見出し画像

『エンジニアに聞いてみよう!デザインデータの理想形』-Adobe XD ユーザーグループ広島 vol.7-

ども!XDUG(Adobe XDユーザーグループ)広島運営スタッフのやんこです。
興奮冷めやらぬ状態のまま月日は流れ、気がつけば半月が過ぎようとしているXDUG広島vol.7のレポートを書かせていただきます。

2020.05.23(土)10:00〜12:00
今回もオンライン開催となった勉強会。
今回のテーマは、興味を持ってくださる方がかなり多く、私としてもこの勉強会の日を指折り数えて待っていたほどに楽しみにしていたものでした。

\\\  エンジニアに聞いてみよう!デザインデータの理想形  ///

フロントエンドの最前線で活躍するエンジニアさんをゲストに迎え、座談会形式でよくある疑問にお答えしました。
日々、Web制作に奮闘するデザイナーとコーダーが、日頃聞けない事や実は伝えたかった事、ジャッジしかねていた事などなどオンラインで議論を重ねる姿はなんとも素晴らしく、有意義で活気に満ちていました。

ところで、今回の勉強会は新たな試みをいくつか取り入れました。
コメントスクリーンっていうアプリを使って画面に参加者のコメントを流す試み(ニコニコ動画みたいなの)に挑戦。
Comment Screen

◎XDのプラグインである『Whiteboard』を使いました。
今回の勉強会の内容を議事録みたいに書き込んでいきました。
Whiteboardについての記事

◎zoom内で、選択肢がいくつか出た時にzoomのアンケート機能を使いました。

蓋を開けてみたら・・・今回のテーマも試した機能も大成功!
すんばらしく楽しい勉強会になりました。

今回取り入れた試みはどうだったかというと・・
まずはコメントスクリーン。
参加者の熱い声が画面を走る姿にグッときました。

マスクグループ 1

そしてホワイトボード。これまた、情報がまとめ易くってイイ!!
各スペースに貼っておいた質問の付箋に、赤い付箋で答えていきました。(※時間が足りなくて後日エンジニアさんにお答えいただいたものはピンク色の付箋)
ホワイトボードを使うと、アンケートやスクショを貼り付けたり、複数人の声をまとめて貼り付け見比べたりもできるし、チェックマークなんかもつけられるし、良い事尽くめでした。

xdug7質問表

ではでは、どんな質疑応答があったのか、いくつかご紹介しましょう。​

Q コーダーにデザインを渡す時、どういう情報を最低限伝えるべき?
A ○・ホバー
    ・動き(できたら参考サイトなどをつけて)
    ・色指定(何の色か分かるように)
    ・パーツ集があれば最高
  ○ルールとイレギュラーがはっきりしていると嬉しい
  ○共通ルールをデザイナーとエンジニアで共有
   (お互いが共同編集画面で話を合わせることも大切。)

Q イラレでデザインしていた時と同様に、アウトライン化したデータも渡した方がいい?
A フォントオーサムのアイコンはアウトライン化してほしい。
    筑紫明朝もアウトライン化して欲しい。

Q デザインに小数点は気持ち悪いと思ってデザインを作って欲しい 
 (byエンジニア)
A 端数を消してくれる便利なAdobeXDプラグインがありますよ〜!
  参考;chot.design記事『Remove Decimal Numbers』

Q 0.5pxのボーダーってコードで再現できないってホント?!
A ホントです。透明度を半分にして0.5pxに近づける。
  あとはsvg書き出しでリピートして再現するかなー。

Q コンテンツ幅って、iPad Proに合わせると作りやすいってホント?
A ・PCは1080px+左右40pxの余白が最も作りやすい
   ・スマホは375pxでも良いんだけど、アンドロイドの360pxにしたときに見た目が破綻することがあるので360pxが最適。

ふ〜ん、どれも素朴な質問ですがとっても大切な話ばかり。
エンジニアさんから、ガイドを左右に2本ずつ引く提案なんてのもあり、たくさんの参加者さんから感嘆の声があがりました。
デザイナーとエンジニアが歩み寄った最適な工程をひとりひとりが心がける事で、より制作がスムーズかつスマートに進む事でしょうね。
気をつけよ〜っと。
ゲストとして大活躍してくれたフォノグラムのベイダーさん、iaiの飛翔、そしてフリーランスの山ちゃん、今回は本当にありがとうございました。次々に繰り出す軽快な説明や回答のおかげで、とても充実した会となりました!!多謝。

最後に、今回のXDUG vol.7のアンケート集計です。
今回も回答数が過去最高。どうもありがとうございました!

xdug7アンケート

今回の勉強会へのご意見・ご感想の一部をご紹介します
「登壇でスピーチではなく質疑応答形式だったので、いろんな意見のやり取りが見られて楽しかったです。とても参考になりました。」
「エンジニアさんたちの生の声が聞くことができてすごく参考になりました。」
「機能バンバン取り入れててすごく盛り上がって面白かった!コーダーこんだけ集まると面白い…」
「今まで参加したセミナーの中で一番楽しかったかも!ありがとうございました。」
「具体的なお話が聞けて、とても参考になりました!miroでスライド発表はよくみますが、whiteboadいいですね!commentscreenも面白かったです!個人的には、自分が広島出身で他県に出てるので、広島弁が懐かしく感じました、、オンラインのありがたみを感じます!」
「デザイナーさんとここまでじっくり情報共有できることないので良かったです!」
「私もコーダーですが、社内で1人だけなので、なかなか他のコーダーさんのお話を聞く機会がなく、とてもたのしかったです」

アンケートに書かれているお褒めの言葉もご不満の言葉も、全ては次の勉強会に活かす貴重なご意見です。ひとつひとつを大切に噛み締め今後も精進して参りますので、今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。
ではでは、次回XDUG広島もお楽しみに!adieu!!

いいなと思ったら応援しよう!