「君子危うきに近寄らず」こそが最大のコロナ対策


どーも、ひとりしゃちょうです。

僕にはメンターがいる。僕の住む地域に根を張って数十年、色んなビジネスを手広くやっている天才社長さんで、僕の父親くらいの年齢の人だ。知識量が半端なく、経営のことはもちろん、医学のこと、歴史のこと、化学のこと、機械のこと、語学のことなど理系から文系の範囲まで広く深く知っている。なんだったらエンタメや最新ヒットチャートまで知っているんだから手に負えない。って言えばちょっとおおげさかもしれないけれど。本当に学ぶことが多く僕にとってはありがたい存在だ。

「君子危うきに近寄らず」

彼と初めて会ったときに教えてもらった言葉である。

その時のエピソードがある。

ちょうど仕事が終わって休憩をしようとコンビニの駐車場に入ったところだった。車から出たら、そこで若い男女が何かものすごい喧噪で揉めている状況だった。その瞬間、コンビニの店内に入るどころか、すぐに車に戻るよう言われ、一瞬にしてその場を立ち去るという選択をしたのであった。僕は汗だくで何か飲みたかったのだけれど(笑)えーってかんじ。それぐらい大丈夫でしょーって。

喧嘩を止めなかったという意味では、少々胸を張れたことではないかもしれないけれど、そういう多少でもリスクがありそうな場面には、絶対近づかないということが彼のポリシーらしい。

企業は10年間で9割以上倒産すると言われる中で、何十年も修羅場をくぐって経営をしてきて、生き残ってきた人だからこそ、説得力があり深く感銘を受けた瞬間だった。

もちろん取らなきゃいけないリスクもあるけれど、取らなくていいリスクも山のようにある。

特にこの新型コロナに関しては、命懸けだしほとんどの人が取らなくていいリスクだと思う。考えれば別の道は他にもあるかもしれないし、気晴らしや娯楽のためならなおさらだと思う。

今はそういう時と割り切って、可能な限り家にこもり、危うきに近寄らない方がいい。

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