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2022/6/8 新型コロナ持続化給付金10億円詐欺事件 インドネシアで主犯格“不法滞在”逮捕

2022/6/8 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシア ラブロフ外相 トルコ チャウシュオール外相と会談

三田アナ「今回の外相会談では、なぜ穀物問題が大きなテーマとなったのでしょうか?」
風間晋氏(解説委員)「ウクライナからの穀物輸出のストップに、特に危機感を強めているのが中東とアフリカの途上国です。この地域の国々はロシアへの制裁に加わっていないので、ロシアとしても蔑ろには出来ません。善意をもって対処してるとアピールするのが上策で、いち早くロシア単独でトルコとの外相会談に臨みました。機雷除去に言及したのは、ウクライナ側が動いていないと、印象付ける狙いもあったとも見えます。」
三田アナ「ただ大きな進展はなかったようですが、今後どうなっていくのでしょうか?」
風間氏「戦争エリアでの海上輸送では、具体的な取り決めが不可欠で、トルコや国連などの関与も必要です。ロシアにとっては、調整に時間が掛かればそれだけ途上国の苦境や不満が強まり、それが欧米の人道意識を刺激して、ウクライナへのプレッシャーになる。そんなことも期待出来ます。穀物を武器に使うルールは長引きそうな気がします。」
三田アナ「なるほど。一方でトルコにはどんな思惑があるんでしょうか?」
風間氏「黒海と地中海をつなぐ戦略的な位置にあって、ロシアもアメリカも配慮を示さざるを得ない地域の大国として存在感を強めようとしています。トルコの先月の物価上昇率は前年同月比73.5%です。インフレより外交に目を向けさせたい、という事情もありそうです。」
三田アナ「そうなんですね。輸出の正常化に向かうのか?予断を許さない状況が続きそうです。」
フジテレビ:FNN Live News α 

ロシア プーチン大統領 国民との直接対話“先送り”

大越アナ「今は戦争に集中したいということなのか?それとも、国民から直接批判を受けるような不慮の事態を避けたいということなのか?憶測を呼ぶ決定ではあります。」
テレビ朝日:報道ステーション

ロシア 北方領土周辺の漁業協定一時停止

佐々木アナ「ロシアが北方領土周辺の漁業の安全操業協定というのを、いきなり停止しました。これはなぜこのタイミングなんでしょうか?いくつかあるんですね、協定というのは。」
原田亮介氏(解説キャスター)「ウクライナの侵攻でロシアも日本政府が北方領土への主張を強めている、と。これの反発があると思うんですよね。で、秋以降のホッケ漁、あるいはタコ漁への影響が懸念されるんですが、全体としてそれほどダメージは大きくないと思うんです。」
佐々木アナ「そうですか。他にもありますね。4つあるんですけれども、他はどうなんでしょうか?」
原田氏「ロシアの川に由来するサケ・マス漁。これは4月に交渉が妥結してるんですね。歯舞諸島の貝殻島周辺の昆布漁。これも今月初めの交渉で合意しました。」
佐々木アナ「合意してる?」
原田氏「はい。残ってるのは、日本とロシア双方の排他的経済水域で操業するサンマやイカの漁なんですね。で、交渉が年末になる見通しなんですけれど、この行方は予断を許さない、という感じですね。」
佐々木アナ「ですから、今回の措置を受けて、ここがどうなるのか?日本はどう対応していくべきだと思われますか?」
原田氏「これはロシアの出方次第なんですけれど、厳しい場合には漁業者支援などが必要になる可能性ありますね。」
テレビ東京:WBS

国際

政治

立憲民主党 内閣不信任案提出

有働アナ「形だけというのが、一番刺さらないことなんですけどねえ。」
日本テレビ:Newszero

その他

中小企業が「価格転嫁」できないワケ…

有働アナ「価格転嫁が進まない現状というのは、どう考えてらっしゃいますか?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「例えばアパレル業界でも、今いいヴィンテージがなかなか日本に入って来なくなりつつあるようで、日本だと高価格帯でいい品質のものが売れなくなってきているからなんじゃないか?とバイヤーさんから聞いたことはあります。どの業界でも起こりつつあるのかな?というのを感じますし、給料アップももちろん大事ですし、同時に例えば終身雇用とか年功序列の文化も変えていく必要があると思うんですけど、一企業だけではなかなか限界もあるので、まずは政治からのアプローチが何よりも大事なんじゃないかな、と思います。」
有働アナ「そうですね。これずっとどうにかしないと、と言われてきたことで、それを新しい発想で示してくれることが新しい資本主義かと思ってはいたんですけれども、その新しさが何なのかは、ちょっとよくわからなかったです。」
日本テレビ:Newszero

