と福岡の距離よりも近いんですよね。と言うことで、例えばアメリカが近くにある社会主義国キューバを鬱陶しい存在と見ていると同じような力学が 働いてるんじゃないでしょうか。」
大江アナ「ロシアにとってもやめてほしいという、そこで圧力を掛けているということなんですか。」
滝田氏「はい。それはロシア側の理屈と言うか論理なんですけれども、どんな理由があっても、隣の国に軍事侵攻していいということはない訳ですよね。その意味で、もしそんなことをやっちゃうと、ますます東ヨーロッパの国の民心がロシアから離反することになるんじゃないでしょうか。」
大江アナ「そこはもうロシアにとってはジレンマのようなものなのかもしれませんね。」
滝田氏「全くその通りですね。」

日本テレビ:Newszero
【ウクライナ 緊迫…ロシアの侵攻は?邦人「出国を」】

有働アナ「ちょっとしたボタンの掛け違えで武力衝突に繋がってしまうんじゃないか?と心配ですけれども、どう見てらっしゃいますか?」
落合氏「僕は今回の件はシリアスな状態なんじゃないかなと思ってます。久しぶりにドンパチありそうなような匂いがするんですけど、大丈夫かな?と思ってますが、基本的にこういう国際情勢の場合、手を出した方が負けというか、いかに手を出さないで帰ってもらうかの勝負ということになると思うんですけれども、どちらが降りるかという方法しか解決しようのないものの、今どちらも降りそうもないですし、予想はされましたがバイデンさんこういう時のアプローチがすごくパワフルだなというのが今回の印象で、日本の影響としては株式市場への影響というのがすごい不安ですね。仕事に影響出ないといいよなあと思ってるんですけど。」
有働アナ「とにかく衝突が起きないように外交で解決してほしい、と言うしかないんですけど。」

フジテレビ:FNN Live News α
【ロシア国防省 地上戦演習公開】

三田アナ「ウクライナ情勢がまた緊迫の度合いを高めていますね。」
風間晋氏(解説委員)「原油価格の先行きも心配です。ロシア軍の侵攻にアメリカが厳しい経済制裁で応じ、世界第2位の石油輸出国のロシアがグローバル供給網から脱落することになれば、価格の高騰は避けられません。世界有数の総合金融サービス会社JPモルガンからは先週1バレル150ドルもありうるとする見方が伝わってきました。去年10-12月期の価格の2倍ですから、ガソリン1L5円の補助では全く追いつきません。ロシアからヨーロッパへの天然ガスの供給も大混乱します。それがわかっているので、ヨーロッパとアメリカの足並みが揃いません。IEA、国際エネルギー機関の事務局長は、ロシアは去年から天然ガスの供給量を抑えて、需給の逼迫を作り出していると批判しています。そう考えると、ロシア軍の大規模な展開も、派手な演習映像も、実はエネルギー価格の高止まりとロシアの影響力を思い知らせる狙いではと勘ぐりたくなります。」
三田アナ「そうですね。地域情勢の悪化はエネルギー価格への影響も懸念されます。」

テレビ朝日:報道ステーション
【欧米 ロシアによるウクライナ侵攻の備え本格化】

大越アナ「互いにボールは相手方にある、ということですね。」
小木アナ「そういう認識ですね。」
大越アナ「なかなかこれ出口が見えづらいのかなと思いますが、もう一つのアクターというのはヨーロッパですよね。アメリカと歩調合わせていますけれども、ヨーロッパ、資源、例えば天然ガスなんかはロシアに依存しているところが多いということですので、なかなか足並みが揃わないという弱みがあります。ですから、ロシアひょっとすると、アメリカ政権基盤が揺らいでいるバイデン大統領の足元を見ながら、一方でヨーロッパの足元も見て、強かに戦略を押しはめているのかもしれません。」

テレビ東京:WBS
【緊迫するウクライナ情勢 身構えるマーケットは…】 

大江アナ「ウクライナ情勢については連日お伝えしていますが、かなり緊迫化しています。マーケットも敏感に反応していますよね。」
滝田氏「ポイント3つ指摘しておきたいと思うんですよね。1つは全体下げる中での“防衛関連企業“の株価急騰してるんですよ、これ1番目。2番目は“天然ガス“の価格急騰、これはロシアが蛇口閉めるんじゃないかという懸念ですよね。3つ目は“ロシア株“や“通貨ルーブル“が急落したんです。今日は若干反発してるんですが、この辺のところはやっぱり米欧からの経済制裁懸念してるんですね。」
大江アナ「そうでしょうね。投資家の心理というのも、かなり混乱してるのかな?というのが24日のアメリカNYダウ、ジェットコースターのように1000ドル以上下落したと思ったら、上昇して引けるという状況でしたが、そうした中で次の注目はFOMC、アメリカの金融政策どうなるか?ですね。」
滝田氏「はい。これはもう引き締めに向かうということはほぼ確実ですけれども、ただし有事のドル買いみたいな現象ですね。つまり、バーっとドルの買いに走る時はFRBが緊急時にドル資金の供給をするというような対応も考えられると思うんです。」

その他

テレビ東京:WBS
【ついにバブル期超え⁉︎ マンション値上がりどこまで?】

大江アナ「田中さんが取材したマンションもかなり強気の価格設定でしたよね?」
田中アナ「そうですね。ただローンは組まずに現金で購入する方というのは少なくないそうで、今後もこういった高価格帯のマンション売れ続けるだろう、と即答したのが印象的でした。」 

