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<32>転職をギャンブルにしない為の仕事リサーチ

Aさんの面接での会話事例(<30><31>)を読むと分かると思いますが、希望する仕事の面接に合格する為には、自分の目的とビジョンを描いて目標を設定すること(自己理解)とともに、仕事への理解が必要です。

気になる業界や職種について理解する

転職を考えるのであれば、気になる業界や職種について理解する必要があります。(また、色々考えたけれども転職をせずに今の仕事を続ける場合も同様で、現在の仕事を理解しなおしてその仕事に対する自分の捉え方を変えることが必要です。)

自分が将来に実現したいことは、その仕事をやることで達成できるのか。

自分が大切にしている価値観や欲求を満たす要素は、その仕事内容に含まれているのか。すなわち、その仕事をやることで、例えまだ完全ではなくても、働きがいを感じることが出来そうなのか。

これらを具体的に確認して、把握することが大切です。

フットワーク軽く行動することも大切ですが、漠然としたイメージや一方的な思い込みだけで思い切って今の仕事を辞めて新しい仕事にチャレンジすることはギャンブルです。「やってみたら、実際には思っていたことと全く違った、、、」という事態は避けたいですよね。

転職をギャンブルにしてはいけません。

転職活動における仕事理解の方法

それでは、転職活動に向けて、仕事を理解する為にどうすれば良いのか述べていきましょう。

対象となる仕事を理解する為には、①仕事の情報を収集し、②その仕事内容を理解して、③その仕事でやるべきことの中に自分が満足する為に必要な要素があるのかを確認しなくてはなりません。

この①から③を行って対象となる仕事への理解をすれば、自分がその仕事に取り組むべきかどうか、納得感ある判断を出来るでしょう。

それが出来れば、転職活動で面接を受けた時に「どうしてこの仕事を志望しているのですか?」と志望動機を問われても面接官が納得をしてくれます。

また、その回答に対して「なぜそう思うのですか?」と更に深く掘り下げる質問をされても、自信をもって回答することができるでしょう。

転職をギャンブルにしない為の仕事リサーチ(上記①+②+③)を丁寧にやることをお勧めします。

(2024年7月15日)
1級キャリアコンサルティング技能士
山本恵亮



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