ほんのり片思いを続けます

　後輩くんと会って数日、いろいろ冷静になって考えてみた。私が強烈に会いたくて仕方がなかったのは

①後輩くんが会わない間に色々変わってしまったんじゃないか不安。
②花見や宅飲みの約束がドタキャンになったままなのが嫌。

　たぶん大きくこの２つ。

①については全く心配なかった。彼は全く変わってなくて、彼女もあの様子じゃできてないし、土日も試験勉強してるって言ってたから真面目で無趣味な彼のままだった。先輩♀たちと飲みに行く話もイベント参加の打ち上げみたいな感じだし、「別に〇〇さんたちと飲みたいわけじゃないんすよねー。」って言ってたから、まぁ誘われたし、暇だから行くかって感じだと思うんだよね。あと一番危惧してた上司♀さんと二人でもっと仲良くなってたらどうしようという心配だけど、全然いらなかった。ご飯食べに行く約束してた日も、上司さんと後輩くんは早めに終わって私がちょっと残業になってしまったのでもしかしたら二人で先に店に入ってたり、時間つぶしてたりするのかと思ってたら完全別行動だった。上司♀さんにとって後輩くんはきっと私にとっての坊ちゃんで、そういう対象ではないし、後輩くんも話を聞いて欲しいときは誘うけど、きっとそういうんじゃないんだろうなぁ、と思った。

②については、とりあえず一回会えたからドタキャンのもやもやは消えた。ドタキャンした理由も解決してたみたいで、よかった。食事に誘ったときなかなか予定が合わなかった理由が上司♀さんの家庭の事情ということもわかって、ちょっと安心。でも、やっぱり花見は行きたかったよ。すっごい綺麗だったんだもん。みんなに見せたかったんだ。

　で、やっぱり彼が好きだなぁ、と思ったところ。

　〇食事がそろって、私が「みなさん仕事どうですか？」って話を振ったら「いやいや、まずはヤンマーさんのターンですよ。」って私の話を聞いてくれようとしたところ。なんでそんなに優しいの？私がこれがこう大変でさ、でもこうやって頑張ってるよって話をしたら「えらい。それマジでえらいです！」って褒めてくれた。彼は私のいうことやることを絶対に否定しない。だから彼に弱音も吐けてしまう。部下をガツンと怒れないというださい悩みも「ヤンマーさんの性格的に難しいっすよね。でもヤンマーさんにあったやり方でいいんじゃないですかね？」と言ってくれた。彼は基本駄目なものは駄目、違うことは違うと上司や先輩でも構わず意見する人だから、なんだか特別に感じて嬉しい。

　〇彼がいつものよくわからない冗談を言ったので上司♀さんが無視するなか「あははｗうけるｗｗ」って笑ったら「優しい…。」ってしみじみ頷いてた。私は正直彼のいうこと一つ一つがかわいくて仕方がないのでなんでも笑っちゃうゲラなわけだけど、どうやら彼が冗談を言っても笑うどころか拾ってくれる人が今の部署にはいないらしく、笑ってくれる人がいて嬉しかったらしい。いや、本当にかわいすぎだろ。

　〇ドタキャン事件や食事の約束日がなかなか決まらないことについて、彼は理由を明言してなくて、それで私が結構もやもやしちゃった要因だったんだけど、それが他人の家庭の事情だったり、プライベートな話だったから下手に言いふらさなかったんだな、というのがわかって彼に対する信用度が爆上がりした。そういうところ、本当に好き。

　〇取引先に対してペコペコしすぎる上司の話になったときに「僕は仕事相手とはある一定の距離とりたいんですよね。必要以上に仲良くしないというか。」と言っていて、私も同じ考えだったからちょっと嬉しかった。あとインスタとかフェイスブックもやってなかったからめちゃくちゃ私の好きなタイプであーやっぱり好きだなーって思った。たぶん彼は損得勘定抜きにしてリアルな人間関係を大事にするタイプなんだろうな。友達が少ないのも、他人と必要以上に慣れ合わないのすごく好きだ。

　なんだか、自分の中で感情を整理したら心がすごくすっきりした。何の進展もないし、彼もたぶん私のことそういう風に見てる素振り１ミリもないけど、私は彼のことが人間的に好きだし、彼も私のことをきっと先輩として好きでいてくれてると感じたし、実らないかもしれないけど、ほんのり好きなままでいいんだなって思えて。

　食事に行った直後は期待が大きかった分ちょっと寂しい気持ちになってしまったけど、いろんな不安は解消できたからよかった。上司♀さんから家庭の事情が落ち着いたらゆっくり飲みに行こうって誘ってもらえたし。

　だから、しばらくは自分の仕事を頑張ろうと思います。資格試験の勉強したり、ダイエットしたり、ここ１年片思いで忙しかったから（？）一人旅とか行きたいライブとかいっぱいやりたいことやろう。

　私に会いたいって思ってくれて、連絡くれたらいいのに。でもきっと彼はずっと変わらないし、そのままの彼でいるだろうから焦らないことにしました。また私が会いたくなったら連絡しよう。それまではお互い頑張りましょうってことで！

　週末はNHKで１０年くらい前にやってたセカンドバージンというドラマを見ていた。長谷川博己さんと鈴木京香さんがもう美しすぎて最高だった。私も鈴木京香さんを目指して年下のいい男に言い寄られるように頑張るぞ！

　また何かあれば落ち込む記事を書きに来ますが、今のところ私は元気です。変わっていく人たちもいれば、変わらないでいてくれる人もいるわけで、私はそんな人たちと自分を大事にしながら毎日を過ごしていければと思います。