サントリーワインインターナショナル 日本ワイン新ブランド「SUNTORY FROM FARM」立ち上げ

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール准教授)
・日本ワイン 知名度と理解を深める必要性
・お酒の味を引き立てる“土地”“人”の物語
・ワインの地産地消 ツーリズムとのコラボを

三田アナ「日本ワインの魅力を知ることでワインの楽しみの幅も広がりそうです。」
フジテレビ:FNN Live News α

北海道札幌市 動物園条例 全国で初めて成立

国山アナ「動物園は生態系を学ぶことが出来る場所でもあると思います。保全活動という役割もあると思うんですけど、私は恥ずかしながら、この動物福祉という言葉は知りませんでしたね。」
小川アナ「私も実はライオンを見に、子どもと動物園に行ったんですけど、ライオンが展示されていなくて、観賞出来ないということを知って、ハッとさせられた思いがあったんですよね。観賞する私達も動物の姿をただ楽しむだけじゃなくて、動物園がどんな風に動物と向き合って、そしてどんな取り組みを行なっているか?そこにも意識を向けるなど、変わっていく必要があるなという風に感じました。」
TBS:News23

東京江戸川区 2021年ひきこもり大規模調査

山内アナ「支援は必要なんだ、と。」
青井アナ「対応なんですけど、区ではこうした課題に対応するために、無理にではなくて、当事者が求めるようになった時に即座に支えられるように定期的に連絡を取り続ける、としています。」
田中アナ「今回の調査では、ひきこもりが長期化する実態も明らかになりました。家族の負担が増すケースもあり、具体的な支援策をしっかりと把握して、対応していくことが求められます。」
NHK:ニュースウオッチ9

映画界注目「性的シーン」で俳優守る

有働アナ「こういう同意を得るというのは、映画界の話だけじゃないですよね。」
辻氏「そうですよね。政治も経済もそうですし、こう言う文化の領域でも、権限を持っている方が比較的年齢の高い男性に偏りがちな傾向にあるというのも、問題の背景にあるんじゃないかなと思います。あと映画で言うと、各々が気をつけよう、意識を変えよう、と言うだけじゃなくて、人事だったり、制度だったりというところから本気で変えていかないと、なかなか業界の文化って変わっていかないんじゃないかなと思うので、いい映画を撮るために音声さんとかカメラさんが必要なのと同じで、インティマシー・コーディネータの方なども作品に必要不可欠なスタッフであるという文化が根付いてほしいなと思いますね。」
有働アナ「で、今すぐ出来ることとしては、周りがどう気付いてあげられるかだと思うんですけど、意外と気付かないフリをしてしまっていないか?というのを、自分でもう一度、今一度振り返ってみるというのも大切なことなのかもしれません。」
日本テレビ:Newszero

<αism~キーパーソン対談~>“非資源×SDGs”からみる未来の商社像とは

三田アナ「岡藤会長は、健康経営にも力を入れていらっしゃって、朝食のサポートや早朝の時間外手当てを充実させる朝型勤務制度や子育てをしながらキャリアを継続することが出来る風土醸成にも努めてきました。岡藤会長は、社員が働きがいを持って働けて、その家族にとってもいい会社で働けることこそ、最高のパフォーマンスにつながりますし、それが組織の力になるとおっしゃっていました。持続可能な社会を目指す伊藤忠の持続的な成長のカギがそこにあるように感じます。」
フジテレビ:FNN Live News α

エアコン品薄 “中古”に脚光

佐々木アナ「在庫が不足するかも、ということで、そうなると今後は中古市場でも販売価格が上がることもあるかもしれないということです。そうなると、買取価格も高くなる可能性があるということでした。」
テレビ東京:WBS

未利用魚「モウカザメ」 企業も漁港も熱視線

佐々木アナ「サメは食べてなかったですよね、なかなかね。」
原田氏「もうビックリしますね。」
佐々木アナ「そうですよね。ただ、こうしてこれまで捨てられていたり、使われていなかったものに、価値をつけて新しい商品を生み出す、アップサイクルと言うそうですね。こういった動き、これからもどんどん増えていきそうです。」
テレビ東京:WBS

