大学のレポートが書けないというあなたへ
どうも、なぎです。
わたしは文系の4年制大学に通っていました。
大学生、悩ましいのがレポートですね。
入学当初、「そんなに書けないよ、、、」と思っていた私ですが
結局大学の4年間で25〜30は提出したかと思います。
単位を落としたことは一度もありません。
文学系。社会問題。サブカルチャー。ジャンルは違えど
全てこなすことができました。
それは私なりのやり方、進め方を見つけたからです。
特別なスキルや知識は要りません。
簡単に紹介していきます。
【大前提1】
レポートは正解を書くものではない。
<解説>
人それぞれ意見や思うことは違います。
あまりにも常軌を逸脱したこと
(犯罪などを推奨したりするような内容)
でない限りはなにを書いても大丈夫です。
個人が書いたレポートに正解はありません。
【大前提2】
❌ 根拠 → 結論
○ 結論 → 根拠
<解説>
多くの人が誤解していますが
レポートの書き方に関して言えば
先に結論を決めてしまってからその根拠を探す方が楽です。
根拠がなければ結論を変更すればいいだけです。
⚠️ 注意点 ⚠️
正解はないが、話の筋は通さないといけない。
<解説>
何でも書いてOKですが、書く側の意見を一方的に押し付けてしまっては
単なる感想文でしかなく、レポートにはなりません。
自分が主張する意見、見解の根拠をしっかりと記述していく
必要があります。
<対策>
では、どうするか。
一言で言ってしまうと「こじつけ」です。
つまり、自分が主張することの根拠を見つけ出して
無理矢理にでも結びつけるという事です。
もし、見つからなかった場合は
自分の主張をサポートする材料を自分で作る。
これが私が実際に行っていたやり方です。
【具体例】
私が大学2年生の時に実際に書いたレポートより。
題材は、三島由紀夫著 『仮面の告白』
テーマは物語の主人公の「人間性」でした。
この作品の主人公は控えめに言っても
かなりの変わり者です。(死、処刑、拷問などに興味あり)
しかし、私個人的に
主人公は「普通の人間」だと結論づけた方がレポートが書きやすいと思い、
この結論に達するように材料を集めることにしました。
一部抜粋すると、
1️⃣ 私の主張 → 主人公は至って普通の人間である。
2️⃣ 根拠 → 作品中の主人公の心の葛藤、恋に翻弄される姿。
3️⃣ では、主人公の変な(気持ちの悪い)部分は?
→この部分が人間のもつ本当の「個性」(結論の補足)
というふうに無理矢理まとめました。
1️⃣に示した結論、その理由・根拠である2️⃣
これらがしっかりとリンクしており
納得させることができる(筋が通っている)のならOKです。
そこから導き出せる主張3️⃣に関しては
無理に根拠まで書く必要はありません(1️⃣、2️⃣ が 3️⃣の根拠だから)
という感じで進めます。
ちなみに、このレポートの成績はA~EのうちのB判定でした。
主人公を普通の人間とすることも
変わり者だとすることも読み手の自由です。
大切なのは 「なぜそういえるのか?」
という部分を明確に示す点にあります。
【まとめ】
・絶対に正解を書く必要はない
・自分が書きやすい内容にする
・その根拠を探す
・筋が通っていれば多少ズレた結論でもOK
もちろんこのやり方に異議を唱える方もいるでしょう。
あくまで一つの方法です。
なかなかレポートが進まないという方、
もしよかったらお試しください。