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【日本一周小話】僕たち仲良し3兄弟 佐賀・滋賀・埼玉

どうも、やなぎです。
今日はかなりどうでもいいお話をします。
日本一周小話です。


佐賀さん滋賀さん、埼玉と友達になりましょう

日本一周していると様々な日本の表情を見ることができます。それは方言であったり、地形であったり、県民性であったり。
そして、私は気づいてしまいました。
佐賀と滋賀は埼玉にとても似ている。

以下、共通の特徴をまとめます。

・周りの県から少し馬鹿にされるけど、地元に愛着はある。
・中学生、高校生ぐらいのときは都会(東京、大阪、福岡)で買い物をするのがステータス。裏通りに詳しかったりするとおしゃれ番長。
・都会に何分で出られるかによって、県内でのヒエラルキーが構成される。
・どこか旅行に行くと「『東京』『大阪』『福岡』から来ました」なんて小さな嘘をつく。
・みんな地元好きだけど小学校から大学までの間、一度も都会に出ていない人間はなぜか県内でも異端児とみなされる。

そう、実はこの3県、
生き別れた兄弟だったんです。



翔んで埼玉の続編は「翔んで佐賀・滋賀」で決定!

私は埼玉生まれ埼玉育ち、生粋の埼玉人です。
「埼玉って何もないよね」と言い続けられたこの生涯。
いつしかそれは自虐という武器に変わり、ついには翔んで埼玉という感動スペクタクル大作まで生まれました。


日本一周中も出身を聞かれ「埼玉です」と答えると、結構多くの方が「映画のとこじゃん!」て言ってくれました。
埼玉人としてはいじっていただけるだけ幸せです。

そして、いろんな県で「翔んで〇〇」するとしたらどこになりますかねーなんて話をしていたら、ぶっちぎりで佐賀と滋賀でした。
続編が楽しみです。



なぜこんなにも似ているのか!?

この3県がなぜ酷似しているのか。
少し真面目に考えてみました。

まず、3県とも盆地です。(滋賀は盆地とは少し違うかもしれませんが)
盆地だと都市開発がしやすいため居住に向いています。実は都会と言われる場所は、居住に向いていないために商業施設が建設されて栄えたという歴史があるのです!

例えば渋谷。文字通り、谷があった場所でしかも渋いという称号まで与えられています。渋谷の地形がわかる人は思い返してほしいのですが、どこに行くにも若干の傾斜があるはずなんです。
横浜中華街はは港町として貿易が盛んで、いつでもうるさく明るい場所。人が住むには適していないため、繁華街が形成されました。

このように、栄えている場所から少し離れている。
かつ、盆地で建設作業や通勤に適している土地という特徴
があったからこそ、このような3県ができたのです。
和歌山や大分などは大都市に隣接していますが、我ら三兄弟ほど大きなベッドタウンではないのはそういう理由です。



胸を張っていこうぜ! 大都市は俺らがいないと成り立たない!!

私は聞きました。
滋賀の人は近畿で「ゲジゲジ」と言われています。
「滋賀」という字がナンバープレートだとグニョグニョに見えるのが理由とのこと。

佐賀はM1グランプリのさや香がネタにしていましたね。
「佐賀は出られるけど入れない」
「普通に生きていれば、佐賀に足を踏み入れることはない」などなど。

そして埼玉。
「ださいたま」「くさいたま」など散々な言われ方です。
なんなら、埼玉が東京に接していることさえ知らない人もいました。

でも、私は知っています。
我々3県は、愚痴を言われてあげることで大都会のやさぐれた心を癒し、わざわざ勤務しに行ってあげているのです。
我々なしでは、大都会は機能しません。

佐賀、滋賀、埼玉こそが日本の縁の下の力持ちなのです。

めっちゃ、どうでもいいですけど、
埼玉県じゃなくて須賀県とかにしてくれれば、
「さが」「しが」「すが」で並べましたね。
誰か県名の変え方知りませんか?


さて、なんのためにもならない話でした。
日本旅はこんなことにも気づかせてくれます。
もう旅自体は終えてしまっているのですが、振り返るたび楽しい記憶がたくさん溢れてきます。
また、適当にゆるくお話させてください。
では、ありがとうございました。

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