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社会福祉士の罪悪感?。豊かさについて。

社会福祉士が陥りがちかも知れない「罪悪感」や「ブレーキ」について考えます(私はこのテーマで他の社会福祉士と語り合ったことはなく、そんな罪悪感が社会福祉士に本当にあるのかどうか分からないまま想像で考えるので「?」マークつきです)。


社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

社会福祉士の仕事は、

日々の生活の中で何かしらの困りごとが発生してどうしたら良いか分からない時にその方をソーシャルワークという方法でサポートすること

です。

その「困りごと」にはさまざまなものがあります。

そんなさまざまな「困りごと」の中で多くの時間を過ごしている社会福祉士は、

もしかしたら、

私だけが豊かになるなんて申し訳ない

…というふうに、自分の人生が満たされることに対して罪悪感を持ったり、

あるいは、

そこまで明確な感情ではなくても、

無意識のうちに、

自分が享受できる豊かさを低めに設定していたり、
ブレーキをかけたり、
ハードルを設けていたり

…するかも知れません。

だけどそれは、

例えば医師が、

自分だけ健康でいるのは申し訳ない

と思うのと同じくらい奇妙なことかも知れないなと思います。

医師は自身が病気ではないことに罪悪感を持ったりしないし、持つ必要はないし、むしろ最も元気な状態で治療にあたってほしいと患者としては願います。

もちろん、医師自身の闘病体験はその後の治療スタイルにプラスの影響を及ぼすでしょうけれど、それは結果論。

そのために病気になろうと思う医師はいないはず。

ベストな治療を施せるよう、健康に留意しているはずです。

・・・社会福祉士は、ひとさまのQOL(生活の質・人生の質)を考えます。

だけど、じゃあ社会福祉士自身はいったいどこまで自分のQOLを考えているでしょうか。

自分自身のQOLについて自分の心に正直に問うて考えたことがない者が、自分の豊かさを低く見積もっている者が、ひとさまの最大限のQOLについて考えることができるでしょうか。

「医師が健康であることは大前提」なのと同様に、

社会福祉士も自分自身が豊かで、QOLが高いことが大前提。ゆえに、自分の生活が満たされたものであること(を望むこと)に罪悪感は不要。

・・・と考えるんだけど、これは、社会福祉士がそのような罪悪感を持ちがちという仮定のもとでのこと。

社会福祉士がそんな罪悪感を持ちがちかどうかは分からないけど、

社会福祉士自身が、

自分の望みとか、
欲とか、
手に入れたいものとか、

そういうことに正直になることにブレーキをかける必要はないと思っています。

(このことは、独立型社会福祉士が依頼者自身から報酬をいただくことの是非や、ましてやいわゆる「貧困ビジネス」とは全く別の次元のお話です。念のため。)

こういう話を社会福祉士どうしで交わしたことが、
そういえばないなと思い、
まずは記事にしてみました。

いつかどこかで皆さんと、
社会福祉士と豊かさ」について
お話ができると良いなと
記事を書きながら思いました。



本日は以上です。


今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
2001年開業)
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