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トレーニーの日常 【モチベーション編】

トレーニングは継続が重要であるということは、言うまでもないことだ。継続できるかどうかの鍵は、もちろん己にある。やるかやらないかという選択権は自分が握っているわけで、誰かのためにやるものでも、誰かにやらされるものでもない。だから、トレーニングにはモチベーションの問題がいつもついて回る。モチベーションがないと継続できずにそのままやめてしまうことになるが、そういう人はきっと皆さんの周りにもたくさんいることだろう。自分もそうならないように、どのようにモチベーションを維持するかを考えなくてはならない。

まず、トレーニングをなぜやっているかという目的は明確にする必要がある。
何のためにやっているかわからないことに時間を費やすほど愚かなものはない。トレーニングがそんな位置づけなのであればモチベーションが上がらないのは当然だ。だから目的理解は絶対に外せない。

次に優先度の把握を行う。
生きていればやりたいことはたくさん出てくる。トレーニングの目的を明確にしたところで、その目的の達成が自分のやりたいことの中でどのくらいの優先順位なのかを明確にする。そうすることで、トレーニングに配分する時間をコントロールできる。大した優先度でもないのに無理やり多くの時間を割こうとしても、当然継続などできない。感覚的にでも優先度を知っておけば、無理のないトレーニングプランを設計でき、それがモチベーション維持にもつながるわけだ。

私の視点で言うと、上記2点を自分の中で軸を決めて持っておけば、モチベーション維持など大して難しいものではない。だが、世の中を見渡すと、時間がなくてできないとか、ジムが遠いから行きたくないとか、色々な理由をつけてやらない人が呆れるほど多い。要するに環境のせいにしているわけだが、当然そのような環境に自分を置いたのは他でもなく自分自身である。また、そういった人はそもそも何のためにトレーニングしているかが明白でないことが大半なため、それではモチベーションが上がらないのも無理はない。

トレーニングはやりたくてやるものだから、やりたくないのであればやらなければいい。中途半端に続けても時間と労力の無駄だ。そのような人はもっと自分の中で優先順位の高いものに時間を配分するべきだろう。
それでもトレーニングを続けたいというのであれば、やらない理由ではなくやる理由をとことん追求し、継続できる環境を整えることをおすすめする。そして、義務感でやっているうちは絶対にモチベーションは上がらないから、トレーニングをやりたいと思えるマインドに切り替えるために何ができるかを模索してもらいたい。例えば、私であれば、あまり乗り気にならない日は初心を思い返すようにしている。トレーニングを始めた頃の意欲や熱意が蘇ることで、自分がトレーニングをしている意味を改めて強く認識し、その結果モチベーションが高まるのだ。

目的と優先度。まずはこの2点を把握し、トレーニングにかける時間や労力をうまく配分してほしい。そうすることで継続可能なプランを設計でき、それがモチベーションアップにも繋がる。やる気の起こらない日ほど、この振り返りを意識して行なってみてはいかがだろうか。

次回はトレーニングにおける重量設定について書いていきたいと思う。

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