空也のもなか
銀座にある「空也」。こちらのお店は明治17年に開業し、創業135年とかなりの老舗です。
また、こちらで販売している最中はとても有名で、夏目漱石の「吾輩は猫である」の一節にも、
「……空也餅がくっ付いて居ましてね」と迷亭は……「……今だに空也餅引掛所になってるなあ奇観だぜ」
などと登場し、漱石をはじめ林芙美子等、昭和の文豪などが贔屓にしていた最中でもあります。
そんなに有名ならば一度は食べてみたい!!と思いましたが、人気かつ企業の方も大量買いする(50箱など)ため、予約をしないと買えません。当日、在庫があれば販売もしているそうですが、かなり確率は低いので予約をするのがオススメです。
因みに、電話予約のみですが、電話もなかなか繋がらないことがあるので気をつけてください。電話をしても、「その日はすでに予約で埋まっています」という場合もあるので、予定が決まったらすぐに予約するのが良いです。
というわけで、1ヶ月前に電話で予約し、当日お店へ。
お店の中は狭いので、予約をした方は外に並んでいました。とりあえず無事に最中を買えました!因みに、支払い方法は現金のみ(カードなどは使えません)です。
今回は16個入りを購入。16個入りの値段は1650円です。中はビニールなどはなく、白い箱に最中が敷き詰められています。
表面は空也の文字入りです。
こちらの最中は皮を焦がしています。この焦がし最中がまた美味しい。人気なだけあって、何個でも食べれる美味しさです!
また、こちらの最中は通販も行っていません。楽天やAmazonなどでたまに見かけますが、全て転売なので品質が保証されていません。そのため、絶対に買わない方が良いです。
お店でしか販売されていない、かつ予約が必須のためなかなか買えませんが、是非食べてみて欲しいです!