20210912 スケボーとサウナー
車のオイル交換を待っている。
読書も飽きたから何となく書くことにした。
突然だけど
「人生できるかできないかじゃない。やるかやらないかだ。」
なんてのは聞き飽きたフレーズで、心に響いたことなんて全然なかった。わたしはそんな使い古された言葉が響くような月並みな人間じゃないと思っていた。
ただ、めちゃくちゃ実感したのがちょうど1年前。そしてそれ以上に実感しているのが今。
1年前はスケボーにハマっていた。
ドロップインという技?がある。
角度がある斜面とかカーブの上に立って、スケボーの後ろだけ引っ掛けてあとは空中に浮いている状態から滑り出すという、言葉の説明だけでは全く伝わらない技なのだけど、これがもう最高にめちゃくちゃに怖い。
難易度は全然高くないんだけど、なんてったってもう最高にめちゃくちゃに怖い。
めちゃくちゃに怖いのだ。
躊躇すればするほど高確率でコケるし、そのコケかたも斜面の上から転がり落ちるわけだから平坦な場所でコケるのとはワケが違う。
これは精神のスポーツだと思った。どれだけ度胸があるか、ないか。度胸試しのスポーツだと思った。
ドロップインの直前わたしは「もうこれはできるかできないかじゃない、やるかやらないか」だと素直に思った。
そしてドロップインができるようになって、すっかりスケボーブームが過ぎ去った今も同じことを思っている。結局わたしは月並みの人間だったのだ。
人生って度胸試しみたいなところある。あともうひとつ覚悟ね。
「やるかやらないか」自分で「決めるか決めないか」それだけなのかもしれない。
わたしはまだまだ度胸がなくて、情けないなと思いつつ人生修行だーって思って日々生きている。
最近人生について語りまくっている自分に笑ってしまうけど、人生語れないよりいいかと開き直っている。
まだオイル交換は終わらないそうだ。
ついでにもう1つひとつ記録しておこ。
昨今のサウナブームに数年前からしっかりのっかっているわたしだけれど、この前は最高にととのってしまった。
最高に脱力してしまって自分の臓器の重さをひしひしと感じた。自分の内臓の重さって感じたことありますか?わたしは初めて。
「内臓って重〜い。健康な身体ありがてぇ〜。割となんでもできるこの身体ありがてぇ〜。万物に感謝〜。」
って、修行も結構いいところまできてそうじゃないか。
あ、オイル交換終わったみたい。