私の気持ちは・・・
大人になり、父と再開した。
期待と不安の時間。
嬉しかった? 楽しかった? どうだったかなぁ⁈
緊張の中過ぎていった。
それから、父は父らしい事をしたいと思っていたのかな。
時々、お土産を持って遊びにきてくれた。
父には空白の時間が無いかのように、娘を求めていた。
私は・・・埋められない空白の時間を見て見ぬふりをして
娘としての義務を果たそうとして過ごした。
続けるのは苦痛だった。疲れちゃった。
次第に父との距離をあけたいと思うようになった。
来てもらうことは出来ても、自分から行くのは辞めた。
すると・・・常識が私を責める
父と会いたくないの?
会いに行ってあげたら?
来てくれると喜ぶから!
寂しそうにしてるよ。
かわいそうだよ。
私の気持ちは・・・?
幼い頃も、今も、誰も聞いてはくれない。
父を大事に思ってない訳ではない。
親子として過ごせれば、何よりだよね。
わかってるけど・・・
空白の時間を、苦しんできた時間を、
無いものにしたままでは、無理なんだよ。
それぞれの大切な人のために
当たり前に、私に要求してくる。
それは、それで必要なんだよね。
ただ私はそれに答えられないだけ。
ただ、それだけ。
だから、その私もそれでいい。
私が私の気持ちを聴く!