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0335.アセトとトアラ

 アセトアミノフェン錠…副作用の少ない解熱鎮痛薬
 トアラセット配合錠…….整形外科医いわく麻薬に近いという解熱鎮痛薬

俺に腰痛があり、A病院整形外科でアセトアミノフェン錠を処方してもらっている。しかし、10月29日より、夜ベッドで横になるだけで背中が痛くなるようになり、眠れなくなってしまった。10月31日就寝前に、同じA病院整形外科で母親が処方してもらっているトアラセット配合錠を飲んでみた。なぜなら、トアラセット配合錠のほうが効きが強いと聞いていたから。

すると本当によく効いて、横になっても痛くならず、それはかなり衝撃的だった。11月1日のA病院整形外科受診時に、アセトアミノフェン錠に替えてトアラセット配合錠を処方してもらった。いま、それから半月が経ち、その間、就寝時に背中痛が出ないので、トアラセット配合錠に替えて良かったな―と思っている。しかし、ただひとつ、副作用の便秘はその症状が出る。

トアラセット配合錠には3つの副作用があり、製薬会社の案内には下記のように記載されている。
【吐き気、嘔吐】
飲み始めのころにあらわれることがあります。3~7日程度で症状がやわらぎ、制吐剤の投与が必要でなくなることが多いです。なかなか症状が治おさまらない場合は、医師にご相談ください。
【眠気】
飲み始めのころにあらわれることがあります。3~5日程度で症状が無くなることが多いですが、眠気がとれない場合は医師にご相談ください。服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
【便秘】
便秘が認められる場合は、医師にご相談ください。便秘の対策として、下剤を一緒に服用していただくことがあります。

副作用の存在は薬局でもらった製薬会社の案内で初めて知った。「吐き気、嘔吐」「眠気」の2つは克服できた。しかし、トアラセット配合錠を飲み続ける以上、「便秘」からは逃げられなさそうである。だから、市販薬「大地の漢方便秘薬」を買い置きしてある。そして、2日間うんこが出なかったら「大地の漢方便秘薬」を服用するというルールを作った。

そして、ふと気づいた。以前は便秘などしたことのない母親が、いま週に 1回便秘薬を飲んでいるのは、もしかしたら、トアラセット配合錠の副作用のせいかもしれないと。振り返ると、母親がトアラセット配合錠を服用し始めた時期と便秘薬を購入して飲むようになった時期が近いような気がする。でもそれはいま確かめようもない。

母親は肩腱板損傷で鎮痛薬を欠かすことはできず、病院で処方されたトアラセット配合錠を服用している。じつは母親に、トアラセット配合錠の替りに俺のアセトアミノフェン錠を服用してもらっていたときがある。そのとき、アセトアミノフェン錠に替えたせいで肩の痛みが出たということはない。ということであれば、アセトアミノフェン錠で俺に便秘の副作用もなかったから、母親はアセトアミノフェン錠のほうが良いんじゃないかと思った。

そして、俺がアセトアミノフェン錠からトアラセット配合錠に替えたときのアセトアミノフェン錠 22錠11日分が余っているので、それで試してみることはできる。なので、母親に説明をして、今日からトアラセット配合錠に替えてアセトアミノフェン錠を服用してもらうことにした。

余っているアセトアミノフェン錠で試してみて、母親の肩が痛くなることもなく便秘にもならないならば、次のA病院整形外科受診で、医師にトアラセット配合錠に替えてアセトアミノフェン錠を処方してもらおう。そして、余った母親のトアラセット配合錠は俺が服用すれば無駄にはならない。母親のために買った市販の便秘薬も、トアラセット配合錠を飲み続けなければならない俺が飲めば、これも無駄にはならない。

柳 秀三



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