令和5年11月厚生委員会 「一時保育の運用見直しについて」
1.一時保育について(運用方法の見直しを)
【質問の趣旨】
現在3保育所で実施している一時保育ですが、多くの市民の方から電話予約による不満、枠の狭さ、キャンセル待ちばかりで使い勝手が悪いとの声が多い事業です。
横浜市ではオンラインで予約が完結しているようですので、そういったシステム導入によって保護者負担の軽減に加えて、保育士が何件もキャンセル待ちへの電話連絡をすることの業務負担軽減に努めてはどうかという趣旨です。
【質問要約】
利便性向上及び保育士の負担軽減のため、ウェブ管理への市の見解は
【答弁要約】
一時保育の電話によります受付の際には、御家庭の状況、利用の理由、お子様の状況などを聞き取りすることによりまして、緊急性並びに子供の保育に関わる保育士の必要量などを判断しながら、受入れ枠などについて臨機応変に今のところ対応できているものではないかなと考えているところでございます。
しかしながら、他自治体でウェブ管理の導入実績、ちょっと私どものほうで調べたところでは、ほとんどがなかったものですから、今後一時保育単独での、今委員もお話しありましたように、費用がかかるというところがございますので、まず費用対効果を含めながら総体的に検証する必要があるものと考えているところです。
しかしながら、今国におきまして、こども誰でも通園制度という、全国全ての自治体が今実施に向けてこれから検討というか、来年度一応実証実験という形で動いて、令和7年度に向けてこども誰でも通園制度というのが正式に動いていくのかなと今考えているところでございまして、この中では、今国のほうで考えていますシステムに関するものも含め、受付に関するシステムも検討していくという情報も入ってきてますので、この動きも含めながら、一時保育自体も様々に検討しながら、第3期の計画に向けて検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。
【意見要望】
ウェブ管理導入には費用がかかるのであれば、令和7年度からの子どもだれでも通園制度に絡めてシステム導入の検討をしてほしい。
そして一時保育を使えない方にファミサポを、というスタンスなのであれば利用料軽減や情報発信に努めてほしい。
【議事録】