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廃墟と遺物

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2021年2月の記事一覧

世界イチ“回転展望塔”のホテル跡

ホテルは5階建て 回転展望塔(タワー)は高さ150m、昇降工程138m、座席収容人数150人、上昇速度45m/分(回転しながら) 昭和63年、バブル景気の後押しもあってか話題性と人気を見込み建設。 当初ドライブインであったこの施設は後にホテルに改装 その際に世界一の高さを誇る(※当時)回転式展望塔(タワー)を備えた。 5階には展望レストランがありグッズなども販売され賑わう様子がパンフレットから伺えた。 華々しい幕開けでしたが今(平成後期に)は・・・ 最後に昭和63年

廃車輌ーSUBARUの前身、富士重工業の“キハ311”ー

“富士重工業”時代(現:SUBARU)宇都宮車輌(工場)の刻印 昭和28年と書かれています。 同和鉱業片上鉄道(岡山県)の車輌で 国鉄の気動車がベースの車で、1991年の廃線まで活躍しました。 同僚車輌には動態保存されているものもあるとの事(※) 簡単な富士重工業の沿革と余談を最後に記述します(読んでね) 富士重工業といえば、現在の「SUBARU(スバル)」ですがその前身は「中島飛行機」です。 (詳しくはWikipediaで“SUBARU”のページを参照ください) 宇都

未完成のホテル

平成初頭、海沿いの立地を生かした地上7階地下2階の大型ホテル 華々しい場所として陽の目を見る事もなく 大規模なリゾート計画は“泡”の如く消えゆきます。 本来外の“非日常”の役目はなく 心情描写的自己アピールアートキャンバスにも見えなくもない・・・・ 最後に着工前(開発行為?前?)の空中写真を貼っておきます。 昭和63年

ドライブイン(博物館)

中華国宮殿風の大規模建築 1階はレストラン、お土産売り場、喫茶軽食コーナー 2階(3階)は有料の博物館(観光施設) 昭和50年の空中写真にははっきりと建物が確認できたので貼っておきます。 開業して間もない頃の記録です。 閉業してしまった時期については平成20年頃に現役施設に遊びに行かれた方のブログを拝見して以降の記録を確認できていないのでその頃かと思います。(現時点でそちらのブログ記事も閲覧不可) 外観から1階フロア 2階(3階)フロア 昭和50年の空中写真(どこにあ