外国人観光客受け入れ再開へ 2年ぶりの商機到来

佐々木アナ「インバウンド再開に向けて準備が着々とみんな進んでいるようですけれども、本当期待が高まってますよね。韓国でも日本に行きたいんだ、という声ありましたよね。ただ、日本に来るにはビザが必要なんですよね?」
原田亮介氏(解説キャスター)「そうですね。日本は入国者数にまだ2万人という上限をG7で唯一設けてる訳ですよ。だから、日本から韓国に行くのにビザ発給の大行列が出来てましたけど、これは日本が来日客にビザを義務付けてるからなんです。で、韓国は相互主義でやってるに過ぎない訳ですね。」
佐々木アナ「相互主義というのは、そちらがやるからこちらもやるんだ、ということになってるんですね。となると、やっぱり日本が厳しいでしょうか?」
原田氏「岸田総理は安倍政権や菅政権が新型コロナ対応で支持率を下げたことを非常に気にしてる訳ですね。G7並みと大見えを切ったのに慎重なんです。特に7月の参議院選挙前に、もう1度感染爆発が起きるのをとても気にしてますね。」
佐々木アナ「やっぱりこの選挙というのが気になるんですね。ただ、地方などでもインバウンドへの期待強いです。早く何とか緩和をしていきたいものですよね。」
原田氏「決め手はビザを不要にする査証免除ということなんですよ。ビザがいらなくなる。そうすれば、入国者数の上限も外れますから。で、おそらく参議院選挙後に、このスケジュールが見えてくると思います。」
佐々木アナ「そうですか。昨日政府が旅行業界向けにガイドラインを公表しましたけれども、これかなり細かい内容でしたから、やはり感染への警戒というのがあるんですね、まだ。」
原田氏「強いですね。これ外国人観光客の医療保険への加入を促すとか、マスクを着用させるよう添乗員に指導するよう求めるとか、あるいは宿泊業者には更衣室や浴場、お風呂、そこに感染防止の案内を外国語で掲示しなさい、と。結構細かいですね。アジア各国のようにマスク着用が普通ならいいんですけれど、欧米のようにマスクをしない、そこからの観光客がトラブルになったりしないように工夫が必要だと思います。」
佐々木アナ「そこですよね、はい。」
テレビ東京:WBS 

<白熱!ランキング>大学発スタートアップが増加

佐々木アナ「1位は角谷さんの母校じゃないですか。やっぱり起業する人、多いですか?」
角谷アナ「はい、そうですね。学生時代から温めていたものを卒業してから起業するという人もいますし、大学の中で起業に関する授業というものもあって、そういったところからやってみよう、と気持ちがあるかもしれないですね。」
佐々木アナ「シェアオフィスですとか、そういったアドバイスがありますと、学生の頃から起業の意識高められますね。となると、大学発のスタートアップ、成功のカギは何でしょうか?」
原田氏「ここに3つ掲げてみました。まず、若い人が若い人を教えて強い人材をつくる、ということなんですが、この言葉、実は東大のAI研究で有名な松尾豊教授が数々のスタートアップを見出してきた人なんですけど、政府の有識者会議の資料で掲げてる言葉なんですよね。で、若い人が若い人を教える、と。これがさっきの映像でも、先輩達、ビジネスに関わる年齢が結構若い人達を教える、ということですね。」
佐々木アナ「ですから、これまでのように年配の人が教えるだけの教育ではダメなんだぞ、ということなんですね。」
原田氏「そうですね。もう1つは、社会とつながるネットワーク。で、これは例えばAIはAIだけ、ものづくりはものづくりだけということではなくて、両方が出来る人材というのをこれから育てなくちゃいけないんだけど、社会とのつながりがないと、なかなか生まれてこない。で、大学の古い体質のままだと、狭い専門領域からなかなか外へ広がらない。企業との連携も作れない、ということなんですね。」
佐々木アナ「そういう意味では、先程あったようなOB・OGの存在というのも大きいですよね。ただ、課題と言いますと、日本のスタートアップはまだ事業規模が小さいというのがありますね。」
原田氏「最後の最大の課題というのが、スケールの問題ですね。今度10兆円の大ファンドが出来る訳ですけれど、国際競争力のある大学を作って、スタートアップを続々と排出する、と。で、それを企業や民間ファンドの出資者が腰を据えて育てる、と。そういう環境を作ることが大事だと思います。」
佐々木アナ「好循環が生まれるか?ですね。」
テレビ東京:WBS

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