![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159969793/rectangle_large_type_2_8fe1afc4fa53bbb7170ed88ccf26277b.jpeg?width=1200)
最近久しぶりにRaspberry Piサーバを建てた話(USBメモリ起動)
いつもの備忘録兼日記です。
自宅にサーバを建てるのに色々おすすめできるRaspberryPi(ラズパイ)ですが、ここ数年は自身の環境が変わったのもあり、ラズパイ君が埃をかぶっていました。
最近家で常に動く機械が欲しくなり、何回も構築し直してるのもあって自分の中でマニュアル化してやろうかと思います。
ただ今回は初の試みで、OSを入れる媒体を「microSDカード」から「USBメモリ」にします。コンパクトなUSBメモリを使うことでmicroSDカードと大差ない扱いになりました。(画像参考)
![](https://assets.st-note.com/img/1730306098-dA7xByFCMYRiW8aJXhGIeZbO.png?width=1200)
用意するもの
RaspberryPi本体(今回は3B+)
USB差せればいけると思います。SSDは話が変わってくるかもコンパクトなUSBメモリ(今回はSanDiskのものを使用)
https://amzn.asia/d/3CF5laU適当なPC(今回はWindows 11のPC)
USBが差せる、かつraspberry pi imagerがインストールできるならOK
環境構築手順
microSDカードとUSBメモリとの差はあまりありません。どちらもOSを書き込んでさして起動です。
USBメモリにOSを書き込む
適当に用意したPCにRaspberry Pi Imagerをダウンロードする。
https://www.raspberrypi.com/software/.exeファイルを実行してインストールし、「Raspberry Pi Imager」を起動する。
PCにUSBメモリさして、ラズパイのOSの書き込み方を決める。
・Raspberry Pi デバイス:自身の使用しているもの
・OS:使いたいOS(適当に一番上にある64bitにしました)
・ストレージ:USBメモリを選択詳細設定にて細かいところを決める
・ユーザー名:piからは変えたほうがいい、パスワードも共に設定
・ドメイン名:初期値でもいいかも、複数台あるなら変更必須。
・SSH有効化:PCからリモートで入るために有効化
・その他設定:欲しいやつは設定書き込みを開始する。ちょっと待つ。
終わったら書き込んだUSBメモリをラズパイに差し替え、電源投入
LANケーブルをルータとかにさしておく(Wi-Fi設定してればいらない)
ラズパイにアクセスする。
よくわからん人はHDMIに画面を接続したら完了です
適当PCでWindowsコマンドプロンプトを起動(Win+R -> 「cmd」とか)
ラズパイがネットワークにいるかどうかを見るため、pingを打つ
・コマンド(raspberrypi.localにドメイン名)
ping raspberrypi.localOS書き込み編の「4.」にて設定したドメイン名を用いて、SSH接続をする。
・コマンド(usernameにユーザー名、raspberrypi.localにドメイン名)
ssh username@raspberrypi.localfingerprintはyes、パスワードを求められたらさっき決めたものを入力
入れたら適当にコマンド入力して反応するか試す(lsとかtopとか)
その他
ラズパイの環境構築自体はこれで完了です。こう見るとあまりやることないし、意外と簡単に構築できる。
あとは自分がやりたいことに応じてサーバを構築したり、設定したり。
まず先にIPアドレスの固定くらいはやっておくと色々便利かも。
私が今やろうとしてることリスト(自分のメモ)
Sambaでファイルサーバ(構築済み、備忘録を後日書く)
SoftEtherでVPNサーバ(別系統で構築済みなので急ぎではない)
自作Discord Bot(構築できたけど手順めんどかったので備忘録を後日)
棚をライティングするテープLEDの制御(まずはテープLEDを入手)
デスクトップPCの遠隔起動(WoLあたりの設定とか諸々)
サーバメンテ用のWebUIアプリ(Flaskとかで構築する予定)
次はDiscord Botの構築の記事を忘れないうちに書きます。急ぎ目に。