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世界一の東京タワー~昭和33年パンフレット編~


表紙から

■「東京タワー」とは


日本電波塔の事で、通名:東京タワーと呼ばれています。1958年昭和33年)12月23日竣工。高さは高さは333メートル、東京シンボル観光名所である。
1957年5月、「大阪の新聞王」と呼ばれ、当時、産業経済新聞社大阪放送(ラジオ大阪)各社の社長を務め、後に関西テレビ放送の社長にも就く前田久吉日本電波塔株式会社を設立。(Wikipediaより)
現在、東京タワーの経営は日本電波塔株式会社 株式会社TOKYO TOWERが運営しています。



■世界イチの東京タワーパンフレット編

※昭和33年時



夜の“ざぎん”を上から眺めるとは、まさに百万ドルの夜景です。






■世界の自立塔の高さ比べ

比較されている(現在の)通天閣(大阪)は此れは実は2代目で昭和31年完成で東京タワーより少し先輩ですね。初代通天閣は戦前にルナパークと同時建設され昭和18年に火災大破後、戦時下での鉄材供出のために解体撤去されました。
戦前の絵葉書が1枚ありますので、貼っておきます。
※天王寺公園は省いています。

以前Twitterで通天閣に関してはまとめたのでよれけば覗いてください。

■各フロア「近代科学館と大展望台ご案内」


●屋上●    展望券売場 大展望台行階段昇り口 ルーフガーデン
●5階●     テレビ送信館                  
●4階●     電気通信放送館                 
●3階●     電気機器工業館                 
●2階●     名店街 食堂 喫茶 案内所 御出口        
●1階●     展望券売場 大展望台行エレベーターのりば 案内所
      無料休憩所 団体食堂 レストラン アーケード
●地階●    医務室 保安室 倉庫・機械室 電気室     
 

現在と比較してみましたが大きく変化はしていません。
昭和45年に3階に開館した「蝋人形館」に関しては昭和らしいエンタメではないでしょうか。一度平成13年にリニューアルされたのですが、平成25年に閉館してしまいました。おどろおどろしい著名人たちの蝋人形が大人心も燻ったものでした。

■パンプレット内の“ちらし”


National(松下電器)の広告が多いのはNationalが世界の頂点に居たからでもあるのでしょうか(不明)景気よさげな紙面が多く感じます。
実はこのパンフレットには発行年月の記載すらなかったのですが、家電広告(恐らくは新製品だと仮定し)昭和33年、タワーの竣工年であり記念パンフレットではないか?と仮定し昭和33年と表記致しました。

冊子に挟まれていた展望券とその他

展望券/表面



展望券/裏面

ここでもNational(松下電器)が強い!!「人気の頂点に立つ!」




昭和33年の旅行なのか観光なのかお昼食べたお店の箸袋に大本山増上寺の日曜公園のちらしまで・・・・。券は大人用と子供用と各1枚ずつあり、きっと親子二人での楽しい時間だったのだと容易に想像できました。

■さいごに、

大したネタでは御座いませんが、最後までお付き合い頂き有難うございました。通常なら関係する企業の歴史、時代背景なども含めたかったのですが毎度同じような内容になってしまいますので、割愛させていただきます。


関連する内容の記事を紹介させてください。

◇三洋電機について、少し◇
三洋電機-洗濯機・琵琶湖って!?-|-ヤン毛.やんけ-|note

◇同じタワーでも“京都タワー”について◇
昭和の大建築!京都駅前のシンボルタワー・・・昭和45年の展望券を得たの巻!!!|-ヤン毛.やんけ-|note


どうも、最後まで読んで/見てくださり有難うございました。
もっと単発なネタを書いてみましょうか思案しています。ご指摘、もっとやれ!応援コメント等はヤン毛Twitterの方でくださいませ。

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