屋根の修理費用を節約する方法
「屋根の修理費用を節約する方法」について、相場価格の調べ方や部分破損の早期発見、減価償却制度の活用法などについて紹介しています。
屋根修理をご検討の方に屋根修理費用を抑えるためのお得な情報をお伝えします。是非参考にしてみてください。
相場価格を調べてから依頼する
屋根修理の相場価格はどんなリサーチをすればよいのでしょうか?
インターネット上で検索すれば、各サイトに様々情報があふれていますがオススメの方法としては屋根の素材別・修理別でリサーチする方法です。
例えば「瓦屋根 部分補修」「トタン屋根 全体修理」などで全国のサイトから数件、またお住まいの近くのサイトからも情報を集めてみましょう。
ある程度リサーチすればおおよその相場感がつかめるかと思います。
その後、屋根修理専門店をはじめリフォーム会社への見積もりを依頼しましょう。
見積もり無料という会社は多くありますし、リフォームの一括見積りサイトなどもご利用ください。
インターネットサイトや地域から選んだ数社から相見積もりをとり、納得のいく工事内容と費用で依頼する会社をお選びください。
部分破損を早期に見つける
屋根修理のご依頼はほとんどの場合、雨漏りや風水害など被害があってからご依頼されるケースが多いと思います。
トラブルがあってからの修理は費用がかさむものです。
数年置きに定期的な点検をして早期に補修箇所を見つけることができれば、屋根修理費用を抑えることが可能です。
屋根の森でも取り入れていますが、最近の屋根の定期点検では「ドローン」が活躍しています。
旧来足場を組んだり、高所パケット車などを使い半日かかりで行っていた点検がドローンによって、素早くコストを掛けずに対応できるようになりました。
定期点検は建築から5年くらいを目安に、台風や風雪害があった場合はその都度、点検を依頼するようにすることをおススメします。
減価償却制度を活用する
減価償却制度とは、固定資産税の減価償却を利用して節税する方法です。
ちなみに固定資産税は、家屋の評価額を基準に税額を算出し課税される税金を指します。
住まいを修繕する際の費用は
・「修繕費」…破損した箇所を修理するための費用
・「資本的支出」…修理をすることで住宅のグレードアップにつながる
に分類されますが、今回ご紹介する減価償却制度を利用できるのは
2つめの「資本的支出」の費用です。
資本的支出として減価償却を利用できる代表例として次の3点があります。
・トタン屋根から瓦屋根へ変更した工事
・現在の屋根より耐用年数の長い塗料を用いた工事
・屋根に太陽光パネルを設置する工事
いずれも破損個所の修繕でなく、家屋を現状より良い状態にする工事として減価償却が利用できます。
なお、減価償却の対象額は耐用年数の残っている年数によって算出されます。
例えば耐用年数10年の塗装をしてから3年経過している場合、耐用年数の残り7年が減価償却の対象となります。
施工を行う前に減価償却の対象となる金額を確認しておくようにしましょう。
補助金・火災保険が使えるかのチェックも忘れずに!
屋根修理に補助金や火災保険を使えるケースがあります。
補助金については、お住まいの自治体によって補助金の有無、また金額や期間など制約があるため事前に自治体にご確認されるか、地元の業者さんに相談するようにしましょう。
岐阜県が対象ですが、補助金・助成金については別記事で紹介していますので、ご参照ください。
雨漏りが発生した場合など、屋根の修理に火災保険を利用することができます。
ご加入の火災保険にはさまざまな付帯事項があり、屋根修理なども申請し認められればかなりの費用節約になります。
火災保険の利用については別記事で紹介していますので参照してみてください。
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