【春闘 事実上スタート】
フジテレビ:FNN Live News α

石倉秀明氏(キャスター 取締役CRO)
・企業は慎重に・・・上げると下げにくい賃金
・“構造的なゆがみ“解消につながるか疑問も
・枠組みを超えて議論の参加者に多様性を

三田アナ「まさに非正規の方達は賃上げどころか収入が激減したりと、コロナ禍のしわ寄せを集中的に受けています。コロナ対応の最前線に立つエッセンシャルワーカーの皆さんも非正規の方がたくさんいらっしゃいます。本当に困っている人に手を差し伸べるためには、春闘の枠組みにこそ多様性が求められているのかもしれません。」

テレビ東京:WBS

大江アナ「今年の春闘は特に注目されていますよね。と言いますのも、岸田政権は3%を超えるくらいの賃上げ目指していますし、ニュースにもありましたように労働組合である連合、4%程度の賃上げを求めている、と。この実現、可能と見ていますか?」
滝田氏「なかなか難しいと思うんですよね。日本経済新聞が昨年12月に実施した有力企業の社長アンケートを見て頂きたいんですが。」
大江アナ「100人の方に聞いたんですね。」
滝田氏「賃上げはどうか?と聞いているんですが。」
大江アナ「見てみますと、1%台、2%台、3%以上賃上げすると答えた方が合わせると9割近くにのぼったんですね。」
滝田氏「はい。ただニュースとの関係で言うと、3%以上と答えられた方18%なんですよね。じゃあなんで18%に留まってるのか?ということで、賃上げに必要な条件を聞いてみたんですよね。ご覧頂きたいんですけど、“生産性の向上“が8割、これ当たり前のことですが、より重要なのは“国内市場の拡大“、そして“コストの価格転嫁“という答えがだいたい4割以上だったということに注目したいと思いますね。」
大江アナ「今、政府が進めようとしていますが、この賃上げした企業を優遇する税制ですが、それについてよりも、こういったところの方が求める声が多かった、と。」
滝田氏「そうですね。例えば、国内市場がなぜ重要なのか?と言うと、今日本企業が売上・利益を伸ばしているのは海外なんですよね。海外ではだから賃金上げやすいんですけれど、国内だと上げにくいという、そういう雰囲気あると思うんですよね。ただ国内で賃上げ渋ってると、結局お金がみんなの懐に回らないから、なかなか消費が増えず、企業の売上も増えない、そういう問題あるんです。やっぱりそこはやらなきゃいけない。」
大江アナ「国内景気が良くならない、と。もう一つのコストの価格転嫁。ここは特に下請け企業が必要な価格転嫁を出来る環境になるかどうかというところなんでしょうね。」
滝田氏「はい。やっぱり大企業の利益の分配というところになってくると思うんですよね。そこのところをうまく回していくという、やっぱり政府が背中を押す努力が必要になってきますよね。」
大江アナ「それがまた新しい資本主義なのかもしれませんね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【モスバーガー 初のキッチンカー導入】

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・集客見込める戦略、新店舗“7割は立地で“
・相次ぐ大手参入で市場拡大と競争激化へ
・背景には出店コスト・・・通常店舗の1/4以下

三田アナ「密を避けながら、出来立ての料理を楽しめるというのは、利用者のメリットも大きいように感じますが、業態として定着出来るのか注目されます。」

NHK:ニュースウオッチ9
【大量廃棄のだいこん 何が?】

田中アナ「だいこん役者、主役という言葉がありましたが、最近値上げのニュースたくさん伝えてきましたので、安いというのは消費者にとっては嬉しいことなんですが、生産農家の方達にとっては厳しい現実ですね。」
星アナ「そうですね。大根と言うと、おでんやお味噌汁しか思いつかなかったんですけれども、レパートリーを増やして大根をもっと食べたいと思いました。」

【根室新聞 地域紙に何ができるか】

星アナ「この根室新聞、去年休刊してからちょうど1年となる3月31日の復刊を目指して急ピッチで準備を進めています。」
田中アナ「地域を見つめ、その地域を良くするためには何が出来るのか?こうしたメッセージを感じました。」

日本テレビ:Newszero
【岡山県 ベトナム人技能実習生暴行】

有働アナ「本当にこうしたことが繰り返されないようにしっかりとした調査をお願いしたいと思います。」

TBS:News23
【<調査報道23時>埼玉県白岡市 暴行の末に死亡 少年の声なき声】

小川アナ「お母さんのケアをしてきたというヤングケアラーだった女性にお話を伺っていて、はっとさせられた言葉が2つありました。それがこちら、ヤングケアラーの方は自分が特殊な環境に置かれていると気付かない。なぜならば、ケアをすることが当然だと思っているから。そしてもう一つ、気付いたとしても、自分の状況を他人に話すことは、親を批判することに繋がるので、なかなか話せない。こうした側面があるということです。では、どうしたらサポートが必要な時にヤングケアラーの方々に声を挙げてもらうことが出来るのか?支援する方は、まずは支援の場があるということを知ってほしい、そんな風に話しています。これは当事者のみならず知って頂きたいことです。今字幕で出ていますNPOカタリバもその一つです。」


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