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スマホと親子。だいぶ慣れたけど。
街なかで見かける親子とスマホの光景について書きます。
五十路のひとりごとです。
親子とスマホの光景を、いまや当たり前に目にします。
親がベビーカーを押しながらスマホを操作しているのも、
カフェなどで親がスマホ画面に集中してるのも、
電車の中で親がスマホばかり見てるのも、
もちろん、子どもが話しかけてるんだからせめて返事してあげて~とは思うし、
この子と一緒に車窓風景を楽しめるのは今この瞬間なのよ~と思うけど、
だけど、そういう光景はだいぶ慣れました。
なんだけど…
保育園に向かうベビーカーの中で子どもがスマホ画面に見入ってたり、
カフェで、子どもの前にスマホが(子のために)見やすく設置されて、親は親で別のスマホをさわりながら食事してるとか、
電車の中で子どもがスマホで動画を観ていたりすると(操作はしてなさそうだから、たぶん親がチョイスした動画かなと想像する)、
…だいぶ心がざわざわします。
いや、分かるんです。
どの場面においても【子どもに静かにしてもらう】ことが最優先課題であることは。ぐずられると困ることはそれはもう本当に分かる。
子連れで出かける時って、すっごい気を遣いますもんね。
いや、だけど。
本当にそれでいいのか?と思ってしまう。
この世に生まれて数年の小さな子が、いちどスマホ画面で繰り広げられることの刺激とおもしろさを知ってしまったら、それ以外の何をおいても満足できないんじゃないのかなと思ってしまう。
そして親のほうも、スマホ以外で子どもをごきげんにさせる力や文化がどんどん消滅してしまいそうな気がする。
かといって、この間、電車の中でみたママと小さな子のように、20分ほどの下車までの間、一度もスマホを出さずに手遊びなどで過ごしている光景は、とってもすがすがしくて応援したくなる気持ちになるんだけれど、その半面、もしもそのママが「子どもとともにいる時はスマホは見ない」「子どもにも見せない」と固く「こうあるべき」的な主義があって、そのことでしんどさを感じる瞬間があるのなら、もっと柔軟でいいんだよ、スマホも絶対ダメなわけじゃないよと言ってあげたい気もする。
スマホが目や脳に与える影響が明らかになるのは、長期的な研究が必要で、これからのこと。
とはいえ、五十路の私が幼い頃はちょうどテレビが普及し始めた時代で、「テレビに子守りをさせるなんて」とか「サイレントベビー」などと問題視されていたようですから、いつの時代も懸念事項はあるわけで。
まぁ、とにかく、難しいことはさておいて、子どもたちには、ほんのいっときでもスマホから目を離して、広い空や木漏れ日を感じてほしいなぁと、ただただそう願う昭和の私なのでした。
今日は五十路の遠吠えでした。
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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