2023/7/24 台湾 空襲備え大規模避難訓練 日本ではシェルター整備の動き
2023/7/24 夜のニュース比較
久しぶりに文字起こしをして、疲れました。
各局別
NHK：ニュースウオッチ9
政府 南西諸島の防衛力強化へ
林田アナ「防衛力の強化が急ピッチで進む中、こうした現状があるんですね。」
田中アナ「施設の整備にあたって政府は地域の理解を得ていきたいとしているんです。浜田防衛大臣は先週鹿児島県の塩田知事と会談をしました。この場で浜田大臣は馬毛島について大変重要なプロジェクトで、出来る限りの対応をしながら、住民の方に不安を与えないよう努力していきたい、と話しました。馬毛島、与那国島などで進む施設の整備にあたっては、地元の住民の理解が欠かせません。住民との意思の疎通を大事にしてほしいです。」
テレビ朝日：報道ステーション
台湾 防衛の日 有事を見据え
小木アナ「本当に走っている人がいたり、緊張感ありましたね。」
大越アナ「そうですね。この防空演習が始まるのに合わせて、台北の街から、非常に大きな都市なんですけれども、この台北から一斉に人影が消える。車が止まる。商店のシャッターが閉まる。その様子を見たのは、さすがに衝撃でした。これは避難訓練の枠にはまらない、本当に防空演習なんだということを実感をしました。もちろんそれぞれの市民に聞きますと、中国に対する脅威の感じ方というのは濃淡があります。中国は台湾統一のためには武力行使を放棄しないという姿勢を貫いていますけれども、それに対しては、それはハッタリだという風に話す人もいれば、いや危機はすぐそこに来ている、と警戒を露わにする人もいます。ただ、いずれも今回の防空演習についてはルールに従って、整然と行動していたのが非常に印象的でした。そうした人達に万一、中国と一戦を交えることになったら、あなたはどう対応しますか？と聞きますと、誰もがその時は当局の指示に従って、整然と毅然と行動しますと話していました。」
安藤アナ「民間の講座に、本当に性別も世代も様々な多くの人が訪れるというのも非常に驚きを感じました。」
大越アナ「決して安くはない有料の防衛講座に定員を大きく超える申し込みが続いているというのは、やはり市民の防衛意識が高いということを示しているのだと思います。親子連れを対象にした公園でのイベントで会った父親は、こういう風に話をしていました。戦争を避けるためには、戦争に備えることが必要なんだ。それはどういうことですか？という風に聞くと、一人一人が備えを強化すれば、相手にとって侵攻のリスクが高まる。リスクが高いと考えれば、攻めることを躊躇う。それが結果的に戦争へと発展しにくい状況を作り出すという風に説明をしていました。非常に強い説得力があるという風に感じました。このイベントの主催者に聞きますと、それぞれ市民が高い防災意識を持つことは軍事力とは別の強い力を持つことにもなるという風に話もしていました。具体的にはロシアによる侵攻を耐え凌ぐウクライナの姿が、そのことを象徴しているとも話していました。」
小木アナ「日本にとっても地理的に非常に近い台湾で、こと防衛ということ、特に市民レベルの防衛感覚で言うと、だいぶ日本とは違うところがあると思いますけれども、改めてどう感じましたか？」
大越アナ「そうですね、私もそういう風に感じました。台湾というところは戦前・戦中の日本を含めて大国による支配の歴史を持っています。そして今、世界で最も複雑な関係にあるとも言える大陸の中国からの脅威が高まる中にあります。そうした中でも、この四半世紀をかけて、台湾が大事に育んできたのが自由と民主主義を大切にするという価値観です。その価値観、大切な自由と民主主義という価値を守りたいというのが、その意識が強い防災意識に繋がっているんだという風に確信をしました。民主的な政治手法によって強制的な政治に、どう立ち向かうか？台湾のチャレンジというのは、今の全世界が注目すべき共通のある種のテーマを含んでいるという風に思います。明日は、この台湾の総統選挙を半年後に控えた若者の意識の変化についてお伝えします。」
テレビ東京：WBS
日本テレビ：NewsZERO
台湾 果物も利用「中国の圧力」に街は
有働アナ「今日も訓練があったんですけれども、日常の賑やかなこの街の中から、本当に人も車も全て姿を消すという光景を見まして、本当に戦争の気配を感じる日常というのは、こういうことなんだと改めて感じました。こういう中で若い人達が、どんな風に未来を考えているのか？ということを明日詳しくお伝えしたいと思います。」
TBS：news23
ビッグモーター 保険金不正請求問題
小川アナ「国交省が聞き取りを行うということですけれども、ビッグモーターの問題、政府はどう対応するのでしょうか？」
星浩氏「国交省の幹部によりますと、今回はこれ組織的、常習的な不正でして、隠蔽体質もかなり悪質だというんですね。近く立ち入り調査をするということなんですけども、それ以外に事実関係としては、刑事事件としての立件も必要になってくると思います。一方で保険会社がどこまで関与してきたか？というのは、金融庁が近く調べをすることになってくると思います。消費者にとっては保険料の負担という問題にも繋がってますので、速やかに責任追及と真相解明を行なってもらいたいと思いますね。」
台湾 空襲備え大規模避難訓練 日本ではシェルター整備の動き
小川アナ「台湾有事に備えたミサイル配備に遅れる形でシェルター整備の話と。これ順序が逆なんじゃないか？という気もしますけど。」
星浩氏「そうですね。やっぱりミサイル配備すれば、ターゲットになる訳ですから、ミサイル配備に先駆けてシェルターを整備するというのが本来のあり方だと思いますね。それにやっぱり4500人では、いかにも少ないですよね。」
小川アナ「そうですね、1割弱ということですからね。」
星氏「それと台湾有事を見据えて日本ではやっぱり“台湾が本当に何を求めているか”というのを点検する必要があると思うんですね。最近、シミュレーションが盛んに行われているんですけど、実際台湾の人が求めているのは、例えば有事になった時にLNGですね、液化天然ガスがなくなりますので、そこをどうやって補給してくれるんだ？と。かなり具体的な要求なんですね。やっぱり日本と台湾というのは、政府間同士の接触というのは出来ないんですけども、国会議員はいっぱい行ってますので、そうした対話を通じて、台湾の求めるニーズを具体的に日本が聞き取って、具体的な支援策を出していくということが必要だと思いますね。」
フジテレビ：Live News α
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