【ディズニー映画】ファインディング・ニモ から学んだこと
こんにちは。
連日ニモを見ています。
それも車の中で。
というのも,先日リサイクルショップでまさかの100円で
売ってたんです。
買うよね。(笑)
そしたら今までずっとミッキー観てた娘から
ニモニモ攻撃!
境目わからないけど勝手にジブリとディズニーは
いつ観てもいいよ。なんて思っています。(笑)
もうトータル20回近く最初から最後まで観てる気がする。
もうセリフも覚えそう。
観たことありますか?ニモ。
わたし今回が実は初めてなんです。
今まで観たことなくて。
父ちゃんのマーリンが必死に息子を守り,息子を愛し,息子を探し,
そんな物語。
印象に残っている言葉がいくつかあります。
内容がわかる方は,すんなり入ってくるかもしれません。
マーリン「自分ではできるつもりでもお前には無理なんだよニモ!」
(生き残った卵から産まれた一人息子。心配だし,何も起こらないようにしたいのはやまやま・・・。)
ドリー「子どもに何も起きないようにしたら子どもはなにもできないわ」
マーリン「わるいことは絶対起こらないってなんでわかるの?」
ドリー「わからない」
(ニモが心配なあまり,危ないことが起こらないようにしたいマーリン)
ニモ「ぼくやれるから」
マーリン「そうだな。おまえならできる」
とりあえずいくつかピックアップしてみました。
親になるといろんな目線がかわりますね。
びっくりするほど変わります。
あーこうやって親は思っていたのかな。なんて毎回思う。
こどもには何も起きてほしくない。
これは危ないこと限定で。
何かに巻き込まれたくもないし,なんかあってからじゃ遅いし。
親が守らなきゃ。
とも思うんだけど,実際親ってずっと面倒見れるわけじゃない。
教員やってても,これは保護者を否定する話ではありませんが,
もう少し手を放してあげてもいいのにな。
とか,逆にもう少しちゃんと見てあげてほしいな。とか,
思っちゃう。
認めてあげることの必要性。
その子にとって何が一番大切なのか。
中学校の知的クラスをもっていますが,
生徒の最終的なところってある程度自立ができて
働くことができるというのが必要なことになっていくと
思っているのですが,普通の高校に行かせることが
幸せなのか。
親がいなくなっても生きていけるように職業訓練をした方がいいのか。
おそらくは親が先に死ぬんです。
そのあとはどうにかしていかなければならない。
ニモの幸運のヒレ。
と思っていたけど,いざ水槽で引き込まれそうになったとき
うまく泳げないんだ。と言い訳するニモ。
自信がなくなるのはなぜか。
親からの言葉がけが関係してくるのかな。
と思いました。
自信をもつとはどういうことか。
部活なら練習しまくって自信をつけるのか。
自分は運がいい方なんだと自己暗示するのか?!(笑)
言葉ほどストレートに伝わるものはない。
父マーリンの,息子に対する愛は間違っていない。
親ならだれもが息子を危ない目に合わせたくない。と思うだろう。
カメのクラッシュは,とてものほほんとしているが,
子どもを信じている。
とても大きい心で信じているように思います。
何もしなくても成長していくのは間違いないですよね。
ただほおっておくのと見守るのは違います。
そこの境目って難しい。
この話ではニモもマーリンも成長がわかります。
お前には無理なんだよと決めつけていたマーリンが
最後にはおまえならできる。と言いきること。
ニモに関しては,ぼくならやれる。と自信がついたこと。
それは水槽の中での仲間との関係の中で作られたものかもしれない。
最近では,褒めすぎてもダメとも聞きます。
なぜなら,褒められないとできなくなるから。
だそうです。
これってまさに今日本人?人間?の課題でもある,
自己肯定感につながるのではないでしょうか。
わたしが自己肯定感があがったなと思うのは
社会人になってから。
大学生のときなんて自己肯定感1ミリもなかったです。
周りからの言葉がけで変わると思います。
大学生のときは,「ダメな自分」とずっと思ってました。
まわりがそうゆう目で自分を見ているような気がしていたからです。
(バレーボールで某体育大学に行っていました。
いわゆる強豪校から集まった中にわたしがいていいのか
という劣等感に苛まれていたように思います。)
社会人になると仕事して,かかわるひとも変わって
社会への見方や,人への見方も自分なりに変わっていくのが
わかりました。
知的クラスでもそうなんです。
なにがかというと,【勉強ができない自分】【人と違う自分】
に対しての劣等感を持ちがちです。
だからこそ自己肯定感をあげるべく声掛けが必要とされています。
マーリンが成長したからニモも成長できたように思います。
何も起こらないことが,自分の子にとって必要なことなのか
クラッシュやドリーの言葉で何度も考えさせられたはずです。
親が子を守る
本来の意味を探っていきたいです。
これは人それぞれであり,自由。
守るというのは,何から守るのか。
危ないことが起きないように教えるのはもちろん大事。
でも経験を取ってしまうことが守るではないですね。