ご自宅を訪問。苦痛だったこと。
ケアマネ時代を思い出しながら、利用者さん宅を訪問した際に私が苦痛だったことを書きます。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。
独立に関心のある挑戦好きな社会福祉士の皆さんに向けて発信しています。
さて。
昨日、ちはるさんが、下記記事を投稿されたのですが、これがなんと、まるで私(フリーの社会福祉士 柳田明子)の特集記事みたいなことになっていて、嬉しいやら、恐縮するやらで、ありがたいです。
ちなみに、
下記記事内でリンクを貼られている
【インサイトジャーニー】の私のコメントは雑な読み方しかしてないことが露呈してますし、
【バーチャルオフィス】のコメントはあくまでも「私の場合のメリット・デメリット」ですが、
もしも皆さんのご参考になるなら嬉しい限りです。
この記事でちはるさんは、居宅ケアマネジャーの仕事のいちばん苦痛なこととして、
「お世辞にもキレイとは言えない家に訪問すること」
を挙げておられます。
分かります!
私もケアマネ時代は、替えの靴下は必ずカバンの中に入れてましたし、いろいろ工夫はしていました。
だけど私は、そういうおうちを訪問することは、もちろん歓迎ではありませんけれど、何と言いましょうか、「そういう状況でしっかり仕事をしているアタシ」に陶酔するようなところがありまして、苦痛ではなかったです。
私が訪問先で苦痛だったのは、別にあります。
それは他の方々からすればどうってことはないのかも知れませんが、
私が苦手で苦痛だったのは、
テレビ
です。
たいがいのお宅では私が訪問するとテレビは消してくださるのですが、
そうではないことも少なからずありました。
利用者Aさん以外の家族の誰かがテレビを見ている、のではなくて、
誰も見ていないのに、
テレビがつけっぱなし
なんです。
しかもまぁまぁの確率で大音量。
さらには、たいていがワイドショーか再放送のサスペンスまたは時代劇。
深刻な話をしていてもワイドショー。
大事な話をしていても「タラーン♪」と絶体絶命、崖の上。
決断を求めたいのに「おぬし、なにやつ」とお奉行様。
ご本人は慣れてるのかも知れないけど、私、集中できなくて。
目にも耳にも賑やかすぎる。
つらい。
頭がガンガンする。
とはいえ「消してください」とは、訪問している身としては言えないし、
あの手この手で暗に訴えるんだけど、伝わらない。
例えば、一人暮らしのAさん宅を訪問して、お部屋に入るとテレビがついていたとして、
私:「あら。テレビをご覧になってました?お邪魔しちゃいました?どうしましょう、続き、気になりますか?」
Aさん:「いや、かまへん、かまへん。見てないから」
私:「あ、見てはないんですね〰(だったら消して〰)」
消してもらえず、そのままお話が始まり・・・
私:「え?なんておっしゃいました?すみません、ちょっとテレビの音でAさんのお声が聞こえにくくて…(と大げさに言ってみるものの)」
Aさん:「そうか?聞こえるで」
私:「(いや、そうじゃなくて!)いえ、あの、私のほうが…」
Aさん:「ほんなら、音量さげよか?」
私:(いや、だからお願い!テレビを消して〰)
誰かがこようが、何の話をしていようがテレビはつけっぱなしというのは、なかなか私の価値観では理解しがたいことでした。
でも、そんな、いろんな価値観の方に出会えるのも福祉の仕事の醍醐味のひとつですね。
フリーの社会福祉士の今はご自宅を訪問することは(私の場合は)めっきり減りましたが、ちはるさんの記事を読んで、ケアマネ時代を思い出しながら書きました。
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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