本当に信じられるのは誰だ！part1

これは続編になるので今後も続きます。興味のある方は是非お読み
いただけるようお願い致します。

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唐突だが、私は子供が好きだ。

何故か。

子供は嘘を言わないし、素直だから。

子供は白いキャンパスだから、聞いた言葉をそのまま受け入れる。

反して、２０歳過ぎの年頃で、顔色変えず目を動かさず、眉一つ動
かさず嘘を言う子は危ない。

何故か。

世の中の諍いの原因のおおよそ90%は、お金絡みの嘘利権に権力
の奪い合い、権謀術数、名誉欲や謀略で起きる。

この争いの発端や、揚げ足を取る瞬間にネタとされるのが「嘘」
や「そんなこと言ってない」。

これが拗れ争いとなる。

長くなるので端折るが、これらの発端はまずお金である。お金は皆
さんが思ってる以上に、人を変える。殺人の動機になる。

これは銀行を長く勤めた方や、貸金業を自分のお金で営んだ方なら
良く分かる。

私は安倍総理を撃ったバカに同情する輩はおかしいと以前書いた。

安倍総理のテロ事件で、破産した母親は統一教会と比較すればマシ
なだけで、決してこんな事が「馬鹿が人を殺す動機です」で通る筋
ではない。そしそれを庇護する者も然りである。

「テロリストは如何なる理由があってもだめだ。それを支援する事
も日本人の美学に反する、愚かで人を見下ろす情け無い事だぞ」。

被告人に同情し、お金を差入れする者について、親は子供に上記の
ように教えるべきだ。

この1、2年の間にYANAGIHARAジムに入会した選手は、付き合
いが短いので別として、過去25年間。

私が他のジムも含めボクシングを教え、引退し、未だ連絡のある選
手や選手志望だった子達は、概して素直で嘘を言わない。

しかし上記の様に、お金や名誉も利権も絡んでいないのに、嘘をつ
く子が多い。
だから私は子供が悪いのは親が悪い、と言う本を出した。

嘘には自分を防御し、いい子に見せ、自分だけが正しく思われる為
につく「嘘」がある。

嘘を吐いたり、約束をした事を平気で反故にし、且つ繰り返して、
テメエの主張だけ一人前に主張する子。こういう者は絶対に成功し
なし、したとしても邪道でしか到達しない。

結果として、悪名ほど世に広まる名はない、という事になりこれを
恥とか外道と言う。

古典だったか、中国の話だったかでこんな話がある。

昔は聾唖者と言い、耳が聞こえない人がいた。耳が聞こえないと言う事は、当然喋ることも出来ない。
悩んだこの人にある偉い人はこのようなことを言ったそうで、記憶の限りで書くので正確ではないが、大凡このような話と記憶する。
「なるほど、確かにお前さんは耳も聞こえず言葉も話せない。不憫で不便だ。しかし耳が聞こえぬと言う事は、世間の間違えたり汚い話が耳に入らぬ。そうすると、当然間違えた事は言わない。」。
つまり余計なことを言わず、聞こえないから悪い話も耳に入らない から、当然出来ないことや嘘をつく事はない。これはある意味得ではないか、と悟り励ましたと言う。

つまりそう言うことだ。

聾唖者に素晴らしい人物が出るのは、子供と同じで邪念がなく、よ
い徳性だけが育ち、キャンパスが白いから、自分を伸ばせるのでは
ないだろうか？

私は「これをやります」と一度口にしたら何があってもやり抜く。

仮に諸事情で出来くなれば「すみませんでした。やれません！」。
必ずそう言う。だから信用だけはついた。

しかし後続の若手に、いくらいい事を伝え、背中を見せ、これを言
っても途中で吐いた唾を飲む子が殆どだと言っていい。

時にバカじゃないか？と自分で思う時もある程、今まで経験した。

こういう嘘。一度男が唾を吐いた端から「やはりやりません」
「あの時の言葉は、よく考えたらこうだと思いました」。

こういう嘘をくりかえす奴は、自分を安全な場にまず逃し、自分の
権利を主張する。

この手の青年は、絶対にいい死に方はしないだろう。

ではなぜこの手のタイプが生きていけるか、と言うと、この手のタ
イプは邪道で天下を取れる。社長になれる。

当然お互い、理念が同じだからこう言う組織は続くものの、最後に
バチが当たる。

堂々と生きてれば、どんな相手のとこでもいける。この日本はいい
も悪いも警察がおり、生活保護がある社会主義のような国だから嘘
をつかねば、余程じゃないと大変なことにはならない。

何故こんな事を書くのかと言うと、これは日本の教育が緩い事。
良い師を持たない。必要ない勉強をさせ、ここが肝腎要な所が、
教え子と、自分の子供を同じように扱える教育者が少ない。

解決策があるかと聞かれれば、数千万円を教育にかけ、何十年と教
育してきたから、私にはこれを答える権利だけはあると思う。

結論から言うと「ない！」

日本は美しくない日本になると断言できる。

続く