自分の得意なことに気づくのは難しい。独立型社会福祉士の私が考えるその理由。
私が自分の得意なことに気づいたのは40代でした。それも「もしかしてこれって」くらいの気づき。人生100年の折り返し地点を過ぎた今、改めて自分の得意なことって何だろうと考えているのですが、難しいな…難しいから気づくのも遅いんだな…なんでかな…と独立型社会福祉士である私が考えたその理由を書きます。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。
独立に関心のある挑戦好きな社会福祉士の皆さんに向けて発信しています。
さて。
先日、私の苦手なことについて投稿しました。
苦手なことはいくらでも言えるのに、
自分の得意なことってなかなか自分では自覚できないものですね。
(得意・強み・難なくできる・自信がある…などなど、以下、文脈によって使い分けますが、とにかく【自分の価値】と言える何か、のことです)
私は、どうやら何かを分かりやすく説明するのが得意みたいなんですけど、それに気が付いたのは40代です(遅い!)。
「分かりやすかったです~」と言われることが幾度もあり、
やっと「もしかして、これって私の得意なことなのか?」と思ったしだい。
なんで自分の得意なことを自覚するのって難しいのかなと考えました。
以下に列挙してみると・・・
①【得意なこと=プロ並み】と思ってしまうから。
②【謙遜が美徳】の文化があるから。
③自分の得意なことは当たり前に難なくできるので「できない」ことが想像できず、これくらいのことはみんな出来ると思ってしまうから。
④得意なことって学校教育の枠だけでは測れないから。
⑤「主要5科目」と「それ以外の科目」のように、【得意なこと】にあたかも序列があるような価値観があり、自分の得意なんてとるに足らないものと思ってしまうから。
⑥学校で「褒められる」こと(自信があったはずのこと)が、生きていく上では逆に苦しみの元になることがあり、価値観の再構築が求められ、自分の何が得意か分からなくなるから
(良い子・良い生徒であることで褒められた
→良い妻・良い嫁・良い母であろうとする鎧が苦しさの原因だった など)。
⑦【強み】とは持っている「スキル」だけではなく、「(時につらい)経験」も強みとなりうるが、それを【強み】の引き出しに入れるプロセスはスムーズではないから。
・・・とこんなところかなと思います。
ざっくりいうと、
①②③は文化、④⑤は教育、⑥⑦人生経験
という切り口でしょうか。
独立型社会福祉士として、
今、私自身の【得意】【強み】を
考えています。
⑥⑦が手ごわいなぁ、今もまだ整理がついてないなぁ…と思っています。
それぞれ別記事でまとめてみます。
次の記事は①~③です。
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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