#言葉の行方 第9回お題「憎い人」 感想
さて、今回は先日Twitterの言葉の行方(@KotobNoYukue)アカウントで開催いたしました、第9回お題企画について書かせていただきます。
では、超厳選2作品の発表です。
とてもストレートで、胸が苦しくなる作品でした。作品に年齢は書かれていないですが、私は学生にありそうなやりとりだなと思いました。どんな理由でそんな返事をしたのかわからないからこそ色々な想像が浮かび上がります。主人公の、憎いけれど好きな気持ちは消えない苦しさも伝わってくるようでした。
愛情がある親子関係が当たり前とは言えない世の中ですが、この親子は、わかり辛くても確かに愛がそこにあるんじゃないか、けれどお互いにそれを表現するのが下手なのではないか、とか。もしくは、心の底から憎むことができたら楽なのかな、とか。色々なことを考えさせられて読み応えのある作品でした。
#言葉の行方 は140字小説専用のお題タグです。隔週月曜日にお題を発表しています。
お題に沿った作品は全てRT&いいねさせて頂きます。募集期間終了後、厳選10作品をモーメントにまとめて発表すると共に、一部の作品には感想を書いてご紹介させて頂いております。
現在は第10回お題「胡蝶の夢」を開催中です。
皆様もよろしければ是非、覗いてみてください!
いいなと思ったら応援しよう!
皆様のサポートが私のモチベーションに繋がります。
よろしければ、お願いいたします。