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言葉は世界をつなぐ平和の礎

5月11日木曜日に、神田外語大学で異文化理解の授業内イベントをさせていただきました!


東南アジアの言語を学ぶ人々に

今回は東南アジア三言語専攻とのコラボイベント。神田外語大学は、ベトナム語、インドネシア語、タイ語の三言語があるそうです。ミャンマー語は専攻には無いのですが、普段あまり馴染みのない文化に触れる機会にできていたら嬉しいです。

3限と5限の時間をいただき、神田外語大学の皆さんにミャンマーについて伝える事ができました。3限は体育館の柔道場、5限はミレニアムハウス(和室)をお借りし、広々とかるたを楽しんでいただきました。

「ミャンマー語はどれ?」

一番最初は、恒例のミャンマークイズ。言語を学ぶ皆様に因んで、「ミャンマー語はどれ?」というクイズが今回から追加されました!

他にも、普段のかるたの遊びに加えて、写真からかるたの読み札を推測する「逆転かるた」も行いました。

スクリーンに映し出された写真を見て、かるたの「読み札」を探す

ヤンゴンかるたで遊びながら、ミャンマーの文化や人々の暮らし、歴史を楽しくわかりやすく学ぶ。そのための様々な仕掛けや工夫を考えています!

ヤンゴンかるたで遊んだ後は、ミャンマーで今クーデターが起きている事、この日常が奪われていること、そしてヤンゴンかるたプロジェクトの活動についてお話させていただきました。
とても真剣に聞いてくださり、嬉しかったです。

歴史を知り、歴史に学ぶ

後半は、大学院生メンバーのA(過去noteはこちら)によるミャンマーレクチャー。

はじめは、カルタにもあるラペイエやモヒンガーなどのミャンマーの「食」の魅力を入り口に、ラペイエザイン(喫茶店)がミャンマーの人々にとってどのような場所なのか、というお話がありました。

ミャンマーの政治や社会についてや、「国軍」とはどのような存在なのか、過去の民主化運動を振り返りました。
そんな歴史を持つミャンマーという国が、どのように民政に移行していったのか、2021年のクーデターはどのようなものなのか、そしてミャンマーのこれからについて、より詳しくお話をしていただきました。

一体何が起きたのか、何故そうなってしまったのか、問題に向き合うために、まずはその背景にあるものを「知る」ことが大切です。
私たちに何よりも大切なのは、常に「知ろう」とし、「学ぼう」とする姿勢だと感じます。

全国の新聞に掲載していただきました

なんと千葉日報の一面に掲載していただきました

イベントについて、共同通信の方に取材をしていただき、毎日新聞の東京面・千葉面、静岡新聞、奈良新聞や京都新聞、沖縄タイムズなど、本当に多くの紙面に掲載していただきました!

8月、終戦記念日によせて

8月。日本人にとって、戦争の惨禍を振り返り、平和のために祈り、考える機会だと思います。この機会に、過去の日本だけでなく、世界でいま起きていることに対して目を向けて欲しいです。

未来は、現在の延長線上にあります。漠然とした「いつか」ではなく、私たちが生きている「いま」のすぐ先のことです。

まずは知ること、そして例え僅かなことでも行動していくことが未来を創っていくと信じて、私たちヤンゴンかるたは、これからも活動を継続していきます。

引き続き、応援どうぞよろしくお願い致します。

(野中優那)

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