『人間関係』との付き合い方
職場、家族、友人、恋人、趣味の仲間、SNS。
様々な所で出てくるのが人間関係問題。
日頃気をつけているポイントを、
5つに分けて紹介したいと思います。
①相手を変えようとしない。まずは自分から。
自分の考えが相手の考えとぶつかって
悩む経験って、誰もがありますよね。
だからといって、
相手に対してすぐに怒るのでは
疲れてしまいます。
生まれ育ってきた環境が違うのですから、
価値観や考え方が違ってくるのは
当たり前です。
では、どうしたらいいのか?
相手をどうにかして変えようとする発想は
捨てることです。
自分の感情ですらコントロールするのが
難しいのに、相手にそれを求めるなんて。
じゃあ自分の考えはないのか?
相手に譲るのか?
という声も聞こえてきそうですが、
それとも違います。
自分と相手の考えを俯瞰して、
自分の考えや関わり方を
もう1度振り返ってみる、という事です。
相手を批判し続ける行為をとるより、
遥かに建設的な対話へと繋がりやすく
なっていくはずです。
②相手を尊重して良いところを見つける
『返報性の法則』
をご存知でしょうか?
人は何かしらの施しを受けたとき、
「お返しをしなくては申し訳ない」
というような気持ちとなる
心理作用のことです。
簡単に言うと『鏡』と同じような
効果ですかね。
返報性の法則の一種に
『好意の返報性』
というものがあります。
誰かに助けてもらった時には、
今度は自分も力になりたいと
思う事ってありますよね。
まさに日常の中に存在している心理なのです。
相手の良い所を探して
見つけて態度にして表す行為をとる。
すると、相手からも同じように
思われやすくなる
という事です。
ただ、ここで注意して頂きたい事が一点。
『決して相手からの見返りを求めない!』
「こんなに自分はしてやったのに、
相手からは全然何も返して
くれないじゃないか!」
これでは、ただの脅迫です。
③感謝や敬意の気持ちを言葉に出して表す
これは②番と同じような事ですが、
外に発信するという事が大切です。
落ちているゴミを何気に拾ってくれた。
電気がついていないのに気が付いて、
つけてくれた。
何でも良いのですが、
誰かがやらなくてはいけない事や、
思いやりの行為に対して、
まずは「ありがとう」
と感謝の気持ちを伝える。
ここで重要なのが、
思っているだけでは駄目ということです。
例えば、会議の場で思っているだけでは、
周りに何一つ伝わらないですよね。
少しきついようですが、
思っているだけで外に発信しなければ、
何も考えていないと同じ結果なのです。
感謝や敬意の気持ちを伝える。
当たり前の事ですが、
いざ意識し始めた時には、
自分も少し照れ臭かったです。
でもそんな事は言っていられません。
自分の尊敬する上司は、
園の中で1番多く、
「ありがとう」
という言葉を使っていました😊
感謝や敬意の気持ちを伝える為には、
その人を日頃からよく見ていないことには
できませんよね。
④相手目線となっているか
いくらこちらが相手にとって
有益な情報だと思って助言した所で、
相手がそれを望んでいなければ
意味がありません。
すべて受け取り側の気持ちなのです。
『相手が何を求めているのか』
この視点をいつも頭の片隅に
入れておかないと、
すぐにただのお節介、立場が上の人だと
パワハラとなってしまいます。
あくまで自分の軸で物事を
捉えるのではなくて、
相手の軸で考えるという事です。
⑤関係性はどうか
同じ言葉をかけられた時に、
素直に受け入れられる人と、
そうでない人ってありますよね。
それは相手と関係が築けているか
どうかが影響しています。
関係を築くためには、
双方の歩み寄りの積み重ねが必要ですが、
ここでは自分が気を付けている事を
紹介します。
精神論で言うと、
まずは自分の心の扉を先に開けるということ。
より具体的な考えで言うと、
相手に興味を持つこと。
先程④番でお伝えした考え方と同じ事です。
自分の心の扉を開けておく事は大切ですが、
それだけでいいという訳ではありません。
例えば、自分の話ばかりをしていて、
相手にとっては興味のない話だったら
どうでしょう。
関係は悪化する可能性もありますよね。
では、相手の興味のある話題で
話を進めていったらどうでしょう。
相手は自分の知っている事だから
きっと話もしやすいですよね😊
全員と仲良く関係性を築く事は
容易ではないことはわかっていますが、
目の前にいる人となら、
何とか頑張ってみようとなりませんか。
ただ、本当に酷い人なら、
すぐにでも距離を取る事をおすすめします。
我慢しすぎてしまい、
自分の力が全く発揮できないのでは
本末転倒です。
相手を大事にする姿勢から、
徐々に関係作りが始まるのです。
細かい事を言えばキリがないですが、
逃げてはいられない問題を
少し振り返ってみました。
1つでも参考になる事があって、
今抱えている悩み事が、
少しでも和らげられるきっかけとなれば、
これ程嬉しい事はありません!
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