さいはての彼女(著者:原田マハ)
著作者:原田マハ 発行所:株式会社KADOKAWA 平成25年1月25日初版発行
主人公は鈴木涼香(すずか)三十五歳。六本木ヒルズのタワーに本社を構える社員百人の会社の社長。涼香が中学三年のとき、父親は若い愛人と出奔する。涼香はグレた。しかし、高一のとき付き合ってた子が、無免許運転でバイクで死ぬ。それで目が覚めた。勉強して、大学行って、会社も創って、いまの涼香になった。で、すっかりいい気になり、周りが見えなくなった。彼氏にはフラれ、頼りにしていたスタッフにも辞められる。