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廃墟と遺物

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外ノ浦検潮場跡(旧陸地測量部 )忘備録

験潮場(けんちょうじょう)とは潮位を測る場所である。建物の中に、海面の昇降を連続的に記録する験潮儀等を格納している。 設置機関により呼称・名称が以下のように異なっている。 験潮場:国土地理院が設置しているもの 験潮所:海上保安庁が設置しているもの 検潮所:気象庁が設置しているもの   (Wikipediaより) ※参謀本部陸地測量部(明治24年)より験潮場を設置し、本格的に観測を開始したとの事なので以後「験潮場」と記載(呼ぶ)ことにします。 陸地測量部(りくちそ

-戦前の高松定番の観光-屋島登山鉄道(屋島ケーブル)と...

■高松観光戦前昭和資料でみる(定番コースとは) 正確な時期まではわかりませんが、 持っている資料は1934年(昭和9年)のものになります。 この頃の観光コースの定番が屋島と栗林公園“りつりんこうえん”をセットで巡るというものだったようです。 ■屋島登山鉄道(チラシ) 裏面には最初の持ち主で観光したであろう方の文字で<三月二十六日>と書かれています。 路線図とわかりやすい案内図の下には ・屋島登山鉄道株式会社 ・四国水力電気株式会社 ・高松・光栄社 印行 と記載があるのが