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町内会連合会との懇談会参加

こんにちは。帯広市議会議員の柳田健太郎です。

先日、帯広市町内会連合会と帯広市議会厚生委員会との懇談会に参加してきました。この会議では、町内会のあり方検討会報告書をもとに、今後の町内会活動について意見交換がなされました。

町内会は地域の結びつきを強める重要な役割を果たしていますが、近年加入率の低下や役員の負担増大が問題となっています。そこで、持続可能な町内会づくりのために、全国の成功事例を参考にしながら対策を考える必要がある状況です。

報告書では、いくつか論点が挙げられています。
まず、ICT(情報通信技術)の活用です。デジタル化を進めることで、役員の負担軽減や効率的な情報共有が可能になります。例えば、オンライン会議やSNSを活用することで、移動の手間を省きつつ、多くの住民に情報を届けることができます。私はこの取り組みに賛成で、どんどん進めるべきだと考えています。

次に、加入促進の取り組み強化です。町内会の存在意義や活動内容を周知し、多くの方にその魅力を伝えることが重要です。具体的には、防災訓練や地域イベントの参加、安心できる近隣関係の構築などをアピールすることが求められます。実際、僕の周りにヒアリングをしてみると「誘われていないから参加していない」という声が予想以上に多く、この点を強化していくべきだと感じています。ただし、強制にならないよう注意が必要です。

最後に、条例の制定です。町内会の活動を支援する法的枠組みを整えることで、活動の透明性を高め、住民の信頼を得ることができます。しかし、私はこの点には基本的に反対の立場です。なぜなら、条例が加入の強制につながる可能性があるからです。またいくつかの自治体では条例を逆手に取った加入例も参詣されているため賛同できません。

この懇談会を通じて、持続可能な町内会づくりのために何をすべきかを再確認しました。正直なところ時代の変遷と共に町内会に求められるものが変化してきているのは、加入者も未加入者もうすうす気づいていると思います。
変革を恐れてはいけないと個人的には感じますが、いつ誰が変革をするのか。コロナ禍を経た今がまさにその時なのかなと個人的には感じております。




ここまでツラツラと書きましたが、正直なところ前途多難です。理由は、話し合いの場に未加入者が参加していないこと、そして本当にICTを使ったからといって課題が解決されるのか。こうした現状では、どんなに素晴らしいアイデアがあっても、それを実行に移すのは容易ではありません。

それでも、この懇談会を通じて、持続可能な町内会づくりのために何をすべきかを再確認する場となりました。
是非これを見ていただいた方でご意見やご要望があればお気軽にDM、メール、アンケートへの意見欄への記入などお待ちしております。

yana.87.ken@gmail.com



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