2021/9/1 菅首相 "衆議院解散できる状況ではない" 真意は
2021/9/1 夜のニュース比較、文字起こし
自民党総裁選挙
【菅首相 "衆議院解散できる状況ではない" 真意は】
NHK:ニュースウォッチ9 7’18
徳橋達也氏(政治部)「党内からは、去年は派閥のバランスに配慮した人事を行なったけれども、今回は菅総理自らがやりたい人事を思い切って行って、若手や女性議員を起用するんじゃないか、という見方があるんですね。一方で、政権を取り巻く環境が厳しい中で、執行部メンバーに入れば、火中の栗を拾うことになりかねない、という声も出ていますね。菅総理が思い通りに人事の刷新を実現して、党内の支持、更に世論の支持を得られるかという点が総裁選挙や衆議院選挙にも影響を及ぼす、ということになりそうです。」
徳橋達也氏(政治部)「野党側としては、新型コロナ対策の財源が枯渇する前に、とにかく早めの対応が必要だ、としまして、国会の召集を訴えてきたんですね。一方で、衆議院選挙が迫る中で野党内には自民党総裁選挙に注目が集まることによる埋没ということに危機感を示す声がありまして、菅政権に攻勢をかける場面を生み出したかったという思惑もあると思います。これに対して与党側は、財源は不足する状況にはなくて、直ちに補正予算の編成は必要ないという立場なんですけれども、野党内には菅総理の国会での追求を避けたかっただけなのではないかという指摘も出ていますね。」
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そもそも臨時国会の召集に応じないのは、憲法違反だと思うのですが。
フジテレビ:FNN Live News α 1’13
テレビ朝日:報道ステーション 6’41
徳永アナ「解散、総裁選挙をめぐっては、色んな思惑が蠢きあっていますね。」
梶原みずほ氏(朝日新聞 国際報道部記者)「そうですね。実は次の総理というのは、伊藤博文から数えて第100代の総理になるんです。この日本の政治の歴史の重要な節目になる訳なんですね。それに加えて、パンデミックというものを我々経験して、今までの古い価値観とか見方というものが、これからの社会、これからの世界では通用しないかもしない、というそういう転換点にあると思います。この国難において、党の顔、もしくは内閣の顔ぶれを変えるという小手先の対応の仕方というのが、果たしてそれでいいのかどうか?有事の際に任せられるのかどうか?そして、時代の変化に柔軟に対応できるのかという、この政党、政権の本質を見極める、今までとは違った総裁選、そして総選挙になると思います。」
テレビ東京:WBS 3’12
篠原裕明氏(官邸キャップ)「菅総理としては恩義はあるものの、二階さんの老練なイメージを払拭したいというのがまずはあります。人気や発信力という点では、小泉さんや河野さんですし、また実力がありながらも若いという意味では、萩生田さんということになると思います。菅総理にないものを補う、そういうメッセージの人事で支持率アップを狙いたいという思惑です。」
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人気?発信力?そして実力?。。。本当にありますか?
【菅首相 "2つの禁じ手" 総裁選挙&衆議院選挙へ】
日本テレビ:Newszero 3’48
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「少なくとも今はコロナで国民の命に関わる有事ですよね。そんな中でこのゴタゴタは、例えるならば、飛び立った飛行機のコクピットで誰が機長席に座るのか小競り合いをしているみたいな状態だなと伺って思ってまして、とにかく今は操縦桿を握って、目の前の命を救うのが最優先なんじゃないかなと思います。いずれにしても、国民のための政治であってほしいな、と切に思いますね。」
有働アナ「菅さん、今日もですけれども、コロナ対策が最優先、と繰り返しおっしゃってますけれども、2つの禁じ手みたいな話を聞きますと、本当は何が最優先なのかわからなくなってしまいますが。」
【菅首相 自民党役員人事&内閣改造 小泉環境大臣&石破氏ら要職起用検討】
TBS:News23 2’52
新型コロナウイルス
【新型コロナ 感染加速度的に拡大 子供の命と学びどう守る】
NHK:ニュースウオッチ9 10’24
星アナ「デルタ株の感染拡大の最中に学校の再開が重なってしまい、家庭も学校も大変な状況ですよね。オンライン授業についても、小学校低学年の子どもにはサポートがないと難しいという声が上がっているそうです。」
田中アナ「家庭によっては、オンラインの通信環境を整えることが難しいという子ども達もいます。命も学びも守るために、子ども達の声に耳を澄ませながら、学校と行政は取組みを進めていく必要があります。」
東京パラリンピック
日本テレビ:Newszero 12’46
TBS:News23 6’42
フジテレビ:FNN Live News α 6’57
テレビ朝日:報道ステーション 5’13