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車内アナウンス。「迷惑」よりも…。
5月9日にブログ(フリーの社会福祉士士 柳田明子のひとりごと http://a-yanagida.asablo.jp/blog/)で投稿した【車内アナウンス】についての記事に「めっちゃそう思う!」という声を多くいただきました。こちらでも皆さんに読んでいただきたいなと思い、ブログの記事を下記に再投稿します。
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先日の朝の通勤ラッシュの電車に乗っていた時のことです。
ダイヤが乱れていて、電車は動いたり、止まったりしています。
車内アナウンスによると「○○駅での急病人の保護のため」とのこと。
そして何度も「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と流れます。
「迷惑」か…。「迷惑」ねぇ…。
そりゃあ仕事に遅れたりするのは困るけど、でも急に体調が悪くなるのは仕方ないことで、その対応に時間がかかるのも当然で、そんなのはお互いさま。
なのに何度も「ご迷惑を…」って言われると、もしも自分が電車内や駅で具合が悪くなったらこんなふうに迷惑って言われちゃうんだな…絶対それは避けないとだな…などと、そんな妙な緊張感が車内に漂います。
そういう事情でダイヤが乱れた時の車内アナウンス、例えば、こんなふうなのはどうでしょう。
「○○駅で急病人の対応をしてダイヤが乱れましたが、皆さまのご協力で、おかげさまで急病人の方は無事に病院に搬送されました。ご理解とご協力をありがとうございました」
…とか。
「ご迷惑を」って連呼されるよりずっと平和だし、車内の空気感もおだやかになる気がするんだけどなぁ。
「急病人対応で」と聞いて「チッ、仕事に遅れちまう」って思う社会は不健全で不寛容だと思います。でもきっと、そう思ってしまう自分に罪悪感を感じる人も多いような気もするから、そんな感謝のアナウンスがあったらホッとするし、自分が急に具合が悪くなった時も安心してSOSを出せるだろうなぁと、電車の車内アナウンスで思ったことでした。
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ブログ記事は以上です。
そもそも「迷惑」って何なのでしょうね。「迷惑」と「お互いさま」の境界線が世の中の包容力を表すように思います。
今日はブログからの引用記事でした。
YouTube 親ケア.com公式チャンネル【介護講座】で柳田がゲスト出演して社会福祉士や相談について熱く語っております♪
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