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朝倉氏の山城 一乗谷城

 福井県にある「一乗谷城」へ行ってきました。こちらは国指定特別史跡、国指定特別名勝、重要文化財に指定されています。

一乗谷城とは

 一乗谷城は朝倉氏の館だけではなく、城下町と周囲の4つの山城を含む縄張りをさし、朝倉孝景あさくらたかかげが越前の守護斯波しゅごしば氏を破り、一乗谷に居館を移したことに始まります。
 朝倉氏は一乗谷の南北に2つの城戸きど(城門)を設けて城下町を守り、館の背後の山にはおびただしい数の畝状空堀うねじょうからぼり群で守られた山城(一乗谷城)を築きました。
 織田信長によって灰燼かいじんに帰しましたが、現在は復原整備されています。

アクセス

 駐車場がいくつかあるので、車がオススメです。関連施設である資料館が離れた場所にあるため、やはり車が便利だと思います。

館跡

 駐車場に停め、さっそく朝倉館を散策したいと思います。館は堀に囲まれています。

 立派な堀でした。こちらは橋を渡って朝倉館まで行きます。

 こちらは唐門です。朝倉館の西正門跡に建っています。

唐門

 こちらは義景の菩提寺の門で、豊臣秀吉が寄進したと伝わっています。朝倉氏の時代からあった門ではありません。
 門から入ると平面表示された館跡があります。

平面復原地区

 山城なので、上に登ると全体がよく見渡せます。

平面復原地区

 こちらは戦国時代の貴重な遺構で、朝倉義景の館跡です。約80m四方の居館は三方を土塁と堀で囲まれ、主殿のほか16棟の建物跡が確認されています。
 さらに上まで登ると、一乗谷城跡があります。

山城

 一乗谷城の三の丸は標高約473mの位置にあります。階段なども多いため、頂上まで登る予定の方は、山登りやハイキング装備がオススメです。

 一乗谷城の近くには、資料館や復原町並もあります。
 一乗谷朝倉氏遺跡博物館の記事はこちら↓

 また、城下町を復原した一乗谷の復原町並の記事はこちら↓

 どちらも見応えがあって楽しかったので、城に訪れた方は是非そちらも訪れてみてください!

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